J・エドガー感想考察まとめ

坪井俊弘 @TcinemaholicT

『Ｊ・エドガー』冒頭のディカプリオのモノローグが素晴らしい。キング牧師をけなす声は、傲慢で鼻持ちならない印象。それは、そのあとに出てくるフーバーの風貌とぴったり重なる。まず声、次に風貌という順で、違和感なくそのイメージを示すのは、演技力のたまものだ。声の若さなど問題にならない。

HONDA @7203

映画終わって「リンドバーグの息子の誘拐事件くらい知っとけや！」「そんなんあたしが生まれる前やもん」「おれかて生まれる前じゃ、勉強が足りんねん」「そんなん知らんわ！」て喧嘩になってる関西弁の夫婦がいた。Jエドガー。

メザシのユウジ @mezashi_yuji

#eiga Jエドガーは、本当はマッチョでも何でもなくて、暴力が怖かったのだと思う。最初のガサ入れで暴力をふるう部下を止めるシーンがある。ほんのワンシーンだけど気になった。自分やアメリカに対して脅威になる存在を弾圧していった根底には、暴力への恐怖があったのかな。

メザシのユウジ @mezashi_yuji

#eiga Jエドガーは、母親から常にプレッシャーを与えられてきた。親の前でも本当の自分ではいられなかった。親から、常に強くあることを強制される。人には必ず弱味があると、確信していたのは自分自身がとても弱い人間だったからだろう。

メザシのユウジ @mezashi_yuji

#eiga Jエドガーが嘘をついていたことが、分かるシーンがあるのだけどあの演出は上手いと思った。映画自体は、彼の口述を映像にしてる設定。あ、あれも、これも本当じゃなかったの…と分かった瞬間のエドガーのパートナーの台詞に泣けた

メザシのユウジ @mezashi_yuji

#eiga Jエドガーと、彼のパートナーとは映画のなかではプラトニックな関係だったのだろうな。だから、終盤のおでこへのキスに深い意味が出てくるのよねぇ。

藤原興（ほぼ放置アカウント） @oki_fujiwara

こら映画史に残る超傑作「Jエドガー」に対して、FBIは世界最強ホモ組織とか、アーッとか、腐女子大勝利とか、くだらん部分で盛り上がってはいかんぞえ。と言いつつ、イーストウッドがこんな形で「マリア様が見てる」の同人パロディ映画を撮るとは驚いた、と言うのが僕の本音。

うるる @cococci6

クリント・イーストウッド監督『Ｊ・エドガー』を鑑賞。レオ様の老けメイクを生温く見れるかどうかで好き嫌いが分かれるかも。暗躍しながらガツガツのし上がっていく物語かと思いきや、裸のエドガーは孤独で虚栄心の強いひとりの人間。ラストの死に様の描写に唸った。監督の空気感が好きだなぁ。

ys @ymdshmp

【J・エドガー】 死ぬ間際のおじいちゃんたちがひたすらお互いをどれ程愛してるかを語る映画。「裏ミルク」の前情報も納得。

@baikunan

「Ｊ・エドガー」＠丸の内ピカデリー初日。監督の手腕もさることながら、注目は脚本、ガス・ヴァン・サント監督の「ミルク」の脚本家、ダスティン・ランス・ブラック。「Ｊ・エドガー」は実のところ、その「ミルク」と表裏をなす映画だ。 （続 #eiga #映画 #Ｊ・エドガー

@baikunan

自身がゲイでもあるブラックは、「ミルク」で、同性愛者で初めて公職についたハーヴィー・ミルクを自分に正直な人間と描いたが、「Ｊ・エドガー」では自分に正直に生きることができず、内面に鬱積せざるを得なかった権力者、エドガー・フーヴァーを淡々と描いている。#eiga #映画

@baikunan

「Ｊ・エドガー」裏アメリカ史を飾る人物の伝記映画だが、むしろ屈折した心情を内面に鬱積せざるを得なかった人間の悲しみを描いている。自分を思っている同性パートナーでさえ、最後まで信じることが出来なかったのが、主人公の悲劇。自らゲイである脚本家の目はこの権力者には少し同情的。#eiga

@baikunan

「Ｊ・エドガー」レオ様のＢＬ場面は衝撃。隣席の女性はその場面できゃっと声をあげていた。フーヴァーの生涯のパートナー、クライドを演じたＡ・ハマーのレオ様を見る時の潤んだ瞳が悩ましい。Ｎ・ワッツの老け役が、一番違和感無し。脚本自体にとっ散らかった感じはある。#eiga #映画

uk @ken_744

「J・エドガー」観了。時間軸の展開を把握するのに少し戸惑ったが、考え深い映画でした。何より実話ですからね〜。「シングルマン」なんかを思い出しながら観ました。特に後半の心に染み入る様な雰囲気が好きです。多分、自分にとって「大絶賛でも無いけど、ず〜っと心に残る映画」なんやろうな〜。

Arami @arami_d004

Jエドガー見た！期待してた引き算の演出が静かで行間を読む予知がいっぱいあって楽しくて苦しかった。あのI love youにはbutがあるね。そんで最大の脅威は自分自身なんだ。

Arami @arami_d004

「愛してる」を分かってるくせに分からない振りをしておいて、自分は相手に聞こえないところで血を吐くように「愛してる」を絞り出すなんて卑怯

Arami @arami_d004

というかJエド、ゲイかどうかなんてどうでもいいんだよ自分で自分の愛を遠ざけて踏みにじってるところが苦しくていいんだよその素材がゲイだっただけじゃないかって思うのね日本語崩壊

Arami @arami_d004

インセプの予習～とか思って軽い気持ちでJエドガー久々に見てホテルのシーンとかごはんからのハンカチとキスとか身体を覆うシーンとか巧みすぎて震えた・・・いや見たことあったけど・・・

やましなゆうすけ @battamon_23

#映画 『J・エドガー』鑑賞。フーバー長官は米国の歴史において“正義”と“悪”の両面を体現する人物として登場する。だがイーストウッドはどちらも“信じ”てはおらず、ただ物語を語ることによってその二面性を突きつけてきたのだと感じた。監督の、愚直なまでの物語への信頼が印象的だった。

やましなゆうすけ @battamon_23

『J・エドガー』が「淡々としてた」という意見を聞いたんだけど、時系列を並び替えによる「顛末」と「結果」の提示とか、中盤まで“現在”でのトルソンとの関係をはっきり見せないとか、確かに派手ではないけどスリリングな演出の作品だったはず。

やましなゆうすけ @battamon_23

『J・エドガー』は国家に大き過ぎる影響を与えた一人の人物のヒロイックな面と偏執的で危険な面とのバランスや、人間的な“他者との繋がり”を半ば妄執的に希求する姿なんかをネットリ描いてて、やっぱりギラギラのスリリングな #映画 だったと思う。

やましなゆうすけ @battamon_23

『J・エドガー』は観ながら『市民ケーン』みたいだなぁという印象を抱いた。フーバーが母親の服を着るのは、母親や国家との同一化を（凄まじい執着心で）求めてるんだと思う。

やましなゆうすけ @battamon_23

で、トルソンとも“同一化”を求めるけど、彼は（フーバーとは別個の）人格を持った一人の人間で、母親（がフーバーに託した業績）や国家との同一化を果たしてもトルソンとは果たせない、その懊悩についての映画だと思った。

やましなゆうすけ @battamon_23

ただ、同一化は出来なくともトルソンは“一人の人間”であればこそ、フーバーとの確かな“繋がり”を持てた、とも言っていると感じた。

yasufumi_ino @yasufumi_ino

クリントの「J・エドガー」観ました。いつものように、心に沁み入る大人の映画でした。クリントの一貫した、人に対する愛情に鑑賞後しみじみ。アメリカのよい面をストレートに表現できる唯一無二の人です。長生きしてほしいなあ。