シンポジウム「東日本大震災の教訓と大学の役割」(福島大学東京サテライト開設記念フォーラム)
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#iwj_tokyo1 立教大吉岡知哉「大学に対する不信があるにしても、答えることも出来る知性というのは大学が中心にならなければならない。それが根本的に問われていることになる。知性の倫理も考えないといけない」
2012-02-06 11:37:26#iwj_tokyo1 立教大吉岡知哉「例えば記憶の風化、大学は知性の場であると同時に記憶の場であると。みらいにつなげるに重要な場であると」
2012-02-06 11:37:30#iwj_tokyo1 立教大吉岡知哉「同時に若者を送り出す喉頭鏡浮いくの場、どのように育てるのか、例えば共用の重要性をどのように考えるのか、カリキュラムの組み立ての問題から考えないといけないと」
2012-02-06 11:38:59#iwj_tokyo1 立教大吉岡知哉「今回の原発事故、大変衝撃を受けたが、問題として明らかになったのは、これまで何度も言われていたことであると。文明としての枠組みにかぎらず原発もこれまで言われたことが明らかになったと。大学の責任も感じています」
2012-02-06 11:41:14#iwj_tokyo1 立教大吉岡知哉「大学の存在がどのようなものであるかを感じた。例えば311当日には多くの帰宅困難者、合計4千名が池袋のキャンパスに泊まった。やはり大学は人の組織である、また都市の空間であると。知性の、という問題を結びついている」
2012-02-06 11:42:52#iwj_tokyo1 政策研究大黒川清氏「この20年の変化、世界では大きなものがあった。テクノロジーが進展し、日本でも一気にインターネットの流れ。ただ21世紀では最初に911でパックスアメリカーナが崩壊した。10年前には当たり前だったことがまったく変わってしまった」
2012-02-06 11:42:56#iwj_tokyo1 政策研究大黒川清氏「何が大きたか、4年前の金融危機も同じ。そしてアラブのスプリング、様々なソフトウェアを受けあっという間にチュニジア、エジプト、そして311の日本。世界は極めて先の見えない不安定な状況、その中で大学は何をするのか」
2012-02-06 11:44:16#iwj_tokyo1 政策研究大黒川清氏「311は津波のひどさもそうだが、福島という世界の大きな一志、あの時の日本の強さ弱さが見えた。」
2012-02-06 11:44:42#iwj_tokyo1 政策研究大黒川清氏「一つには日本の普通の人々の強さ、暴動も起こさずに働き人々。あるいは国家のガバナンスのだらしなさ、一つには政治そして役所大企業のだらしなさ」
2012-02-06 11:45:15#iwj_tokyo1 政策研究大黒川清氏「たとえば東電、メディアも同じ。これまでそうだな、と思っていたことが明らかになってしまった。枝野長官の発言や専門家も同じ。これが日本の強さと弱さだと、一気に国家の信頼がガタ落ちになっている」
2012-02-06 11:45:59#iwj_tokyo1 政策研究大黒川清氏「大学がどのように変わっているのか、という実体験がないと実際には日本以外の世界での経験を感じられる人があまりにも少なすぎる」
2012-02-06 11:47:01#iwj_tokyo1 政策研究大黒川清氏「東北のこと、福島でのこと、やはり政府への信用が亡くなっている。政府の調査委員会も同じ。そういう状況にある、その信頼をどのように回復するかという点で、この福島大のもある」
2012-02-06 11:47:47#iwj_tokyo1 政策研究大黒川清氏「ただ若い人達の活動がでている。いわゆるNGO的な活動をどんどん始めている。彼らは何かがおかしいと思っていた。新卒採用でないと二流だと思われていたが、これでいいだ、と感じている。繋がり始めている、これが新しい日本のあり方だと」
2012-02-06 11:48:39#iwj_tokyo1 政策研究大黒川清氏「12月10日のジャパンタイムズ、日本の第三の開国は政府からではなく若い人達から起きるのだと、たくさんの小さなデジマガ日本に広がっていくそれがムーブメントになっていくと」
2012-02-06 11:49:29#iwj_tokyo1 政策研究大黒川清氏「是非、福島大とのパートナーシップ、これからの将来を作る人を作るのが大学だと。この福島の一種のブランドをどうするのか、大学の役割りは大きく変わっている」
2012-02-06 11:50:25#iwj_tokyo1 政策研究大黒川清氏「大学、新しいことを学ぶ場所にしないといけない。インスティテュートのグローバルな中での強さを認識できる人を育てることになると」
2012-02-06 11:51:06#iwj_tokyo1 鈴木寛「まず教訓。私もこれまでの福島原発事故をどう、なぜ避けられなかったのか。その判断の積み重ねの問題、そして原発事故津波災害の復旧のプロセスの判断、また創造的復興というプロセスでの社会的判断、ガバナンス」
2012-02-06 11:52:16#iwj_tokyo1 鈴木寛「今回わかったのは、ガバナンスが不全に陥っているということ。なぜか。世界どこも危機になっているが、部室文明からの最適化のガバナンスがワークしなくなっている」
2012-02-06 11:53:04#iwj_tokyo1 鈴木寛「例えば世界文明フォーラム、文明論から哲学的倫理学的理論からガバナンスのあり方を見直す、という途上に311。結局はその、まさに新しい文明を議論する中でセン教授の知恵がベースになる。」
2012-02-06 11:54:06#iwj_tokyo1 鈴木寛「以前からのケイパビリティ・・・、行きたい人生を生きるための暴力を如何にランするか、それを社会全体としてどのように創り上げるか、311まではガバナンスのシステムをだましだまし、なんとかなるという思いがあった」
2012-02-06 11:55:27#iwj_tokyo1 鈴木寛「ただ311は大量生産大量消費というのが上手くいかないということに。次の文明を作るのは大変だが、世界の叡智も頂いて、一歩を踏み出すのだと。」
2012-02-06 11:55:57#iwj_tokyo1 鈴木寛「明治維新、これは幕府から政府へのガバナンスの移行、今後は本当の意味での、大学が本当の意味でのユニバーシティにあるか、知性だけではなく、感性悟性、これらのための場所にしていきたいと」
2012-02-06 11:56:58#iwj_tokyo1 鈴木寛「今復興や賠償が進み、補正予算が。ただ各自のケイパビリティの観点からすると、まさに貧困というのはケイパビリティの剥奪だと。福島の現状、今日浮いくが十分でしょうか。浜通りの医療の状況も同じ。機会を保証する、この自由が奪われたまま」
2012-02-06 11:58:07