瓦礫処理の現状~阪神大震災の時の運用を踏まえて

瓦礫処理の最前線で陣頭指揮を執っておられる480623sakai2479さんのSOSに、mogmemoさんとmayasmr_vさんが応えてくださいました。 お二方、有難うございました。 要約すると ◎阪神大震災の時の教訓が今回の瓦礫処理にも反映されている ◎着手は早く、ピッチも早い。分別もよりきっちりなされている 続きを読む
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maya_gsx @maya_gsx

@mogmemo あとは震災によって人の生活がどう変わったかを考えるために、少しライフスタイルが異なる区域で排出廃棄物の組成分析などもやりました。まあ、自分のメインの研究テーマではなくてサポートだったのですが。

2012-02-16 20:59:31
maya_gsx @maya_gsx

@mogmemo 実際の現場を見て感じたことですが、発生から少し時間的なズレがあったため部分的に復旧が進んでおり、震災そのものの爪痕という意味では今回の震災で見聞きした物よりは弱い印象でした。しかし、廃棄物の発保管場所などやはり量がとんでもないという印象は持ちました

2012-02-16 21:02:02
maya_gsx @maya_gsx

震災直後は混乱していたこともあって、現場に入ったのは震災から半年ほどが経過してからだったと思う。当時は廃棄物の行き先もまだ整備されていなくて、とにかく搬入する感じだった。少し曖昧だけれど一年位してようやく仮設の処理場で分別と焼却処理が進んだ覚えがある。

2012-02-16 20:57:55
@mogmemo

それを考えると,今の処理体制の整備は阪神淡路の頃と比べて相当早いということですかね。発生量も多いし,人も資材も足りない状況なのに。@mayasmr_v

2012-02-16 21:01:10
maya_gsx @maya_gsx

@mogmemo いや、全体としては遅いと思います。ある部分では阪神淡路の教訓が先の学会のタスクチームなどによってフィードバックされているので、スムーズに進んだと思いますが、大きく違うのがやはり量的な問題と放射能の問題かと。(つづく

2012-02-16 21:04:30
maya_gsx @maya_gsx

@mogmemo 阪神淡路後半年の状況では、全壊の家屋というのは撤去されて、あまり見かけなくなっていましたし、半壊の家屋を少しずつ壊していくという感じでした。実際、調査も二年にわたって行いましたし。今回は津波で全壊の家屋が多いことで一気に出た発生の仕方に時間的な違いがあります。

2012-02-16 21:08:57
maya_gsx @maya_gsx

@mogmemo あとはご承知のように放射性物質を含むという懸念で、分別保管場所にため込んだ物の処理が進まないと言うことに違いがありますね。手間が掛かっても測定や説明を重ねて、受け入れ自治体が増えてくれると良いのですが。

2012-02-16 21:13:02
@mogmemo

@mayasmr_v いろいろ教えていただきありがとうございました。わたしも心からそう思います。

2012-02-16 21:14:57
maya_gsx @maya_gsx

@mogmemo も一つ忘れていました。分別は今回の方がかなり進んでいます。阪神大震災の時は木材とガレキと可燃物と金属、不燃物くらいの分け方だったと思いますが、今回はかなり細かいです。受け入れができれば、非常時にも拘わらず、リサイクルに回せる分も多くなっていると思います。

2012-02-16 21:17:56
maya_gsx @maya_gsx

廃棄物分野の人からしても、放射性物質のことは想定外だったと思う。その対応を考えなければいけないことも、社会の反応も。

2012-02-16 21:14:11
maya_gsx @maya_gsx

@mogmemo 阪神淡路の震災時の状況(タイムスケール)が分かる資料がありました。こちらの神戸市の方の資料に詳しいです。実際は思っていたよりも早く焼却が始まっていたようです。ただ、置き場には結構残っていましたけれど。 http://t.co/nCsXDGhw

2012-02-16 21:31:48
@mogmemo

ありがとうございます、読ませていただきます。@mayasmr_v

2012-02-16 22:25:43

↓以下まとめ人私見につき読み飛ばし推奨
災害多発国日本では誰もが他人事ではありません。
「明日は我が身」「お互い様」です。
となれば瓦礫受け入れは被災地以外に住む人自身を守ることでもあるわけです。
受け入れ反対の人達には問答無用に受け入れ拒否ではなく
どうすれば受け入れられるのか、譲歩の余地を是非考えてみて欲しいと思いました。