- tsugumi_shinai
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(「キリマンジャロの嵐」ではアフリカ上空をパスするアーガマが軌道上から艦砲射撃>東南アジアの連邦軍基地から対空ミサイルが接近,というシーンがあって胸熱)
2012-03-01 01:12:39@ohnuki_tsuyoshi @tsugumi_shinai @galileo_falcon んにゃ。私は伺ったことないと思います。 >「逆準天頂コンステレーション発電衛星」のアイデア
2012-03-01 01:12:51@ohnuki_tsuyoshi @mitologia_hot @galileo_falcon 初耳です
2012-03-01 01:13:16@mitologia_hot @tsugumi_shinai @galileo_falcon 宇宙太陽光発電衛星の技術的問題のひとつに、静止軌道から送電すると受電施設が巨大になることが挙げられます。しかし低軌道から送ると、需要地に送電することが難しくなります。(続く)
2012-03-01 01:15:23(コンステレーションと聞くとついスタトレのUSSコンステレーションを連想してしまう….いつ登場したのか忘れたけど)
2012-03-01 01:15:25太陽発電衛星(SPS)も「廃棄コスト」まで含めて議論しないといけない。原発同様。SPSの研究でも廃棄技術の研究はほとんど見かけず、遅れている分野です。
2012-03-01 01:16:39@mitologia_hot @tsugumi_shinai @galileo_falcon (続き)そこで、日本上空に近地点が来て遠地点が高い、準天頂軌道に乗せます。周期は1日がいいですが半日でもいいです。この衛星は日本上空以外ではキャパシターに充電しています。(続く)
2012-03-01 01:17:49@mitologia_hot @tsugumi_shinai @galileo_falcon (続き)日本上空に来ると、キャパシターから短時間でマイクロ波を送電します。低軌道衛星と違って地球の影になる時間が小さいこともあり、送信機の割に太陽電池は小さくなります。(続く)
2012-03-01 01:19:55@mitologia_hot @tsugumi_shinai @galileo_falcon (続く)送電できる時間が短いので、1日中連続して発電するには軌道を少しずつずらして多数打ち上げる必要がありますが、受電設備は1箇所で済みます。これが逆準天頂コンステレーション発電衛星。
2012-03-01 01:21:37@mitologia_hot @tsugumi_shinai @galileo_falcon あ、そうそう。廃棄しやすいこともメリットです。静止衛星と違って近地点高度を下げるだけで、デオービットできます。うまくエアロキャプチャーを制御して低軌道に移せれば修理もしやすいかも。
2012-03-01 01:23:41@ohnuki_tsuyoshi @mitologia_hot @galileo_falcon 面白いです!何だか行けそうな気がしてきました(笑)
2012-03-01 01:25:15@ohnuki_tsuyoshi @tsugumi_shinai @galileo_falcon なるほど。地上の発電競合システムとの単純発電効率比較ではなくて(というか、単純比較なら、おそらく当面勝てない)、準天頂システムの複合効用で勝負できる余地がでてくるかも。
2012-03-01 01:28:33@tsugumi_shinai @mitologia_hot @galileo_falcon 面白いでしょw地上設備から見ると断続発電になるんで蓄電設備が必須なんですが、最初は少数の衛星から始めて、大型のものを追加するなどして段階的に拡張できるわけです。
2012-03-01 01:30:41@mitologia_hot @tsugumi_shinai @galileo_falcon そうですね、いろいろな応用が考えられるかもしれません。とりあえずは「静止だと受電施設が巨大」「低軌道だと受電施設が限られ地球の影に入る」を同時に解決してやろうと。
2012-03-01 01:33:02送電出力と太陽電池出力の比率は、1日の受電局での可視時間で決まりますね。計算してみたいです。 RT @sctracker: 送電も一瞬だからワット数的にはかなり大きくなる…のか??
2012-03-01 01:47:38低軌道SPSは1990年代に宇宙研で、たたき台モデル「SPS2000」を研究していた一員です。想定軌道は赤道上1100km(当初1000kmだったけど、デブリが多いので100km上げた)。赤道上の発展途上国、数カ所に受電基地を置き、断続的に送電していく構想。
2012-03-01 01:52:46SPS2000の場合、軌道上日照時の送電出力10MW、一か所への送電は約3分間。大雑把に計算すると、地上でマイクロ波から電力に戻して、充電して使う効率100%としても平均的に約300kW。一軒1kWとして、300軒くらいの村をユーザーと想定。
2012-03-01 02:02:58送電ビームを受電アンテナに命中させるには、レトロディレクティブ・フェーズドアレー(地上基地から送られる誘導信号の方向へ送り返すよう、自動的に位相制御する技術)を使う。1996年のISAS一般公開でデモした。
2012-03-01 02:07:481996年にSPS機能モデルを製作し、ISAS一般公開でデモを行った結果を報告したシンポジウム後刷りはこちらです→平山寛 他「フェイズドアレーアンテナを備えたSPS2000システム機能モデル2号機の設計と試作結果」 http://t.co/T0hwrTUa
2012-03-01 02:20:33SPS2000構想に関して、ネットで公開されているまとまった情報は→宇宙科学研究所報告,特集 第43号,太陽発電衛星SPS2000研究成果報告,2001年 http://t.co/iJY9PQDM
2012-03-01 02:27:57