キラ★キラで言うの忘れたけどイーストウッドの『Jエドガー』で恋人(男)から抱いてと迫られたフーバー(デカプー)が「できない!」「抱いて」「できない!」と拒み続けるシーンで客席からJust do it!(さっさとやっちまえ)と野次が飛びました。サンフランシスコだから
2011-12-01 09:00:55今回クリント・イーストウッドが立派な人物だってことがよくわかった。アン・リー監督と同じようにゲイ男子の守護聖人として認定すべき?かも。『J・エドガー』を観て思ったのは、愛する人とランチやディナーの時間を共にすることの大切さ…ってどんな映画やねん(笑)!まるで『きのう何食べた?』
2012-01-23 22:02:01『J・エドガー』の視点が内側からなのが面白い。秘密主義で外側しか知られていない人間を内側目線で描くには周到なリサーチと同時に大胆な解釈が必要。『ミルク』同様、脚本のダスティン・ランス・ブラック自身の視点が投影されているから、単なる権力者の伝記を超え愛と苦悩の物語にまで昇華した。
2012-01-24 06:13:10『J・エドガー』にはイーストウッドいいね!と思わせるシーンがいくつかあるが、特に、アーミー・ハマーが愛情を爆発させるシーン、老後よぼよぼの食卓のシーンなんかは、ダスティン・ランス・ブラックとイーストウッドという組み合わせならではかもしれないなと思いながら観ていた。
2012-01-24 06:19:36J.エドガー/米国FBI初代長官。現在の図書館目録も指紋照合も科学捜査もこの人が生み出したもの。正義の国アメリカを象徴するような存在だったFBIをつくったのは、2人の男たちの「愛」だったとは。本当に世界はおもしろい。そしてそこに視点を当てるイーストウッドに、また味がある。
2012-01-28 13:45:41『Jエドガー』良い切り返しショットがたくさん観れた。切り返したら時制飛んでる、動かす切り返す、切り返す動かす振り向かせる。そして、もしかしてのカイルがやはりバンドに居た。
2012-01-28 14:42:24ぼやかすというか匂わす程度に終わらすのかと思ったら、結構踏み込んでた>J・エドガー。でも想像してきゃっきゃしたい人には表しすぎだし、ハードな展開を期待している人は物足りないだろうな〜と。むつかしい塩梅
2012-01-28 15:30:11Jエドガーというひとは権力に魅せられたひとではなくいわば職人肌。政治や汚職にまみれた組織では国民を救えないと、「ホームズごっこ」と言われながらも、科学捜査を確立させ、政治や圧力と切り離された独立した不正のない実力主義の強大な組織を作りあげていった究極の「文系くん」だったのです。
2012-01-28 15:38:09しかしニクソンの悪者っぷりはナイスだったなー。J・エドガーを目の敵にしていて、部下に「あのコックサッカーのファッキン極秘ファイルを取ってこい!」とか言うんだよね。このふたりは似た者同士なので(盗聴大好き!)、言葉遣いもどこか似ているという点がさりげなく描かれていてうまいですね。
2012-01-28 16:19:52J・エドガーが劇中で発する唯一のあからさまな卑語が「コックサッカー」であるというあたりに、脚本の洗練を感じます。そのせりふを受けたクライドが、笑いながらひとこと "Vulger"(下品ですね)と返す会話のうまさにしびれる!
2012-01-28 16:38:38J・エドガーを見て。モノクロのような色彩。「死」を想起させる色彩。ディカプリオの“不自然”な老けメイクが想起させる「異形」と、そして「死」。A・ハマーの美しい顔が老人へと変貌しての感触は、「異形」の「死」の哀しみ、その予兆としてあったようで...最後のエドガーの自室の装飾に涙。
2012-01-28 17:08:21【J・エドガー】高度に発達したディカプリオの老けメイクはフィリップ・シーモア・ホフマンと区別がつかない。
2012-01-28 17:35:25【J・エドガー】私のフォロワーには「すげえjuneだった」の一言で伝わるだろう。あくまでjuneですからね。なんか懐かしい気持ちになったわ…。とても良かったです。もう一回観たい。
2012-01-28 17:42:48J・エドガーは、「老けメイクのナオミ・ワッツ」という明らかに俺得を狙われた素晴らしいものが観られるのでマジ感動した。ジュディ・デンチだけでもウハウハだったのに!! ナオミ! ババアナオミまじ最高でした結婚してください!!!
2012-01-28 19:56:10あのシーンは、デンチ演じる母が「知って」いながら拒絶し断罪したところが凄まじく苦しいよね。
2012-01-28 20:03:09J・エドガーは、愛や恋が苦痛や罪にイコールする系juneが大好きなご同輩にぜひお薦めしたい一本。ノベライズの邦訳はぜひとも柿沼瑛子先生にお願いしたい…。
2012-01-28 20:54:10むかしはセックスしない「危険な愛」小説や映画をむちゃくちゃドキドキしながら読んだり観たりしてたもんな~あの感動や情動を思い出した。いやそこだけの映画じゃないんだけど。「911前のアメリカ」を「今」の観客に見せる、という事を意識してるんだろうなって描写がいくつもあった。
2012-01-28 21:04:19jエド、あの時代にキッパリ「結婚に興味がない」って言い切った秘書ももしかすると…と思うとすごくクィアな作品ですね。べつにアタシがナオミと付き合いたいって15年間言い続けてるから希望的観測とかそんなんじゃなくてですね。あーやっぱりもっかい観たいな。じわじわくる。
2012-01-28 23:53:08J.エドガー、たったひとつの仕草に愛する人との出会いからその後の人生までが凝縮された瞬間に、涙が止まらなかった…ヒアアフターの最後の握手も素晴らしかったけど…新年最初に映画館でみた映画がこれで本当によかった!ミッドランドスクエアはほぼ満席だった。
2012-01-28 17:48:50いやーしかし、『J.エドガー』たまげた。事前の情報から「あんな感じだろう」と思っているとたまげるよ。ゆめゆめ、食わず嫌いなどなさらぬように! 現代の映画として必見ですよ。
2012-01-28 18:00:41いまさらだが『チェンジリング』以降のイーストウッドは、いろんな脚本家の書いた面白い脚本を、そのまま映画化するっていうことをやってる。『J・エドガー』見て、そうだったなと思い出した。『チェンジリング』以降の5本、みんな脚本家違うし、若手がほとんどだし。それが、すべて面白い。
2012-01-31 14:27:45『J・エドガー』キング牧師への批難、廊下にあるリンカーンの絵画、デリンジャーのデスマスクへと流れる冒頭が、この映画の全体像を示すのかなと思わせつつ、それとは違う流れを見せ、それらをラストあたりのフーバーのモノローグで一気にまとめあげられたんじゃあ、そら、感動しますよ。
2012-02-02 00:16:41『J・エドガー』に余計な副題をつけなかったことと、過剰に人物について宣伝しなかったことは評価したい。ワーナーの映画は変なことが少ない。
2012-02-02 09:52:21