ドゥルーズは にげまわっている!!
- L_O_Nihilum
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@_Haruka_K_ いえいえ、全然大丈夫ですよ。しかし、学校開いてるんですな。こちとら昨日の合宿で終わったので、開いてる日が飛び飛びなのです。
2012-02-27 19:02:01@L_O_Nihilum んで、アメーバやけど、あちこちでランダムに触手が伸びたりうにうにして多様な形をするけど、どこまでもいっこの細胞で、核は共有されてる、というイメージやったり。レス忘れとったけど、まえにゃんさんが書いてはった解釈で間違ってない。
2012-02-27 19:03:42[お知らせだ] 明日15時から、大阪市大で、プラハのシュルレアリスト・グループといま開催中の展覧会についての口頭発表やります。英語での発表になりますが、よろしければどうぞおいでください。DMかメール(Nightmarefragments@じーめーる)頂けたら、詳細お知らせします。
2012-03-06 23:21:11@n20th 1935年、ブルトンはエリュアールと共に、カレル・タイゲらチェコスロバキアのシュルレアリストに招かれてプラハまで講演に行った(ここまで史実)(以下妄想)
2012-03-06 23:22:48@n20th 夜半まで飲んだ後、酔いの回ったブルトンをタイゲはそっと表へ連れ出す。橙色の瓦斯灯の下、耳元にささやきかけてくるタイゲのフランス語は、わずかなスラブ訛りを除けばまるで教科書のように端正だ。気付けば彼に誘われ、ブルトンはプラハの迷路のような裏通りをさまよい歩く。
2012-03-06 23:28:43@n20th でも次の日、タイゲはまるで何事もなかったかのように慇懃に振る舞う。彼が仲間とチェコ語で親しげに言葉を交わすのを見て、ブルトンは知らず知らずのうちに嫉妬を覚えている。その疎遠な響きは、錬金術と魔術の街のイメージと混ざり合い、奇妙に神秘的な陰影をタイゲに与える。
2012-03-06 23:36:20@n20th ブルトンは、その陰影を越えてタイゲに近づくことができない。タイゲのほうからは時々、軽やかにブルトンの内へ踏み込んでくるのに、でもそれは結局、彼が合わせているだけなのだ。教科書のようなフランス語で。彼の真実のところにブルトンはけして触れられない。
2012-03-06 23:44:58@n20th 苛烈な詩人はそのことにいらだつが、同時にどこかで奇妙な安堵を覚えてもいる。……ほどなくしてチェコスロバキアという国は崩壊し、ふたりは二度と逢わない。
2012-03-06 23:53:18@L_O_Nihilum わーありがと! ブルトンはけんかっぱやいしすぐ除名するからな。どうも、彼が権威として存在していたフランスと、あそこまで強力なリーダーを持たなかったチェコとかベルギーとでは、シュルレアリスト・グループの活動にはかなり違った展開があったっぽい。
2012-03-07 01:22:24@L_O_Nihilum わーまたこれ濃ゆい人やなあ!(うぃきぺ見てる)。どうなんやろ、アンドレがシュルレアリスムをどうしたかったのか(本当に第二宣言で述べたようにカルトにしたかったのか/ユニヴァーサルな運動体として広がることをどう思っていたのか)、わたしにゃまだよくわからん。
2012-03-07 01:33:20@nktu_pd うーん。どんな人でも「ここではないどこか」「今ではないいつか」への指向無しには生きていけないと思うんですね。「まだ成長できる」と思うから頑張って仕事するわけだし、外国語を勉強をするのは「いつか話せるようになる」という見込みがあるからですし…。
2012-03-07 01:41:19@nktu_pd で、その「ここではないどこかへの指向」そのものを自覚させてくれる、のが、芸術にしか出来ないことなんじゃないかな、と思うんです。「まだここから変わっていける、変わっていけると自分は思っている」という自覚は、たまには、生きて行く上での助けになるんじゃないかと。
2012-03-07 01:42:01実際シュルレアリストたちに会ってみて、一番衝撃的だったのが、かれらが現代でもなお変革への予感を失わずにいるということだった。変革に挫折した世代の背中を見て育ったから。実際に変わるかどうかはわかんない、でも火のような予感だけをずっと維持してるの。
2012-03-07 01:50:58@_Haruka_K_ それをケネスさんが"Luminescence"と呼んでいたのだ。燐光。ここではないどこかからのエネルギーを受けて輝くひかり。
2012-03-07 01:59:27@nktu_pd ありますねー。美術に明るくないひとに「シュルレアリスムやってます」って言ったら途端にめんどくさそうな顔されますねw 結局自分にとって芸術がなんであるかをきちんと突き詰めて、わかりよい言葉で表明するしかないかなと思って、未だ考え中です。
2012-03-07 02:04:37”ここではないどこか”。かっこいい。素晴らしいじゃないですか、外世よりの光り。いや、内世ではないところからの光りと言うべきか。それこそ、逃走線の終わりなき終着点、だね。 @_Haruka_K_
2012-03-07 02:05:10