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2011年12月31日

社会派なSF(仮)の評価について

wishgmさんからのアドバイスによりタイトル変更しました。
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Ig @madeyesonly

あぁそうか「ヨハネスブルグの天使たち」はSOWに欠けるんだ。気付いたら意識なかった的なモノがない。

2011-12-28 14:21:06
くれい @clementia1960

「ヨハネスブルグの天使たち」にSOWが無いというのは同感。"世界の秘密"を野蛮に暴きたてるのがSFだと思ってるんだけど、そうするとこの短編はSFガジェットの出てくる普通の小説なんだよ。

2011-12-28 14:49:34
@wishgm

『都市と都市』や「ヨハネスブルグの天使たち」から思い出すのは「Bomb It!」というグラフィティを扱ったドキュメンタリ。印象に残ったのは2つ: 一つは東京での「街には隙間がある」という言葉、もう一つはパリで下水道坑内に絵を描いている男。 http://t.co/5TR9BMzH

2011-12-29 21:59:49
@wishgm

http://t.co/tsJpQCW6 「前作よりもグローバルな視野を拡大させ、知られざるグラフィティカルチャーに触れるべくヨルダン川西岸の難民キャンプやテルアビブなどJON単身で赴き、去年完成させた「BOMB IT 2」」あっこれ見たい。

2011-12-29 22:05:04
@wishgm

「◯◯はSFガジェットを使っただけの普通の小説」というのはまあ、用心してかかるべき物言いでしょうか。

2011-12-30 15:22:13
@wishgm

「ヨハネスブルグの天使たち」についていえば、あの作品でもっともSFとして魅力的なのはマディバ・タワーの扱い方だと思うのだけど、これはそのうちブログにでも書こう。

2011-12-30 15:27:03
くれい @clementia1960

SFマガジンとかNOVAとか読んでて、最近、自分が本当にSFが好きなのかどうかが分からなくなってきた。

2011-12-30 18:37:18
T. Hashimoto @biotit

『都市と都市』の魅力は二国家が併存するという奇抜な設定と、結末のヒロイックな格好よさの哀愁に尽きると思う。

2011-12-31 02:38:24
T. Hashimoto @biotit

ちょっと気になるのはソーシャルなSFとエンタメ(ミリタリ、スペオペ)なSFの断絶。というかバチガルピ、ドクトロウ(たまにミエヴィル)が書く「それは現実の延長線上、もしくは現実そのもの」なSFの需要。このへんは弾がないわけでもなさそうだけど、後者傾向の短篇の邦訳は少ないような。

2011-12-31 02:47:22
a nanny mouse @anannymouse

@biotit その二分法は強引じゃない? どっちにも属さないものがたくさんあるんでは。てか、レベルが違って対立概念に成り得てないのか。

2011-12-31 02:53:50
a nanny mouse @anannymouse

@biotit あ、ミステリにおけるパズル・ストーリーと社会派の対立が念頭にあるのかな。で、後者ってどっち?

2011-12-31 03:00:29
@wishgm

@anannymouse @biotit ソーシャルな部分(都市や社会を描く部分)については最近、国内ではどうもSFの文脈で評価されにくいような気がしてます。自意識とかの個人に属する要素なら、イーガンはじめ評価されてるんですが。というような話を今日の飲み会でしてたり。

2011-12-31 03:02:23
a nanny mouse @anannymouse

@biotit テーマ主導かアイデア主導かといえば近いんだろうか。

2011-12-31 03:03:08
a nanny mouse @anannymouse

@wishgm @biotit ほら、3つ目の概念が出てきた。

2011-12-31 03:04:58
T. Hashimoto @biotit

@anannymouse まあ強引なのは承知の上ですが、実際どれくらい読者層がかぶっているのかという疑問はあります。どちらが、日本の読者の主たる層が求めるところかという謎も。

2011-12-31 03:06:01
a nanny mouse @anannymouse

@biotit 日本の読者の主たる層っていうのが数なのか影響度なのかってのもわからないぞ。

2011-12-31 03:11:04
T. Hashimoto @biotit

@anannymouse そうそう、本格と社会派みたいな意識で書きました。最初の発言の「後者」は社会派SFを指してます。主たる層と見なすのはセールスでの貢献かな。少数精鋭では市場は救えないでしょうし。

2011-12-31 03:16:24
a nanny mouse @anannymouse

@wishgm @biotit 小説っていうのは乱暴に言えばエンタメじゃないですか。どこの部分で満足感を与えるかというのが違うだけで。とすれば、あ、面白かったで終わる人数と、もっと深く影響を受けた人数では単純比較できないのでは? 売上比に還元して済むもんでもないでしょう。

2011-12-31 03:19:02
a nanny mouse @anannymouse

@biotit ミステリではどうなんだろう? 国内は本格中心、翻訳ものは社会派中心?

2011-12-31 03:22:22
a nanny mouse @anannymouse

@biotit セールスでの貢献となると、いつも思ってるんだけど、作品それ自体とか供給側のできることは少ないのでは。人々の興味・意識が別のほう向いちゃってるんで、社会全体の問題でしょう。無責任だけど。

2011-12-31 03:26:55
@wishgm

@biotit @anannymouse 「ソーシャル」と「エンタメ」の対比というより「ソーシャル」と「ソーシャル以外」の対比かなあ。とにかくソーシャル部分の描き込みをSFとして捉えてもらいにくい感じ。

2011-12-31 03:31:52
a nanny mouse @anannymouse

@biotit 今年はでも、意識の転換期になるのかも。否が応でも。

2011-12-31 03:32:45
T. Hashimoto @biotit

@anannymouse それ言うとキリがないですが、博打的・実験的な出版はもはやできない時代だと思います。理想的なのは作家、訳者、叢書単位でセット売りできるだけの動きを起こすことですかね。一冊や一人単位で状況に革命を起こすのは狙ってできるものではありませんし。

2011-12-31 03:38:00
a nanny mouse @anannymouse

@wishgm @biotit ハイファンタジイにおける背景世界の構築とか、ゲームの世界観とか、世界系とか、個人と世界の対立が流行ってるのはどう位置づけるのかな? 現実世界じゃなく、個人で操作できるシステムに矮小化してるってことで別物?

2011-12-31 03:41:03
T. Hashimoto @biotit

@wishgm そうですね。それこそ「SoWがない」で片付けられかねないのがなんとも〈ソーシャルSF(仮) 個人の嗜好とジャンルのカテゴライズは分けてほしいっす←日中RTしてらしたことへの今更な反応にもなりますが。

2011-12-31 03:44:38
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コメント

きつねのめい @miya_fox_may 2011年12月31日
30日昼間のwishgmさんとclementia1960さんのツイートを追加しました。
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くれい @clementia1960 2011年12月31日
「テクノロジーによる社会変革」はサイバーパンクの醍醐味だと思うので、そうだと悲しいのですが、自分のまわりのサイバーパンカー(GG氏とか)は「テクノロジーによる社会変革」を積極的にサイバーパンクの定義にしているぐらいなので評価されている気もします。伊藤計劃がそれ関係のことを言っていた(多分)おかげで、ちょっと前よりは新規読者にもわりとSFの快楽として認識されやすいような。
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くれい @clementia1960 2011年12月31日
ところで社会派SFの大物というとやっぱ『ディファレンス・エンジン』なのかなあ。僕はSF読み歴が2年も無いくらいなので、大して読めてないからあまり貢献できないのですが、ここに社会派SFだと思うものを好き勝手書いてリストアップしていったら面白いし、業界的にも宣伝になってよいのでは。
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くれい @clementia1960 2011年12月31日
どなたかもおっしゃってますが、現実社会に対する視線とは別に、SFアイデアを個人からコミュニティのレベルへ、ソーシャルのレベルへと発展させていったような、疑似社会実験のような小説は社会学SFと呼ぶのでしょうか。でもサイバーパンクに触れた時点で社会派SFはこれを包含してしまってる気がする。
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くれい @clementia1960 2011年12月31日
一般論としてはそうなりますね。文系的には、「社会を書く」というものをアプローチの点から分類してみたいですが。社会構造やその変化を個人の意思決定の集積として捉える「方法論的社会主義」SFとかは、イーガンのアイデンティティものの発展系として、かなり期待してたりします。
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愛清帝国の人@ハイチ帝国サン=マルク公 @ICQ_aisinn 2011年12月31日
まとめを読んで。ずっと以前からSFは今と異なる異質な社会を書いてきたのではないかなぁ。と。その作中社会を構成しているのが人か人でないかはたしかに意味があるのかもしれないけれど。
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猫屋レオ丸 @Leonidas0727 2011年12月31日
近代のSFの起源は驚異の旅となんらかのイデオロギーを表現した理想の国を描くユートピア小説にありますが、すると、SFの起源はまさにオルタナティヴな社会を語る文学にあるといえます。しかし、本格的に科学小説、未来小説が成立し、それらはブルジョア道徳におもねるようになります。
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猫屋レオ丸 @Leonidas0727 2011年12月31日
しかし、ジュール・ヴェルヌの作品には仄かにアナキズムへの志向がうかがえ、またH.G.ウェルズは社会主義者でしたし、本格的SFジャンルの成立時にすでに現存の社会への批判精神が内在。近代のSFの始祖ともみなされるメアリー・シェリーの父はアナキスト思想家ウィリアム・ゴドウィン、母はフェミニストのウルストンクラフトであった、とも付け加えましょう。
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猫屋レオ丸 @Leonidas0727 2011年12月31日
日本においてSFは、家庭の異性愛的家父長制、経済にあっては貨幣を媒介とした資本主義体制、国家においては民族と国家が一致した国民国家体制、そうした近代的体制に疑問を持たない異性愛男性の慰み物に概ねなっていたという点で不満ですね。
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猫屋レオ丸 @Leonidas0727 2011年12月31日
六十年代、マイケル・ムアコック率いる「ニューワ―ルズ」を中心に大西洋を越えて巻き起こったニューウェーブSFは、ヒッピームーヴメントや、フェミニズム、ゲイムーヴメント、などと結びついていました。日本にはその精神が入らず、表層を輸入するに留まったため、SFと社会運動はいまだ分離され、双方によくない結果となってしまったと思います。
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猫屋レオ丸 @Leonidas0727 2011年12月31日
SFとその背景や社会思想の分離。これは社会運動のみならず、日本におけるIT産業やITカルチャーの貧困にも少なからず影響を与えています。ギークカルチャーこそ実はヒッピーカルチャーの継承者だったわけですが、それがスル―されてしまった。スターリングなんかはITと六十年代的なるものの関係を長年追及していますよね。
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くれい @clementia1960 2011年12月31日
今更ながら「方法論的社会主義」は「方法論的個人主義」の間違いだ。はずかしい。
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愛・蔵太(素人) @kuratan 2012年1月1日
「殺人課の刑事」そんなものはミステリの中にしか(多分)いません。それはともかく、このまとめ興味深いです。
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きつねのめい @miya_fox_may 2012年1月3日
anannymouseさんの発言を追加しました
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きつねのめい @miya_fox_may 2012年1月3日
12月28日の@clementia1960さん、@madeyesonlyさんのツイートを追加しました。
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