石川雷太 @erehwon_dune さんによる「エイブル・アート」批判など

石川雷太 @erehwon_dune さんによる「エイブル・アート」や「人道的支援の為のアート」などの批判の助走と本論など。
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@leafvein

@leafvein @erehwon_dune 続き。芸術は製作者側にあるテーマに対して、明確な意図をトリックや技術で巧妙に隠しながら主張しますが、障害者の場合、感じたままのことを彼等の持つ力で精一杯表現します。

2012-01-02 01:15:21
@leafvein

@leafvein @erehwon_dune でも彼等は社会的弱者であるために表現したものを発表する場は少なく、またエイブルアート自体全国的に認知されてるほど確立されていません。

2012-01-02 01:21:14
石川雷太 Raita Ishikawa @erehwon_dune

障害者のサポートはやるべきです。しかし彼等を「障害者のアート」に押し込めるのは差別ではありませんか? 優れた作品であれば通常のアートとして勝負できます。草間弥生然り、山下清然り。@leafvein: でも彼等は社会的弱者であるために表現したものを発表する場は少なく、

2012-01-02 01:28:00
石川雷太 Raita Ishikawa @erehwon_dune

「感じたままのことを彼等の持つ力で精一杯表現」一般の芸術も障害者の表現もこの点は同じです。もし違うと思うなら、それこそあなたの偏見ですよ。@leafvein: 芸術は製作者側にあるテーマに対して、明確な意図をトリックや技術で巧妙に隠しながら主張しますが、障害者の場合、感じたままの

2012-01-02 01:31:37
@leafvein

@leafvein @erehwon_duneまた従来よりある差別は消えたとは言えませんから「障害者アート」を差別的なカテゴリと見てしまうかも知れませんが、この名はむしろ歪んだ差別を払拭するために使われています。

2012-01-02 01:33:41
石川雷太 Raita Ishikawa @erehwon_dune

アートには始めから差別など無いのです。表現者はすべて平等です。だから「障害者アート」というカテゴリーも必要ないのです。 @leafvein: また従来よりある差別は消えたとは言えませんから「障害者アート」を差別的なカテゴリと見てしまうかも知れませんが、この名はむしろ歪んだ差別を払

2012-01-02 01:40:58
@leafvein

@erehwon_dune 一般芸術とエイブルアートの違いは製作する際の“意図”の内容が大きいです。一般芸術は美や社会的なもの、家族や恋人等多様な“意図”をトリック、技術を用いて表現します。

2012-01-02 01:43:09
@leafvein

@leafvein @erehwon_dune エイブルアートの場合も一般芸術同様の“意図”はありますがどちらかと言うと「演出して描く」という綿密な意識では描いていません。子供の様に楽しみながら描きます。

2012-01-02 01:49:18
石川雷太 Raita Ishikawa @erehwon_dune

健常者の表現も障害者の表現も同じように自由です。芸術は誰も差別しません。芸術的価値と制度の問題を混同して芸術を貶めないで下さい。@leafvein: 一般芸術とエイブルアートの違いは製作する際の“意図”の内容が大きいです。一般芸術は美や社会的なもの、家族や恋人等多様な“意図”をト

2012-01-02 01:51:42
@leafvein

@leafvein @erehwon_dune その“意図”の中には日常の中のささやかな物に愛着を感じながら描かれたものも多いです。子供の様な画風ではあっても、子供では描けない、また一般の芸術家でも描けない「何か」が滲み出て感動します。

2012-01-02 01:58:04
@leafvein

@erehwon_dune 障害者が絵を描くことの実状を想像してみて下さい。今まで社会が作り上げた価値観は個人の正義、善良、美学、美徳に関わらず障害者を陰に追いやった。あなたの芸術はどれ程差別を受けたでしょうか。

2012-01-02 02:13:21
石川雷太 Raita Ishikawa @erehwon_dune

あなたの感性はたぶん正しい。しかし「一般芸術」と「障害者アート」の間に線を引くのはやはり差別だ。同じフィールドに乗せてあげなければ障害者の表現が可哀想だ。@leafvein: 子供では描けない、また一般の芸術家でも描けない「何か」が滲み出て感動します。

2012-01-02 02:17:27
石川雷太 Raita Ishikawa @erehwon_dune

それは芸術ではなく社会制度の問題。それを混同するとファシズムになる。「一般芸術」などどこにも存在しませんよ。@leafvein: 今まで社会が作り上げた価値観は個人の正義、善良、美学、美徳に関わらず障害者を陰に追いやった。あなたの芸術はどれ程差別を受けたでしょうか。

2012-01-02 02:22:07
@leafvein

@leafvein @erehwon_dune 現実なくして芸術は出来ません。純粋で自由な芸術は製作する人達の中にあります。エイブルアートの福祉的価値は彼等の純粋で自由な芸術活動を保護する為です。

2012-01-02 02:25:03
@leafvein

@erehwon_dune 私が言った「一般芸術」ロマン派、印象派、現実主義、シュルレアリズム、現代美術等著名であったり、一般の人達見聞きして「芸術」と判断されるだろう内容を込めて使わせています。

2012-01-02 02:36:31
石川雷太 Raita Ishikawa @erehwon_dune

でも本当は、芸術/アートをめぐる漠然とした権威主義、排他的なそれを指しているのではありませんか? @leafvein: 私が言った「一般芸術」ロマン派、印象派、現実主義、シュルレアリズム、現代美術等著名であったり、一般の人達見聞きして「芸術」と判断されるだろう内容を込めて使わせ

2012-01-02 02:40:39
石川雷太 Raita Ishikawa @erehwon_dune

もし最終的にノーボーダーということで問題がないならば、権威的な美術制度に対する対抗概念であるアウトサイダーアートをチェックしてみてください。@leafvein: 現実なくして芸術は出来ません。純粋で自由な芸術は製作する人達の中にあります。エイブルアートの福祉的価値は彼等の純粋で自

2012-01-02 02:45:08
@leafvein

@erehwon_dune それと勘違いされている様ですね。芸術が差別したとは一度も思っていません。あなたがエイブルアートが持つ両価値を「芸術を冒涜している」とあったので不思議に思いましたよ。

2012-01-02 02:47:47
石川雷太 Raita Ishikawa @erehwon_dune

エイブルアートが福祉発祥の概念であるという点で僕は警戒するのです。芸術の問題と福祉=社会制度の問題は分けて論じた方が強度を増す。エイブルアートは矛盾を孕んだ弱い概念です。感情論だけでは鉄のような差別のシステムは壊すことはできませんよ。@leafvein

2012-01-02 02:58:58
石川雷太 Raita Ishikawa @erehwon_dune

障害者のサポートも正しい。障害者の作品に注目することも正しい。しかしそれらを混同して「エイブルアート」とする時、行政に対しては「アート」の権威を、アートに対しては福祉の尺度を押付けることになる。障害者の表現もレッテルを貼られ普通に人に見てもらえなくなる。これは差別ではないか?

2012-01-02 21:51:53
石川雷太 Raita Ishikawa @erehwon_dune

障害者が障害故に天才的な才能を発揮することはあるが、逆に障害者だからその作品が優れているということにはならない。しかし「エイブルアート」は始めに「障害者の作品に注目しましょう」と言う。芸術的価値より福祉的価値が優位にある。この点を僕は「芸術に対する冒涜」と言っています。

2012-01-02 21:52:04
石川雷太 Raita Ishikawa @erehwon_dune

本当に自由な芸術とは、見る側の自由も保証された芸術です。芸術は、作者に障害があろうがなかろうが、優れた作品の力を平等に享受するべきものです。その時「障害者のアート」という区分け自体が先入観となり、表現の自由、解釈の自由の障壁になる。そのような作品の扱いに僕は反対なのです。

2012-01-02 21:52:13
森田かずよ Kazuyo Morita @katsuomaru

私は「エイブルアート」も含め「障害者のアート」と見られることは、障害者がアート活動をするにあたり、入り口にはなりえると思っています。私はどちらかというと、観る人の立場というより、障害当事者が表現する機会、ということで発言しているかもしれませんが。

2012-01-02 22:19:46
しいなやすとも @Positivenet

@katsuomaru 周りがとかく煽る話しとは別に、入り口としての大切さがもっと語られるべき~障害があっても表現できる場ときっかけ

2012-01-02 22:32:23
森田かずよ Kazuyo Morita @katsuomaru

でも私は、表現は障害を越える、と信じています。それは妄想でも希望でもなく、確信として。だからこそ余計芸術的評価されるべき。でもそれまでにもっと表現する自由を獲得し、どう評価し、されたいのか、考えるべきだと思っています。アートする障害者当人の意見ももっと聞いてみたいな。。

2012-01-02 22:35:16
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