『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』読了後、感慨を鎮めるため過去ツイートを網羅しました

『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』読了の感慨、未だ鎮まらず過去の関連ツイートを再度つぶやいてまとめました。 格闘技や柔道、あるいはミステリ関係のみならず、様々な分野・立場の方々にも、一読すれば思うところは必ず見つかるであろうオススメの好著です。
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じねん @jinensai

承前)『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』第24章 大山倍達の虚実まで読了。いよいよ加速度的に面白くなってきた。従来の力道山や大山倍達伝説の虚実が丁寧に解きほぐされていく…。「技」の継承発展について「ミステリ脳」がまたしても疼いてくるなあ。

2012-01-09 21:03:11
じねん @jinensai

『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』第25章 プロレス団体旗揚げをめぐる攻防、第26章 木村は本当に負け役だったのか、まで読了。対シャープ兄弟14連戦の木村、力道山の一次資料による戦績の詳細解析が素晴らしい。あかん、止まらへん!

2012-01-09 21:03:31
じねん @jinensai

『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』第27章 「真剣勝負なら負けない」、第28章 木村政彦vs力道山まで読了。――木村を馬鹿にし、揶揄するような言葉ばかり出てくる。「プロレスとはこういうものだ」などとわけのわからない論理をふりかざされ続ける。冗談ではない。――(第28章)

2012-01-09 21:03:48
じねん @jinensai

『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』第29章 海外放浪へまで読了。師・牛島、拓大OBらの懇望も理事長・西郷隆秀(隆盛孫)の反対で木村の拓大指導者への復帰は難航。窮地を救ったのは愛。ある酒席での西郷への一言「妻の体調が悪いのでお先に失礼させていただいてもいいでしょうか……」

2012-01-09 21:04:14
じねん @jinensai

『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』第30章 木村政彦、拓大へ帰る、第31章 復讐の夏、第32章 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか、そして「あとがき」まで読了。完走しました!震えたよ…。本当に素晴らしい本。読書中、本当に充実してました。

2012-01-09 18:31:47
じねん @jinensai

(木村)「ヘーシンクに勝てる選手は日本にはいない。このままでは誰が出ても同じだ。代表級に練習させない(ヘーシンクに手の内を見せたくない)コーチ陣に問題がある。やらなければ永久に勝てない。この時期に投げられても抑えられてもいいんだ。本番で勝てばいいんだ」(第30章)

2012-01-09 18:32:23
じねん @jinensai

「一番強い男か……ヘーシンクだっていう人が多いね。俺がやっても二分かかるだろうな」「二分?」「ああ。捕まえて組むのに二分かかるだろうから」「それじゃあ、山下泰裕さんはどうでしょうか――?」「うん。山下君は怖ろしく強いよ。でもね、山下君には四つの弱点がある」(続

2012-01-09 18:32:42
じねん @jinensai

承)木村は四十歳も年下の対山下戦法までずっと頭の中でシミュレートし、もし山下と戦うならばと対策を練り続けていたのだ。木村は死ぬまで勝負師であった。(第32章)

2012-01-09 18:32:58
じねん @jinensai

(岩釣兼生が伴った石井慧を指して)「(木村に)似てませんか? もしかして奥さんには誰と比べても木村先生が一番ハンサムなんですか?」すると、斗美は乾いて皺がよったその頬を染めて、少女のようにこくんと肯いた。(第32章)

2012-01-09 18:33:25
じねん @jinensai

『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』が、一人でも多くの方に読まれますように…(合掌)。

2012-01-09 18:33:46