シーズ松原氏の市民社会に関するつぶやき
そういえば、今まで10余年、みんなシーズにNPO法人の作り方を聞いてくるけど、NPOの作り方をきちんと聞いてくる人はいなかったような。本当は、法人よりも、「会」「結社」の作り方の方が大事なんだけどなあ。松原
2012-01-20 23:10:53ひょっとしたら、NPO法を作って10余年。とんでもない的外れのことをずっと教えてきたんじゃないかと、最近、反省することが増えてきた。ええっと、結社というものが、あなたに新しい可能性を開いてくれるものなのですよ。松原
2012-01-20 23:15:10まずは、社会的課題があって、それの様々な解決手法があり、そのプロセスの一部として結社を作るという手段があり、さらに必要なら法人化というツールがある。その組み立ては大丈夫なのかな?松原
2012-01-20 23:25:32一部代行するものも出るでしょうが、本質的機能が違うので、むしろ変換・転用になっていくのだと。全て代行は財政的に無理です。松原 RT @H_Nobunaga 現在の政府の機能の多くをNPOが代行する時代がくるとは思いませんか
2012-01-21 00:07:52セミナー等をやった事に満足して成果を気にしない行政やその行政の怠慢を自力で越えようとしない団体に未来はなく、その地域や活動は衰退するしかないと思うのです。そして自分達はそうなりたくない。だから何をどうするのか、結果を生むかが重要。@NPOWEB
2012-01-21 00:53:35む。誤読していました。仰る通りです。ならば、生むべき結果を先に定義しましょう。ハードルが高くても。協働は手段の一つで、使えたら使やいいのです。結果に必要なリソースとプロセスを集める。「協働」ありきは最悪です。松原 RT @yukiko_gluck そして自分達はそうなりたくない
2012-01-21 00:59:38アドボカシーは制度変革や人々の行動変革を起こすことで、社会関係に変化を生み出し、新しい社会関係を生み出す。とりわけ制度改革は、それをテコにそれまでの利害関係を大きく変えることができる。民主主義においては、合意形成において、アドボカシーは主導的な役割を果たす。松原
2012-01-21 12:09:46市民活動は「成果」を出すためにある。そして「成果」は、参加者の満足にはなく、外部の社会関係の「変化」にある。参加者全員の満足を図るのは、よほどのことがない限り無理。外部の「変化」を、参加することの満足に置き換える作業がプロデューサーにも参加者にも求められる。松原
2012-01-21 12:24:01市民活動は、社会に変化を生み出すためにある。活動者の自己満足のためにあるわけではない。逆転してはいけない。松原
2012-01-21 12:41:34昔、福祉団体に講演に呼ばれた。「団体の目的は?」「この町を福祉意識の高い町にすることです。」「人口は」「40万人」「事業は何?」「福祉セミナーを年4回」「何人?」「毎回40人程度」「年160人!それで、40万人に福祉意識を高めるには何年かかるの?」「…」。松原
2012-01-21 12:42:37課題を抱えている他者の役に立ってこその市民活動の「成果」だ。活動者は他者の喜びを自己の能力の実現と捉え、他者の課題を解決できることを自己の可能性の拡大として認識できるようにすることが大切だ。松原
2012-01-21 13:48:38NPOが寄付者やボランティアや会員に提供できるものは、その人たちが他では実現できないような社会に対する力(可能性)が、その人たちにあるというコミュニケーション的社会認知だ。松原
2012-01-21 13:53:08何でも口で語り、紙に書くのは簡単。NPOの仕事は、このコミュニケーション的社会認知の手法を具体的に開発し、それにより、人々から新しい社会的パワーを生み出し、それを課題解決につなげること。そういう仕事だ。松原
2012-01-21 14:01:37クセのある性格で、多少は自覚しているのですが(まだまだとよく言われます)、修行不足です。すみません。松原 RT @NPOWEB @britty ぱっと見間違ったことはいっていないが何か恩着せがましく聞こえてひっかかる
2012-01-21 18:45:17うーん。その元スタッフさんの意見には反対なのですが。ボランティアには権利と責任があると。多くの日本のNPOではボランティアが重要な意思決定を。松原RT @britty 「日本のNPOではボランティアは無料スタッフであって意思決定に参加しうるとは考えられていない」と聞いた
2012-01-21 21:31:02創設者ウェールズ氏は「微力ながら検閲に抗議するための主導的な役割を担うことができて光栄だ。しかし、その功績を認められるのは、コミュニティーだ」とボランティアがパワーを発揮できる場の提供を確認していると思いますが。どうでしょ?松原 RT @britty ウィキペディア英語版のスト
2012-01-21 21:56:05やはり「提供」という言葉がずれているのかも。コミュニティも非公式のNPO。スタッフやボランティア・寄付者に、パワーを発揮できるコミュニティの提供がNPOリーダーの仕事。松原 RT @britty うーん・やっぱ何かずれてる気が、たぶん「提供」が違うのかも
2012-01-21 23:29:11制度改革は、従来の利害関係に変化を生み出すこと。手法・内容の如何にかかわらず、従来の利害関係を変革し、新たな利害関係を生み出す。それは必ず摩擦を伴う行為。大なり小なり何等かの争いが起こるのは不可避。「戦い」はアドボカシーの基本的特性である。松原
2012-01-22 10:30:21アドボカシーが「戦い」だとしても、民主主義の世界においては、その利害関係の調整をルールに則り、関係者の合意形成のプロセスを踏むことで行っていく。そのための社会的ツールが多数揃えられているのが現代社会。どれだけツールを活用できるかがアドボカシーの正統性を左右する。松原
2012-01-22 10:34:02アドボカシーでは、常に先に提案して、相手をこちらの土俵に誘う必要がある。相手の土俵で戦うことは不利につながる。とりわけ、力の弱い市民活動にとっては、重要な戦略。「先手を取る」ということは、弱者のアドボカシーの基本鉄則である。松原
2012-01-22 10:41:27新規取引先から確認の電話。「基本的には、事務局長様とか経理の方とやり取りをしますが、何分こういった団体様ですと、担当者の方がお替わりになることが多いものですから、何かあったらお問い合わせよろしいでしょうか?」と。NPO法人もずいぶん認知が進んだな、と妙に感心。松原
2012-01-22 18:06:48では鰤さんでいきますね。ご指摘ごもっともと思います。たぶん、松原は、組織の周りにできる広がりとしてのコミュニティも対象に入れてしまっているので、ずれが生じるのかとも。松原 RT @britty 「コミュニティも非公式のNPO」というのは広げすぎだと思います。
2012-01-22 18:33:14【続き】組織としてのNPOは、その周りにサポーターや、不定期のボランティア・寄付者・ファン等の非定型のコミュニティを形成します。そこへの「サービスの提供」を含めて、かつクセのある言い方をしてしまっているのが、違和感の原因かと。ちょっと考えますね。松原RT @britty
2012-01-22 18:39:20ご指摘ありがとうございます。その意図はないのですが、そう読めるなら(読めそうですね(笑))反省です。組織とコミュニティの間が今苦慮している課題の一つなので、仰る通りでしょう。松原 RT @britty NPOが無条件に形成の唯一の主体として仮定されているようにみえるには違和感
2012-01-22 18:50:44