「経済的自立」は金科玉条なのか？

広夢 @scidreamer

（１）「経済的自立を果たすべき」という言葉にちょっと疑問を投げかけてみる。たとえば困っている人がいて、でも彼はお金も持っていなくて、という人々に手を貸すのに力を尽くす人は「経済的自立」など得られない。助けた相手に金銭的対価を求められないからだ。

広夢 @scidreamer

（２）「困っているのに人にあげられるだけのお金を持っていない人」を助けることは、民間企業には出来ない。そういう人が多ければ、公的機関でも対応出来ない。「小さな政府」ではなおさらだ。

広夢 @scidreamer

（３）そんな「貧乏かつ困っている人」を助ける為に寝る間も惜しんで助けてあげる人が、自分で稼ぐ暇がないからと生活保護をもらったら、彼はいけないのだろうか。

広夢 @scidreamer

（４）言うなれば、彼は生活保護費、つまり税金で働いていることになる。税金を納められるほど裕福な人から富を回収し、それを元手に貧困層への福祉に充てる。ある意味、公務員とも呼べる。

広夢 @scidreamer

（５）以上が「経済的自立は当たり前」と考えている方への問題提起になれば幸いである。また、公務員の方や公務員を志す方の一つの考え方として、提案させてもらった次第である。