館もののラストにおける館の炎上について
館ミステリやゴシック小説で、館が「ラストで炎上」というイメージはどの作品から定着したのか、という疑問から始まったTL。
館の炎上・崩壊が持つ意味合いについてなど。
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K_misa_maguro
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@dorobow7 恥ずかしながらアッシャー家は未読なんですけど、同じく結末で館がなくなるという大枠を考えたときに、どっちかがどっちかのいちバリエーションのように思えてきたのです
2012-02-11 16:42:24![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
本格ミステリにおける館は「謎を生み出すための装置」にすぎず謎が解かれた時点で魔力を失うから炎上させる必要がないのに対し、ミステリアスな館を舞台にした物語の館は「住人を縛り付ける因習の象徴」だから最終的に炎上させる必要がある。まあ前者には後者を兼ねてる場合もあるけど。
2012-02-11 16:42:54![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@m_glasses ああ! 金閣寺のことは頭になかったんですけど、確かにそうですね。考えてたのは平重衡の南都焼き討ちで燃えた東大寺・興福寺とか、織田信長の比叡山延暦寺焼き討ちとか、そんなのでした。
2012-02-11 16:45:05![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@K_misa_maguro そういうのと比べると最近の話ですもんね^^; ひとりが放火したって意味でも地味なケースかも
2012-02-11 16:54:36![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
家族を結びつけている特殊な秩序の崩壊(一般的秩序への回帰=謎の解決)→家族の崩壊→家族を家族たらしめている場=館の崩壊ということだろうか 家族が崩壊すれば家がなくなるのも道理で、物理的な消失はただ単にそれの可視化にすぎない、ということ?
2012-02-11 17:26:41![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
えんじょう の変換で円城が一番に出てきてにやにやしつつ、炎上すると言えば本能寺と金閣寺なんだよなあ。燃やし尽くすことにより、美しさをそのまま固定するような…… ※本能寺は一般的には違いますねw
2012-02-11 17:29:36