2012年2月22日(水) IWJ Ust 9Ch 【百人百話】 ～故郷にとどまる 故郷を離れる それぞれの選択～ 第四十一話 尾形紀泰さん

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5分ほど遅れて、「百人百話」配信スタートしました。「第四十一話 尾形紀泰さん」です。 ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/yg0KmTZy)

榊原千鶴@『皇后になるということ 美子と明治と教育と』 @wakuwakuchizuru

【IWJ百人百話】 尾形さん：43歳。妻と子ども4人。中学から園児まで。3.11により小樽に避難。3.15に福島を出て3.18小樽へ。全国から支援物資を集めて被災地区へ送る活動を。 ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：料理を勉強。母方の実家である食堂を手伝っていたが、妻の実家の求めもあり、都会で会社員に。田舎が懐かしくなり福島に帰郷。3.11は妻と年中の娘といた。 ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：揺れが激しかったので妻と娘とともに屋外へ避難。状況が分からないので、じっとしているようにと。幸い停電はせずネットも見ることができた。テレビに社員時代 ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：通った宮城の映像が流れた。多くの知り合いとも連絡は取れず｡目の前のコンビニも電源が生きていたので、そこで炊き出しをはじめ、買い出しの手伝いなどをした。 ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：こどもたちは怯えていた。ツイッターなどで情報を取得し、グーグルで安否を確認した。原発の爆発は海外のニュース動画で見た。そのうちIWJなどを見はじめた。 ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：避難所などでラジオを聴いているだけの人たちは、流れる安心安全情報を信じていたが、自分はネットを介して後藤さんらの解説を聞くことができた。雨が降った ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：時点でダメだと思い、脱出を決め、山形に向かった。そこで連絡のとれた友人たちと合流。かつて住んだことのある関西か北海道か、どちらに避難するか迷った。 ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：関西ではいずれ放射性物質による食の問題が起きる可能性アリ。一方小樽はこれまで揺れたことがなく地盤が固い。食糧自給率も高く、いざとなれば海外へも避難 ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：可能な地。山形では父親と子どもを連れた女性に出会い、避難場所に困っていたので、一緒に北海道はどうか声をかけ、同行することに。北海道は3.18に都営 ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：住宅に入居できるようになっていた。小樽では周囲から子供服や食器など家庭用品提供の申し出を受けた。自身は断り、かわりに集まった物資を被災地に送ることに。 ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：宮城の塩釜ですでに支援活動をはじめていた知り合いに物資を送ることにし、そこで行政とは一線を画す「やれること実行委員会」を4.1に発足させた。 ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：支援活動を進めるうちに宮城・岩手と福島は違うことに気付いた。宮城・岩手には復興への前向きなエネルギーが満ちていた。けれど原発は夢も希望も失わせると。 ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：福島では母子避難の支援をしたかったが、小樽に住んで間もない自分にはまだそこまでできなかった。漁師からは海を元に戻すために船を用意して欲しいと言われた。 ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：夏には福島から母子84人を小樽に呼び寄せ、長い人で1ヶ月滞在させることができた。経費はカンパ。いまもできるかぎり福島から避難して欲しいと思っている。 ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：月の内、宮城・福島に支援に行っている。除染を進めながら復興を主張する主流派に対しては言いたいことがあるがいまはまだ言えない。避難したくてもできない ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：理由には、経済的な問題と家長が力をもっている家族のありかたがある。夫は避難を認めても、家長である舅が許さないなど。理由を口にすれば、言う側も聴く側も ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：互いに苦しむことになる。避難した人を非国民呼ばわりすることもある。避難すればとは思うが、できないにはそれなりの理由がある。国はいい加減な基準ではなく ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：ダメと大丈夫を明確にしてほしい。県民自身に選択させるのではなく。仕事は好きだったが、避難に伴い結局職場放棄となり、退職することになったが後悔はない。 ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：お金は倹約すれば何とかなる。福島二本松の場合、車中で計っても0.5μSv/h。人が住める環境ではない。自分としては小樽でできる支援活動を継続したい。 ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)

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【IWJ百人百話】 尾形さん：いちばん大切で気になっているのは子どもたちのこと。将来、「オヤジ、あのときよく逃げてくれた」と彼らが言ってくれたら、それで良い。 ( #iwakamiyasumi9 live at http://t.co/0EcSqn1j)