ユーザーが、どんなコンテンツに対しても思っていること
- lucifer_af
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先日、『ダヴィンチ』さん(http://t.co/HjciBHqS)の取材を受けました。後日お知らせいたします! そこで説明しているときに、自分で口に出してふと気づいた作品への取り組み方。
2012-02-29 23:26:22ユーザーが、どんなコンテンツに対しても思っていることがありまして、それは『期待通りで当たり前。期待以上のものをつくってはじめて、「この作品と一緒の時間を過ごした甲斐がある」と思ってくれる』ということです。
2012-02-29 23:26:52集英社『マンガ脳の鍛え方』でも、本宮ひろ志先生が同じようなことを話しておりました。『予想外で当たり前』と読者は思っている、と。
2012-02-29 23:26:56そして送り手のポイントは、「期待力」をどこにどのように配分するかというのも大事です。「すべてに120%の力を込める」ことは、定期的に生み出す創作物にとって、精神的にも体力的にも時間的にも金銭的にも相性が悪いです。
2012-02-29 23:28:13決まった制限時間内にどれだけベストを尽くせるかの方が、この世界では大事です。その(あえて言いますが)『最低限のルール』すら逸脱してしまうと、仮に凄いことをやっていても『悪しき前例』となってしまい、いずれ自分の首を絞めることになります。
2012-02-29 23:28:22もちろん名作はそのようにして生まれるケースもありますので、一概には言えませんが、制限された環境の中で悩み、そして生み出された作品にも名作はたくさんあるし、それが生み出され続ける好循環の始まりにもなると思います。
2012-02-29 23:28:28「じっくり練れば俺だって」とか「一年くらいかければ誰だってできる」と思っている作家志望、絵師志望の方々は、自分でちょっとハードルを上げた時限式ルールを設けてみて、そこでもがいて生み出す努力をしてみましょう。
2012-02-29 23:28:49最初はいつもより拙いものが出来上がるはずですが、そのクオリティが通常レベルまで引き上げられたとき、さらなるステップアップができているはずです。僭越ながら、自分がそうでしたので……!
2012-02-29 23:28:57この作品の担当はカロリー的にできない、と思ったら絶対やる! 毎月●作も文庫を編集するなんてできない、と思ったら絶対やる! この作家さんの世界観を理解するにはスキルが圧倒的に足りない、と思ったら絶対やる! というふうに。
2012-02-29 23:29:04一度しかない人生、頑張らないと損です。無理そうなことに立ち向かう、って格好いいですよね。自分の人生は自分でエンターテイメントにしてあげましょう。苦難をのり越えられれば、クライマックスの迫力もカタルシスも、独り占めですよ!
2012-02-29 23:29:19何事も『継続は力なり』は当たり前ですが、自分でちょっとキツいかも、と思うルールを課した上での『継続』は、レベルアップの第一歩です。
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