２月２６日の最後の取材（インタビュー）

渡部真 @craft_box

今日の最後の取材は、ローカルメディアの関係者だった。取材が終わって雑談中、ひょんな事からジャーナリズムの話になる。そこで週刊文春の記事の話について言及された。インタビュー中に言っていたが、この人は、子供を持つ親で経済的余裕があるなら、遠くに逃げた方が良いという考え。（続く

渡部真 @craft_box

小さい時に野原をかけ、小川で泳ぎ、去年出来なかった事ができるようになって行く、そうした故郷の原体験が必要。外で遊ぶな、グランドは1時間だけ、そんな環境はかわいそう。自分は逃げる気はない。様々な理由で福島に残っている人の多くは覚悟を持っている。もしくは覚悟しなくちゃいけない。（続く

渡部真 @craft_box

自分は中通りの低線量被曝で大きな健康被害が出ると思わない。老い先も長くない。しかし不安を抱える県民も沢山いる。それでも逃げられない。多くは経済的理由だ。福島県民は、事故以降、経済的格差を突きつけられられた。非常に不幸な存在だ。政府も東電もマスコミも悪いが、県民も責任ある。（続く

渡部真 @craft_box

だから、覚悟はしないといけないし、仕方ない。しかし、不幸な県民をこれ以上、外側から不幸にするような事はやめて欲しい。田舎の年寄りが失礼かもしれないが、あの程度の薄っぺらい内容で、扇動的な記事で騒いで、それがジャーナリズムと言えるのか。福島の電気を作ってたわけじゃない。（続く

渡部真 @craft_box

電気を使っていた関東圏の人が、不幸を背負う覚悟の福島県民をさらに不幸にする。本当に危険だという情報は伝えないといけない。しかし、あれが立派な情報か？ どんな人間か知らないが、親切そうな顔して福島に残ってる人間を不幸にしてるという意識はないだろう。（続く

渡部真 @craft_box

この人は、佐藤栄佐久前福島県知事に、非常に近い人物で、大晦日に取材したと伝えたら、いきなり、僕の周囲の関係が分かってしまって、この話をいただいた次第。まぁ、福島の当事者として、一つの、真っ当なご意見だと思ったので、ちょっと長目だったけど、つぶやきで伝えておきます。

渡部真 @craft_box

この方は誤報だと言ってるわけじゃないと思います。僕も厚みのある取材とは思いせんでしたから、印象としては普通も感覚だと思いました。 RT @tetsumah: 先日の会見でお母さんが誤報と言われ怒っていたとのこと。人それぞれ意見が有るんですねえ。