ファンデルヴァーの失われた鉱山‐アスコアのゲルトルート‐第01話

takataka @takataka360

昨夜はファンデルヴァーの失われた鉱山の第1回目の冒険でしたよ！ こちらのPCはウッドエルフの賞金稼ぎのバーバリアンで、名前はアスコアのゲルトルート（トゥルーデ）。戦闘時のスタイルは手斧の二刀流です。 #dnd #dndj #dnd5e pic.twitter.com/Um2oGU6QdA

拡大

拡大

拡大

拡大

takataka @takataka360

ネヴァーウィンターの酒場から冒険は始まります。 グンドレンと言う知己のドワーフがファンダリンへ荷物を運んでほしいと言うのです。 謝礼は少額でしたが、何もしないよりは良かろうと言うことで引き受けるトゥルーデと冒険者たち。

takataka @takataka360

運ぶ荷物を準備する間、グンドレンは一足先にシルダーというヒューマンの護衛を連れてファンダリンへ出発します。

takataka @takataka360

およそ1日遅れで荷物と共に出発するトゥルーデたち。しばらく進み、ファンダリンまであと1日というところで、道に矢傷を受けて死んでいる馬2頭を発見します。

takataka @takataka360

「人型生物の仕業ね。乗り手が居ないから、何処かに運ばれたようね。」トゥルーデはそのように状況を分析します。

takataka @takataka360

「それに、両脇の木立に生き物がいるわ。この匂いはゴブリン？」 果たして、木立から現れたのは4頭のゴブリンたちでした。弓と曲刀で武装しています。

takataka @takataka360

「近くの街で賞金でも掛かっていれば良いけれど」そう愚痴りながら、トゥルーデと仲間たちはゴブリン達を駆逐します。

takataka @takataka360

一頭を虜囚とした冒険者たちは、そのゴブリンから事情を聞きます。

takataka @takataka360

グンドレンと護衛のシルダーはゴブリンに捕らえられ、それぞれ別の場所に運ばれたようです。

takataka @takataka360

レンジャーのカイロンや、ソーサラーのウローナは、彼らの救出を望みますが、トゥルーデにはその理屈が良く理解できません。

takataka @takataka360

「クライアントはともかく、護衛に失敗した者を救い出すのに何の価値が？」トゥルーデは問いかけます。

takataka @takataka360

仲間たちはそれぞれ考えますが、ウローナが口を開きます。

takataka @takataka360

「困っている人を助けたら、困っている時に助けてもらえるかもしれませんよ。」

takataka @takataka360

トゥルーデは不思議そうにウローナの黒い瞳を覗き込みます。そのような考えは、ただの希望であり、何の確証も無いものです。

takataka @takataka360

トゥルーデは耳を澄ませます。エルフである彼女の聴覚はヒューマンとは比べ物になりません。

takataka @takataka360

やはり、ウローナの心音は聞こえることはなく、彼女の呪われた運命を示しています。

takataka @takataka360

左様な運命にありながら、彼女はその言葉を吐くのです。

takataka @takataka360

トゥルーデは、彼女の言葉に従ってみることにしました。ヒューマンに憐憫を感じたわけではありません。 単純に、ウローナの生き様に興味を覚えたのです。

takataka @takataka360

「ウローナ、先程の君の台詞、とても刺激的だった。囚われのものたちを助けよう」 トゥルーデは言葉を続けます。

takataka @takataka360

「これは礼ではない。礼ではないが、どうかそのような君でいてほしい」 ウローナの黒い瞳を覗き込みます。

takataka @takataka360

ウローナは答えます。 「はい。どうかあなたもそのままで」

takataka @takataka360

画して、トゥルーデとその仲間たちは、ヒューマンの護衛、シルダーの救出に向かいます。ゴブリンの尋問により、ドワーフのグンドレンには利用価値があり、すぐには殺されまいという予想が立ったからです。

takataka @takataka360

そして、ゴブリンの住処に押し入った後は、現れるゴブリンとその飼い犬のオオカミをことごとく駆逐し、ヒューマンの護衛シルダーの救出に成功します。 と言ったところで、時間となり、物語は次回へ続きます。