【IWJ・録画】小沢一郎民主党元代表主催「新しい政策研究会」(1/16)

・ゲスト講師:榊原英資氏「2012年の世界経済と日本経済~消費税増税とTPP」 ・アーカイブ:①http://j.mp/xvPHkGhttp://j.mp/xKSZAD
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115名を超える議員が出席、とのこと。衆議院第二議員会館多目的会議室。#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:01:26
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講演:榊原教授「現在の野田政権には批判的。消費税増税とTPPは今、適切かどうか。世界経済の動向を踏まえて話したい」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:03:14
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榊原「世界経済は戦後最大の危機に直面。特にEU、フランスを始め9つの国の格下げが。どう脱却するか道が見えない。フランス、ドイツの金融機関のバランスシートが悪くなっている。財政と金融の複合機機。欧州連合の解体危機」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:05:03
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榊原「ユーロなり欧州連合は解体せざるを得ない。米国の金融危機に端を発したEUの金融危機が深刻。米国は比較的好況。予想を上回る雇用状況。しかしこのまま景気回復は続くか。オバマ政権下、財政政策で景気回復。リーマンでの金融崩壊から回復」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:07:44
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榊原「米国は財政政策でふかしてきたが、このまま続くか。バランスシート不況に落ち込む可能性も。今の好況が続くかは疑問。米国が不況に落ち込めば世界同時不況も。中国、インドからお金が出て、株価、不動産価格が下がっている。中国の経済成長も止まり気味」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:10:07
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榊原「2012年は世界経済にとってかなり厳しい年。1920年代、米国経済は好調だった。NYダウの急落によりバブルがはじけ、大恐慌へ。20年代のアメリカに相当するのが今の中国。今の中国のバブルがはじけたとしたら、29年世界恐慌の再来も」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:12:00
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榊原「復興需要で多少は成長するかもしれないが、世界経済の影響は免れないだろう。円高は避けられない。ドル以上にユーロが安い。90円台の可能性も。世界同時株安。8000円を切るのは時間の問題。というような状況で、なぜ増税か」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:14:38
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榊原「中長期的には消費税増税せざるを得ない。しかし、景気が悪くなることがほぼ確実視されているときに、増税していいのか。少なくとも今は増税すべきときではない」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:16:36
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榊原「TPPについて。今の財界および総理周辺のTPPに対する考え方は間違っている。関税ゼロはあまり意味がない。TPPの本質は21分野あること。かつての日米構造協議と同じ構造。米国が何を要求してくるのかはっきりしている。ディーラー制、政府調達」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:18:28
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榊原「TPP21分野にわたり米国が強く要求してくることは明白。そこに飛び込む必要はない。世界を米国化することに他ならない。グローバリゼーション=アメリカナイゼーション。郵貯、かんぽといった日本独自の制度を守るべき」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:20:41
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榊原「日本と中国が東アジアの経済統合の先頭。日本の最大の貿易相手国は中国。この状況は今後加速する。中国の企業と関係のない日本の企業はない。両者政治的には軋轢があるが、経済的統合は進んでいる」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:23:24
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榊原「安全保障では米国と、経済連携では中国と付き合うべき。従って、中国を除外したTPPは意味が無い。これからは中国とインドを中心として経済は展開していく」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:25:48
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榊原「ゆるやかに中国の成長率は下がっている。インドは今の7、8%の成長率が継続する。中国は一人っ子政策を取っているので次第に人口減が予想される。インドは10年後17億人に。それにともないインド経済が中国を逆転する」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:29:55
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榊原氏「欧米経済の停滞と中印経済の勃興。経済全体が混乱する可能性。日本はそれに備える必要がある。国債発行の余裕はまだある。この5年間、短期的に暴落は無い。今は国債ほど安全な資産はない。増税ではなく、国債の発行により復興すべき」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:33:44
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榊原「日本国債の95%は日本人が持っている。よって日本が財政危機にある状態にあるとはまったく言えない。国債が暴落する訳ではない。国債発行に躊躇すべきでない。この時期の増税は、経済学の常識から言って論外」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:35:36
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榊原「世界同時不況の際はケインズ政策が望ましい。財務省は強く抵抗すべきと思われる。まず復興、まず景気回復を。景気が回復すれば税収も自然に増える。野田政権の政策スタンスには疑問を呈せざるを得ない」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:37:42
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質疑:山田正彦「国債発行しても大丈夫だという根拠を詳しく」榊原「GDP対比では確かに借金はギリシャより大きい。しかし日本は金融資産が多く、円の預金で資産を持っている、それが回り回って国債になる。日本の国債市場は極めて安定した状況」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:42:05
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質疑:小沢鋭仁「なぜ財務省はここまで頑に国債の暴落と増税を主張するのか。財金分離で、財務省は財政のことしか考えず、金融政策を考える視点が欠落しているのではないか」榊原「不況期に増税はあり得ない。経済に対する見通しが財務省に欠けている」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:46:48
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小沢一郎挨拶「新政研への参加、ありがとうございました。消費税、TPPについて、あらためて自分の頭を整理することが出来た。新政研の勉強会、色々なテーマがあると思う。先日、被災地入りしたが、日本の法体系に危機管理の仕組みがないと実感」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:52:04
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小沢「お金を地域の人々の創意工夫により使えるよう補助金の仕組みを変え、地域主権をかかげて政権交代したはずが、一括交付金という名前がついているだけで現状は補助金そのもの。原発の冷温停止にも疑問。深刻に受け止めなければならない」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:54:33
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小沢「役人の話を聞く勉強会ではなく、我々の理念を鍛えるための勉強会にしたい。政治家による高いレベルでの勉強会にしていきたい。今後の参加を乞いたいと思う」#iwakamiyasumi4

2012-01-16 16:56:21
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以上で第1回「新しい政策研究会」勉強会の中継を終了します。#iwakamiyasumi4

2012-01-16 17:03:14