「生きる力を育てる教育①」 子供にとって「遊び」は最大の勉強課題

現在、世の中では原発問題やTPP等、様々な社会問題が起こっていますが、その原因の一端は、現在の「試験制度」にあるのではないかと自身は思っています。 試験制度はざっくり言うと「ペーパーテストで点が取れるかどうかが、職業に就けるかどうかを決める」という制度だと思いますが、逆に言えば、テストの点さえ取れれば、どんな人でも日本の重要な仕事に就ける、とも内容を取れるように思います。 私腹を肥やす事しか考えていない官僚や、生徒に対し全く愛のない先生等は、この制度が招いた産物なのではないでしょうか。 そしてこのように、「勉強しか出来ない人達」が国の舵取りを行っているからこそ、日本は現在、おかしな方向に進んでしまっているのではないでしょうか? 続きを読む
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みしこ @mishiko6

① 現在、世の中では様々な社会問題が起きているが、そうった問題が起きてしまう原因の一つとして「試験制度」という現在の教育制度が挙げられるのではないかと自身は思う。 ペーパーテストの成否を基準として、職につけるかどうかを判断するシステムが問題なのではないか?という事である。

2012-01-21 22:03:59
みしこ @mishiko6

② 例えば官僚が例として挙げられると思う。官僚で良い役職につける人達は、大抵決まって東大出身である。なので、勉強は皆決まってかなり出来る。しかし、試験勉強が出来る=現実課題の問題をだせるとは限らないのではないかと自身は思うのである。

2012-01-21 22:04:35
みしこ @mishiko6

③ 試験勉強で問われる事は、主に暗記力である。歴史・公民等はもろに暗記であるし、数学も、如何に多くの解法パターンを知っているかが問われる。暗記力を磨けば問題解決力がつくのか。仕事が出来るようになるのか。自身は疑問に思うところである。

2012-01-21 22:05:32
みしこ @mishiko6

④ 確かに、問題の構造を把握する上で、社会の構造を勉強することは必要不可欠であるとは思う。しかし、それだけでは駄目だとも思う。人々の、ひいては社会の期待に応えたいという心が問われるのではないか? 現在の社会には「暗記しか出来ない」人が社会を担う形になっているのではないか?

2012-01-21 22:06:13
みしこ @mishiko6

⑤ そういった社会構造を招いている試験制度を解体していくべく、「そもそも勉強とは何か」というテーマで、ブログ「感謝の心を生むには(http://t.co/BLSNrVrE)」の「生きる力を育てる」シリーズの投稿を通じて、勉強しながら連続ツイートしていこうと思う。

2012-01-21 22:09:45
みしこ @mishiko6

⑥ さて「遊びは子供の最大の学習課題」という内容から扱っていこうと思う。「遊び」と聞くと、勉強とは正反対のイメージを抱く人多いと思うが、実は遊びこそが子供にとって最大の学習課題。遊びは本能に根ざしているもの(1)であり、同時に集団で生きる術を学ぶためのもの(2)ではないだろうか。

2012-01-21 22:10:43
みしこ @mishiko6

⑦ (1)の本能に根ざしている根拠として、鬼ごっこの例が挙げられる。鬼ごっこは「世界中」の子供達が好んでする遊びである。なぜ鬼ごっこが世界的に広まっているのか?と考えた時、一つの地域から伝播したと考えるより「元々人間お子供は鬼ごっこを行う動物である」と考える方が自然である。

2012-01-21 22:11:29
みしこ @mishiko6

⑧ 実際、ニホンザルの子供達も「枝引きずり遊び」という鬼ごっこに類似した遊びを行う。枝引きずり遊びには、枝を持っている子供は逃げ、その他の持たない方は追う。という規則が存在する。このような特徴から、枝引きずり遊びは、鬼ごっこの起源ではないかと考えられる。

2012-01-21 22:12:59
みしこ @mishiko6

⑨ ルール化された遊びは餌付けされたサル集団でしか見つかってないらしいが、野性でも霊長類の子供は「追いかけっこ」と「取っ組み合い」を繰り返す遊びを頻繁に行う事が知られている。

2012-01-21 22:13:52
みしこ @mishiko6

⑩ アメリカでは怪我防止の観点から、鬼ごっこを禁止しようという動き(怪我をさせた時の責任問題を、大人が回避したいだけ。)があるが、そのような大人の勝手な都合は、子供達の本能を歪めてしまう可能性が高い。 子供に過度に「遊んでないで勉強しなさい!」等と言うのは考え物である。

2012-01-21 22:14:21
みしこ @mishiko6

⑪ 次に、(2)の「遊びは集団で生きる術を学ぶためのものである」という内容の根拠としては、様々な野生動物の例が挙げられる。例えば、インパラ(鹿のような生き物)の子供がぴょんぴょん横跳びをして遊ぶのは、自分たちを狙う肉食動物から逃げる動きを身につけるためである。

2012-01-21 22:14:49
みしこ @mishiko6

⑫ また例えば、チンパンジーのメスは、子ザルを抱っこして子育て遊びをするし、オスはオス同士でレスリングをして、力を競って遊ぶ。これは、それぞれの集団内での役割を遊びながら学んでいるのである。知能が高い動物ほど、この様に遊びが性分化しているらしい。

2012-01-21 22:15:22
みしこ @mishiko6

⑬ そしてこれは人間の子供が遊ぶ時にも見られる傾向である。女の子はお人形遊びが好きだったり、男の子はプロレスごっこが好きだったりと、性別で遊びの好みが違うのも、本能によるもので、集団内での役割を学ぶためのものなのである

2012-01-21 22:15:47
みしこ @mishiko6

⑭ また逆に、遊びを知らないと集団に適応できなくなってしまうという動物の事例もある。ある動物園の、人間に育てられたメスのシロクマは、他のクマを全く知らず、別のオスのシロクマと対面した時、警戒心をむき出しにして中々馴染めなかったという。これは、人間にも言える事ではないだろうか。

2012-01-21 22:16:04
みしこ @mishiko6

⑮ 以上に挙げた様に、動物は遊びを通じて、生きるための術を学び、身に着けてきた。 自分達の子供時代の遊びを思い返してみると「皆が楽しく遊べるには?」という工夫、ルール(規範)の共有、役割の共有、そして、評価(褒める、指摘する)の共有という過程があったはずである。

2012-01-21 22:17:12
みしこ @mishiko6

⑯ そして、その遊びの内容こそが、社会で生きていくため、あるいは社会で求められる能力なのではないだろうか。

2012-01-21 22:17:32
みしこ @mishiko6

⑰ 冒頭でも述べたが、現在の「試験制度」は、こういった「遊び」を経て大人になった人たちを軽んじてしまうし、「試験勉強」しかしてこなかった、自分の事しか考えられないような人達ばかりが国の舵取りを行う様になってしまうという、非常に危険な問題を孕んでいる様に自身は思う。

2012-01-21 22:17:50
みしこ @mishiko6

⑱ 自分達自身が「子供達にとって、遊びは最大の学習課題である」という認識を持ち、そのような視点から教育を再度考えていく事が、今後求められてくるのではないかと自身は思う。

2012-01-21 22:18:11
みしこ @mishiko6

⑲ 以上です。ツイート見直しましたが誤字脱字多いですね。すみません。また、冒頭に批判めいた事を書いてしまいましたが、東大出身の方を悪く言うつもりは一切ないです。文章は官僚の人で、私腹を肥やす事しか考えてないような人に対したものです。それでは読んでくれた方、ありがとうございました!

2012-01-21 22:48:22