- chaghatai_khan
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初日
三重県文化会館小ホール。小ホールなのに高さが8mもある、高ーい劇場。照明は上出来です。 http://t.co/GFo6HVvo
2012-01-20 18:53:21「革命日記」劇中の、照明的な難所の一つ、山際の登場直後。長身の佐藤誠が、舞台センターのド真ん前に立つ。韓国では、この数十秒だけ、佐藤の顔を直撃する(はずの)ライトを消すキューを入れていた。ここ三重ではフォーカスで逃げ切れている。
2012-01-20 19:29:03山際たちのハケのシーン。ここも悩みどころ。舞台上に8人もいたのが、ゾロゾロといなくなり、そして無人になる。それまで人物に隠れていた床のラグが視界にわっと広がる。ラグの白さがキツくならないよう、バランスをとるのが難しい。
2012-01-20 19:42:08中央にテーブルがある平田作品の場合、必ずテーブルのトップライトを作るのだが、「革命日記」ではそれが出来ない。真上にペンダントライトがあるからだ。しかしここ三重ではわずかに前からペンダントをよけて細いビームでテーブルを撃つトップを作った。8mの高さがなければ使えないワザである。
2012-01-20 19:50:46あ、海ちゃん登場なう。髪の不具合は僕にはまったくわからない。RT @96umi かみがうまくまけなくてしょぼん(´・ω・`)
2012-01-20 19:54:04小坂と立花が議論している時に食い続ける佐々木。ここも難しい。近藤強(佐々木)は、ソファの中央に浅く腰かけ、やや前傾して食う。そこの顔を明るく取ろうとすると全体のバランスがとれなくなる。無言で食ってるだけなので、ここの佐々木の顔はやや暗めだがそれで良しとする。
2012-01-20 19:59:57坂下登場。ここも難所だ。いきなり舞台に広く人物が展開する。特に小坂は舞台前端ギリギリに座る。これが暗くなりすぎないよう、しかし他を妨害するような明るさも与えないように注意する。
2012-01-20 20:04:52佐々木の演説の最後近くに、千葉(長野海)が正面の棚の奥を走り抜ける。韓国では棚の奥は暗いままにしたが、三重では棚奥の通路部分を#87(青紫)でおさえてみた。
2012-01-20 20:18:45典子(中村真生)が立花を叱るシーン。ここは自分的にはとても気に入っている。典子は客席にほぼ正対するのだが、彼女の顔への光は思いっきり横からナナメにあたる。その光の側(右側)には男たちが黙って座っている。良いバランスだ。
2012-01-20 20:24:06武夫(海津忠)の最後の退場直前。このワンシーンの彼だけが、正面の棚の前で正面を向いてセリフを言う。にしてはやや顔が暗いのだが、棚に光を当てたくないので、ここの武夫の顔はやや暗いままで良しとする。
2012-01-20 20:29:21戻ってきた柳田(木引優子)。この女優は、照明が明るく見える女優の一人。青年団にはこのように「僕の照明が明るく見える女優」が多くいる。というのはたぶん逆で、僕の照明が、「青年団の女優が明るく見える」ような構造に出来上がってきたのだろう。
2012-01-20 20:36:01間もなく終演。三重では、ラストの暗転は僕が手で行う。本番が二回だけなので、プログラムするより手でやるほうが速い。暗転は、三本のフェーダーを微妙にずらしながら下げる。
2012-01-20 20:39:33僕「上演実況ツイートでみんな括弧で役者名も書いたのに<齋藤晴香>だけ書き忘れた」齋藤「別に<王様>でもいいですよ」 #halcany
2012-01-20 21:57:38