あいちトリエンナーレ2013 第2回トリエンナーレスクール

「日本の現代美術が世界で経験していること」 日 時:2012年1月28日(土)14:00〜15:30 会 場:愛知芸術文化センター12階アートスペースA ゲスト:小山登美夫(小山登美夫ギャラリー代表)
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あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

間もなく始まります!第2回トリエンナーレスクール。世界の中の日本シリーズ1「日本の現代美術が世界で経験していること」と題し、ギャラリストの小山登美夫氏に、語っていただきます。 #at2013

2012-01-28 13:51:57
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

始まりました、第2回「トリエンナーレスクール」。まずは、司会の吉田有里アシスタントキュレーターからの挨拶と本日のゲスト・小山富美夫さんの紹介。#at2013

2012-01-28 14:00:56
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

小山「西村画廊、東高ハウス、白石コンテンポラリーを経て、自身のギャラリーを開設。最初は佐賀町、転々とし、今は清澄白河の倉庫の一画に。」 #at2013

2012-01-28 14:05:28
miztan2 @miztan2

バブル崩壊後、美術市場が冷え込んだ1996年に東京にギャラリーを開設し、村上隆、奈良美智などを支援。現在は京都にもギャラリーを開設、今年はシンガポールにもギャラリーを開設予定。  #at2013

2012-01-28 14:06:08
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

小山「バブル崩壊とともに独立。バブルまでは日本の美術はあまり外に出なかったが、国内での需要も見込めなかった事もあり、海外に眼を向けた。」 #at2013

2012-01-28 14:09:06
miztan2 @miztan2

マーケットが世界であるというのが前提。日本の作家を世界に売りたいと言う理念ではでなく、日本の作家がコミットしやすいから。 #at2013

2012-01-28 14:10:58
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

拝戸キュレーターからの紙上質問「アートマーケットが影響を受けるもの、あるいは芸術祭はどれか?」 #at2013

2012-01-28 14:11:55
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

小山「やはり、1番はヴェネチアビエンナーレ。言わば現代美術のオリンピックでもある。ギャラリストが賞を取らせる動きもある。」 #at2013

2012-01-28 14:15:11
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

小山「ヴェネチアは結果的に世界的に注目され、それを契機に、世界中の美術館での個展に繋がる。建畠さんが選んだ草間さんのように。その結果マーケットにも直結している。」 #at2013

2012-01-28 14:19:04
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

小山「一方でホイットニービエンナーレは、アメリカ国内限定だが、アメリカのギャラリストはその結果に一喜一憂し、大きく左右される。」 #at2013

2012-01-28 14:21:28
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

小山「なんでマーケットに直結するかというと、判断する人にいい意味での権威があるから。」 #at2013

2012-01-28 14:24:04
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

小山「その一方で、ドクメンタはマーケットから距離を置いて開催しているが、ヴェネチアと同様に、歴史的にも権威があるため、結果マーケットに影響を与えている。」 #at2013

2012-01-28 14:27:16
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

拝戸キュレーターからの紙上質問「あいちトリエンナーレのような芸術祭は、アートの国内外でのマーケットに影響を与えるかどうか?」 #at2013

2012-01-28 14:28:32
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

小山「あいちはまだ始まったばかりなので、影響はない。ただ、これから歴史を積み重ね、権威を持ち、アーティストが出たいと思う様になれば、その可能性がある。」 #at2013

2012-01-28 14:30:14
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

拝戸キュレーターからの紙上質問「アートマーケットが現在一番、盛んなのはどこの国か?過去はどこか?そして未来は?」 #at2013

2012-01-28 14:31:26
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

小山「ヨーロッパとアメリカでは、大きく違うが、ドイツは内外に与えている影響が大きい。イギリスは以前はそうでもなかったが、最近の動向に注目。」 #at2013

2012-01-28 14:34:59
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

小山「アメリカは、寄付の文化が大きな影響を与えている。財界人のヨーロッパのコレクションを美術館に寄付する事で、アメリカ国内にそれらをとどめる結果に繋がっている。」 #at2013

2012-01-28 14:37:38
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

小山「アメリカのキュレーター達は、財界人に働きかけ、作品を寄付をしてもらったり、展覧会のための寄付をしてもらう事に力を注いでいる。個人への賄賂ではなく、公的に美術館に対して動く。」 #at2013

2012-01-28 14:40:29
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

小山「ヨーロッパとアメリカに対して、様々な国の新しい動向はアジアに向いている。アートバーゼルが、アート香港を買収。アジアの金を取りに来ている。オークションも進出して来ている。」 #at2013

2012-01-28 14:43:06
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

小山「香港は、お金もあり、マーケットもあり、オークションもあるが、美術館やギャラリーがなかったが、今作られていて、館長人事も含めて注目されている。中国をはじめ、アジアを世界中が注目している。」 #at2013

2012-01-28 14:47:01
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

拝戸キュレーターからの紙上質問「アートマーケットにおける最も重要なイベントは何か?」 #at2013

2012-01-28 14:47:56
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

小山「やはり、アートバーゼルのようなアートフェア。最先端の情報を得る事が出来る。アートバーゼルはマイアミビーチでも開催。何故NYでなかったかというと、多くのお金持ちが集まりやすい場所であり、コレクターが住んでいる。」 #at2013

2012-01-28 14:52:26
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

拝戸キュレーターからの紙上質問「日本におけるアートマーケットの状況は?」 #at2013

2012-01-28 14:54:02
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

小山「今は大変。昔は、財閥や財界人、それ以上に公立美術館がコレクションとして買っていたが、バブル以降はなくなった。その一方でインターネットなどで正確な情報が入る事で、いい環境になってきた面もある。」 #at2013

2012-01-28 14:58:30
あいちトリエンナーレ(2010年~2019年) @Aichi_Triennale

小山「日本の美術館の入場者数は、世界的にトップだし、あいち、横浜、瀬戸内の入場者数を考えると、マーケットと言えるかも。」 #at2013

2012-01-28 15:00:28