果しなき円環の果に 〜”円環の理”の真意とは〜

あらゆる世界と時空で、終焉のときを迎えつつある魔法少女を認め赦し導く”円環の理”。 それは、その魂たちを一体どこへ導くのか。 魔獣の存在する理由、などと絡めて考えていくと、想像もつかないほどに壮大な真意と思しきものが見えてきました。
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酔宵堂 @Swishwood

かつて「円環を断つもの」http://t.co/eiDyof8P と云う話を書いた。ただ最近「円環の理はその魂をどこへ導くのか」を考えた際、それすらも誤りなのではないか、そう考えるようになってしまっている。

2012-02-04 02:21:24
酔宵堂 @Swishwood

世界の意志が「あるがまま」をこそ望むのなら。熱的死すら、それは既定ではないのか。

2012-02-04 02:50:00
酔宵堂 @Swishwood

それに抗うものは即ち、「世界の敵」だ。

2012-02-04 02:50:47
酔宵堂 @Swishwood

世界は滅ぶ。世界自身がそうあるを是とするが故に。

2012-02-04 02:51:52
酔宵堂 @Swishwood

熱的死を迎えた世界に、エネルギー概念のシフトを齎す。

2012-02-04 02:53:09
酔宵堂 @Swishwood

無の静寂は、静かに滾る混沌の海へと変じる。

2012-02-04 02:53:38
酔宵堂 @Swishwood

混沌は確率を超えて、そこに始原の有を生む。

2012-02-04 02:54:41
酔宵堂 @Swishwood

さあ、開闢のときだ。

2012-02-04 02:55:15
酔宵堂 @Swishwood

数多の世界、連綿たる時空のあらゆる瞬間から。

2012-02-04 02:56:27
酔宵堂 @Swishwood

救い購われた、無数の魂を種火に。

2012-02-04 02:56:59
酔宵堂 @Swishwood

最初の奇跡と、魔法をもって。

2012-02-04 02:57:21
酔宵堂 @Swishwood

……これが、現時点でわたしが辿り着いた「円環の理」の真相についての考察である。

2012-02-04 02:59:01
酔宵堂 @Swishwood

”次の宇宙”をもう一度始められるように、その為に彼女達の魂を集めているのだとしたら。

2012-02-04 03:00:12
酔宵堂 @Swishwood

たとえそれが何兆年、京垓いやもっとその先の話だとしても。

2012-02-04 03:01:09
酔宵堂 @Swishwood

もっともあの概念体の”守備範囲”はビッグバン一回分なのかなー、と云う疑問はあるけどね。熱的死の状態に辿り着くまで何回の開闢を経る必要があるのか、想像もつかない。

2012-02-04 03:03:15
酔宵堂 @Swishwood

……そりゃ、こんなタイムスパンで考えてたら他の人と話が合う訳がないんである。だから「円環を断つもの」でほむらがやったことは——間違い、だ。

2012-02-04 03:19:21
酔宵堂 @Swishwood

あの、再改変の先の世界に——未来は、無い。無よりも更に低い確率で、熱死を超えて世界が目醒めることは、ひょっとしたらあるのかも知れないが。

2012-02-04 03:22:27

後日の考察

酔宵堂 @Swishwood

んー、やっぱり「熱的死からの相転移による再創世」の為に可能な限りのエネルギーを回収するシステム、と考えた方がしっくり来るな、円環の理って。将来的に完全に静止すると云うことは運動エネルギーの零化と潜在的な無限大のエネルギーの存在を示唆する訳で、その相を逆転させてしまえればいい訳だ

2012-05-31 23:41:54
酔宵堂 @Swishwood

やがて必ず来る、熱的死を迎えた絶対静止時空を、再び高エネルギー真空の坩堝に還す。その為の、まさに「神の一撃」を成就せんが為の力、むしろ祈り——それこそが、円環の理。尤も誰もその真意に辿り着くものは居ない、のだろうけれど。或いは、アカシックレコードの読み手なら——。

2012-05-31 23:49:19
酔宵堂 @Swishwood

静止状態と云うのは静慣性エネルギーが最大なのだっけ。つまりそこを相転移させてやればと云う訳だけど、固定する場を四次元的にひっくり返してやれば支えどころを失った位置エネルギーに還元されるんじゃないかとかそう云う。その状態で物質はまだ存在しないものの、世界は高エネルギー真空で満ちる。

2012-06-01 01:05:49
酔宵堂 @Swishwood

保存則がそれでも有効であると仮定するならば、熱的死の状態とは運動エネルギーが零となったものでしかない訳で。その状態下では何らかのエネルギーが無限大に到達していないとおかしい、と云うことになる。それが形而上か形而下かに関わらず、なくなる訳ではないのだ。姿を変えただけ。

2012-06-01 01:11:47
酔宵堂 @Swishwood

だから、力はそこにある。誰かがその扉を開闢いてくれるのを待っている。死んだように止まったそこは、返せば即ち位置エネルギー、静慣性に漲る混沌に変じる可能性の坩堝。ひとつさざ波が立てば、ドミノのように沸き立つ原初の真空に還るだろう。

2012-06-01 01:18:38