感動してる所悪いけど、この解釈は間違い。 このプレスは曲げて4つの脚の間隔を広げるためのプレスで、脚の強度を上げてるわけじゃない。 凹ませたら断面二次モーメントは小さくなるので強度は下がる。 ねじれにも圧縮にも弱くなる。 だから授業で習わないんですよ。 x.com/comocc/status/…
2024-04-17 21:56:51コーナンの作業台買ったんです。薄い鉄板で出来ててコストカットの鬼みたいな雰囲気。なんだけど、この脚のプレスの入れ方をみて驚いた。これどんな神が設計したんですか?この加工だけで強度と安定性爆上がりですよ。大学は機械系だったけど、こんなの授業じゃ習わなかったなあ。惚れ惚れする。 pic.twitter.com/vMDuBeXdJ6
2024-04-17 10:32:24コーナンも「強度を上げる」なんて書いてなくて、たんに「曲げ加工」と言ってるだけ。 少しでも足の間隔を広げて安定性を上げてるだけで、 脚の強度は下がってる。 pic.twitter.com/VZzpdDSyWZ
2024-04-17 21:59:18ちょっと計算して見りゃわかるんだけども。 例えば、その辺のDIY店に売ってる2cm角のスチール角パイプ、80cmくらいの長さだと座屈するのに300kgくらい必要になる。4本で1200kg。接合部とかで多少弱くなるけど、製品仕様の100kgからみると圧倒的に大きい。 つまり、普通に使って脚が曲がることはない。
2024-04-17 22:24:47歪みやタワミも計算してみりゃわかるが、ごく小さい。 つまり、そもそも脚の強度を上げる加工をする必要がない。 それより問題は80も高さがあるのに幅が53しかなくて、質量分布が上に偏ってることだろう。 作業台なのに安定性が悪い。
2024-04-17 22:33:09なら、脚の強度を多少犠牲にしても足を開いて安定性を上げた方がよい。 おそらくはそういった思想で脚を広げるために、曲げ加工をしてる。
2024-04-17 22:38:44角パイプとH鋼とではHの方が30%~70%の強度なので、この歪んたパイプはおそらく1~2割程度強度が下がってる。それでももともとの強度が十分に高いので、強度的には何も問題ない。 脚の幅が左右で2cmくらい拡がって作業が安定する効果の方が良いと判断したんだろう。
2024-04-17 22:38:45@rei_software @ocioran FF外から失礼します。ぱっと見でも圧縮弱くなってるし、書かれてた通り断面二次モーメントがーと材力やってれば普通は…と思うんですけどね。
2024-04-17 23:41:36@K10Spicy @ocioran twitter、「実はすごい技術」みたいなやつに弱い。 感動に対する脆弱性がある。
2024-04-18 00:10:20@rei_software 失礼します ここでの「H鋼」はH型鋼でよろしいでしょうか? JIS規格だとH鋼は焼入れ性が保証された鋼材の事になります(材質は各種色々有り)
2024-04-18 06:44:47断面2次モーメントは剛性指標 強度の指標は断面係数 うちの部署に来たら死にます x.com/rei_software/s…
2024-04-18 07:30:52材力苦手マンだけど少なくとも座屈は断面二次モーメント関係なんいんじゃ・・・? 確かに曲げは弱くなってそうだけど 脚広げてるってことで剪断力が出てきそうだし真っ直ぐに力かかってないから俺なら速攻で手計算諦めてFEMくんに任せるぜ x.com/rei_software/s…
2024-04-18 07:38:13もう一点この設計の素晴らしさを語らせてください。前で書いた安定性とは何かというと、この加工によって4本の脚が横から見て末広がりの状態になるんです。だから転倒しにくくなるし、脚同士を留めている部材には常に引っ張り力が働くようになります。鉄の強度は圧縮より引張の方が高いです。やはり神
2024-04-17 20:01:21捕捉。部材単体で見たときの曲げ剛性はこの加工をしたことで寧ろ下がっているはずです。素晴らしいと思ったのは、脚が折りたたみ可能な激安作業台という仕様なのに、テーブル面の剛性がこの一発の加工により大幅に高まっている点です。低価格と十分な強度を両立した設計に惚れました。
2024-04-18 08:23:01