横浜市域の衆議院総選挙予測。神奈川1~3・5~7区。2023年統一地方選挙のデータを使用。

敬称略 参考まとめ 「横浜市・川崎市域・藤沢市域の衆議院総選挙予測。神奈川8~10・18・19・12区。2023年統一地方選挙のデータを使用。」 https://togetter.com/li/2344476 続きを読む
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 期日前率が高いので、選挙期間後半、情勢がある程度分かったときに、与野党とも重点区指定するかしないか決め、応援弁士を派遣するかしないかを決めるのでしょう。
 古川氏は比例復活以上は可能、青柳氏も同じです。

神奈川7区(横浜市港北区)

2024年 鈴木馨祐(自民・麻生)、中谷一馬(立民)、宗像富次郎(維新)

2023年 投票率43.43% 期日前率18.6%
 与党系(県議)56948 野党系(県議)44415 維新(県議)20138
 野党系惜敗率 77.99% 野党系惜敗率 35.36%
 与党系回復率 68.36% 立民回復率 54.34% 維新回復率 95.13%

2021年 投票率57.23% 期日前率21.5%
 鈴木馨祐(自民)83308 中谷一馬(立民)81731   
 維新(比例)21170

週刊現代2024.4.27-5.4
(角谷浩一氏・青山和弘氏・本誌予想得票数の順)
鈴木馨祐氏 やや劣勢 やや劣勢 115983
中谷一馬氏 やや優勢 やや優勢 137411
宗像富次郎氏 やや劣勢 劣勢

 中谷一馬氏は信念が固すぎるのかもしれません。前回総選挙から今現在までで麾下地方議員のうち市議2人を離党させてしまいました。そのうち大山正治氏は統一地方選挙では立民に残っていましたが、状況次第では維新への移籍があり得ます。
 中谷氏は統一地方選挙の県議選で立民候補が共産候補に負けるという「失点」を侵しました。今現在共産は独自候補を出していないのですが、共産は中谷氏に対して強く出ることができます。それを中谷氏が我慢することができるか。あるいは共産が独自候補擁立に傾くかもしれません。
 前回総選挙は一騎打ちでしたが、今回は維新が来ます。維新は芳賀洋治氏が統一地方選挙で大活躍したのですが、支部長は宗像富次郎氏になりました。今現在は比例復活も難しい状態ですが、もし大山正治氏が維新に来て立民・維新票をまとめてくれると比例復活が見えてきます。

 今現在なら、鈴木馨祐氏は応援弁士なしで小選挙区当選してほしい所です。港北区は期日前率が極端に低い。つまり、応援弁士は選挙戦最終日に集中的に投入しなければならず、選挙プランの難しい選挙区です。だから仮に「風」が吹かれても、与党系はここを「重点区」にはしにくいです。
 鈴木氏は議員にはなれますが、小選挙区当選がノルマです。中谷氏は「風」が吹いても小選挙区当選は難しく、むしろ落選の可能性が高いです。