武田邦彦「生物多様性のウソ」読んでる。何でこの人が売れてるのか何となくわかってきた。反環境本もよんだけど、ゴシップマスコミなのよねこの人。「言っちゃいけなさそう」なことをポンポン言うから新鮮な意見に見える。んでもって、わかりやすいように感覚的に物事を捉えて書いてる。
2012-01-04 23:14:54話題提供から簡単に分かりやすく言い替え、の段階で有名じゃないよくわからん研究結果が入ってきたり、定義のすり替え論理の飛躍があったりするもんだから正しいように見えちゃうんだろうな。
2012-01-04 23:18:19あと、読者のほとんどは生活と生物多様性に何の関係も持たない人なのだろう。日常生活には生物多様性とか必要なくね?っていう世間的には言っちゃいけなそうだけど実感してることをビシッと言ってくれるから痛快なんだよねきっと。その点が、生物多様性の必要性を理解してる層には相容れないんだきっと
2012-01-04 23:21:13あとは、武田邦彦は演じてこういうこといってるんじゃないの?池田清彦もそうじゃないかと思ってる。さすがに工学博士とって教授やってる人がこんな理論持ってるわけないよ。(と願いたいが…)
2012-01-04 23:24:36自分の専門分野とは違うところだからああいう無責任な発言ができて、マスコミと読者が喜ぶやり方をよく知っているからこういう本を書いちゃう。もしくは、盲目的に生物多様性最優先!てなりかねない社会に対するアンチテーゼ、必要悪な憎まれ役を自ら買って出ているか。どっちか、もしくは両方だと思う
2012-01-04 23:26:51@shioriH 生物多様性の意義の解説モトム。何の本かは知らぬが、生物多様性が「その読者」にとっても必要性があるものなのか、それとも「なんらかの属性を持つ層」の範囲に限定のものなのか
2012-01-04 23:29:55@itosome 簡潔に書くと、生物多様性すなわち自然の恩恵と考えてくれていいと思う。植物が酸素を提供しているのも、大気を水が循環しているのも、気候がある程度安定しているのも、色々な農作物が育つのも海産物食えるのも、生物多様性が適度に保たれていて生態系が安定しているからである、と
2012-01-04 23:38:22@itosome 微妙に違うんだけど、日本から狼が絶滅したから鹿が増える。増えすぎて本来食べるはずの草がなくなって、木の樹皮を食べるようになるとどんどん森林がなくなっていく。そうすると、酸素の供給力は弱まるし、山の保水力も弱まるから水害が増える。農業に大打撃、とか。
2012-01-04 23:42:40@itosome 実感できるところではないけど、食料生産に関しては生物多様性ってすごく重要、、、、らしい
2012-01-04 23:43:45@shioriH それだと「生物多様性の必要性」より「自然の恩恵の必要性」のほうがしっくりくるぞ。「少なくとも現行の科学水準では人間は自己の生存に必要な環境を維持管理できず『自然の恩恵』に依存している。生物多様性の減衰は『自然の恩恵』の衰弱を察知する目安になる」との理解に減点は?
2012-01-04 23:48:42@shioriH 生態系の構造はブラックボックスであって、それを崩すと何が起こるか分からない、という話では。生態系の変化が人間に利益か不利益かは一概に言えず、生物多様性は生態系の変化の目安としか。生物種が2ケタ3ケタになるレベルなら別だが、種類が多いこと自体が良いとは言いにくい
2012-01-04 23:57:17@itosome リプ遅れてスマソ 生態系壊す、生物多様性の減少が人間にどう影響を及ぼすのかってのは予想はできてもわからないってのはそのとおり。でも、可能性(よく言われるのが、生物から取れる新薬とか)を壊す、まだ発見されてもいない生物を絶滅させる、そういう可能性がある。
2012-01-05 00:42:09@itosome で、多様性って言葉を使っているからわかりにくいんだけど、種数が多いいから良いとか少ないからダメとかそういう話ではない。生息環境によって種数は異なるのよー・・・
2012-01-05 00:43:40「生物多様性の必要性」て言ったけども、「毎年みられるカエルどもがいなくなるのは寂しいなぁ」とか「こんな綺麗な景色がなくなるのは嫌だ」とか、出発点はそういう気持ちを持てるか否かって感じはする。そういう気持ちを持てない人にも重要なはずだから後付理論でなんとか理解してもらう、みたいな
2012-01-05 00:48:06@shioriH 熱帯林やら砂漠やら深海やらを想定すれば環境によって種数の水準が違うのはわかるが、その先にshioriHの意図しているところが読み取れないあたりがitosomeの知識の限界。とりあえず「生物多様性」という言葉で定着させてしまったのが失敗だったのではないかと思う
2012-01-05 00:50:03@shioriH その感覚は身近な対象に向いているから、大上段に振りかぶった「生物多様性」という議論とは離れているように感じてしまうのではないか。田んぼのカエルがいなくなるのが嫌という話なら、地球の他のどっかで大量絶滅が起こったとしても関係無いように思えるとか
2012-01-05 00:53:37@itosome 確かに、個人的な感覚の範疇で言う限りは生物多様性はあまりに大きくて扱いにくいし理解出来ない言葉なんだわ。でも、全世界でとりあえずなんかやべーよって感じにはなってきてて、生物多様性って概念として議論しようかって話になってるんじゃないかそのへんよくわかんない・・・
2012-01-05 00:59:46身近な自然と生物多様性というスケールの違いは、「いまあなたは食い切れないご飯を捨てたけれども、アフリカの~~って国でこの瞬間も飢えて死んでいく子供がいるんだ。その人のことを思うとなぜあなたはご飯を捨てられるのだ!!」みたいな論と一緒で、想像力の範疇外なんだよ
2012-01-05 01:01:03一方で、3.11の震災があって、自分たちも計画停電やらなんやら困って、東北で食うもんがねえよ!って報道をみて初めて気づくとかそんな程度の話なんですよ。身近な話にまで落とし込んで底から演繹?していって、やっと、なんとなく理解できるレベル。現場みてるともう少し理解は早い気がする。
2012-01-05 01:02:49人間の生活って表面上そうは見えないけど全てが自然に立脚して成り立ってるんだよ、っていう話。それを実感できない、すっと理解できるような言がない。理解できるような場も少ないってんじゃねーのか・
2012-01-05 01:06:27「コミックマーケット開催のために生物多様性の保全は必要か否か」って議題で十分議論できるぞこれ
2012-01-05 01:10:40@shioriH まあね。少しずれるけど、そう言う意識の結果の花粉症であり、鹿の食害である訳じゃん。今までそいう意識でこれからも行くと身近にもッて事は結構あるわけで、それに対するコスト(例えば医療費)考えればってもっていけないのかね。
2012-01-05 01:10:55