大阪で認可外保育園を営む延命寺氏が贈る、橋下大阪市長への熱いメッセージ

待機児童を無くし、誰でもよりよい保育サービスを受けられるようにしたい。そんな思いが詰まったメッセージです。ぜひ行政も一緒になって頑張っていただきたいテーマです。
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@en_jin

@t_ishin お別れ会などをしてあげる余裕もなく、子どもは突然「転園」を余儀なくされます。子どもも保護者も、そして私たち保育者も別れの準備ができていませんから、涙ながらの別れになってしまいます。3月末などは、いわゆる卒園とは違う「理不尽な別れ」に保育士たちは肩を落とします。

2012-03-03 17:03:46
@en_jin

@t_ishin それまで手塩にかけて保育してきた愛する園児たちを「認可園の補助金が減るから」などという理由でいいように奪われる先生たちの気持ちをご想像ください。待機児童の受け皿を引き受けさらに理不尽な別れ、それでも頑張ってきた認可外を、市は「助長できない」と無視してきたんです。

2012-03-03 17:12:09
@en_jin

@t_ishin また、夜の保育を一手に担ってきたのも、大阪市では認可外です。よく子どもは昼間遊んで夜寝るものだ、とか預けすぎは子どもの発達によくない、などと言われることもありますが、むしろ子育てに行き詰ったり、虐待に走ってしまう保護者の多くが、預け先や相談先のない人たちです。

2012-03-03 17:16:17
@en_jin

@t_ishin 虐待は個人の資質の問題だけではなく、子育てインフラの不足が大きく影響しているというのが実感です。私の園では、一昨年から24時間保育をしていますが、きっかけはあの痛ましい西区でのネグレクト放置死事件でした。なんとか救えなかったのか、という思いから踏み出しました。

2012-03-03 17:21:40
@en_jin

@t_ishin もちろん、生活リズムの乱れは子どもの発達によくありません。しかし、夜間保育を受ける子どもたちは、毎日7時には手作りの夕食を食べ、9時半には床につきます。遅くまで働かなければならない保護者と同じリズムで生活してしまうよりよほど規則正しい生活リズムを構築しています。

2012-03-03 17:24:06
@en_jin

@t_ishin こうした夜間保育を担ってきた認可外にも、大阪市は何の手も貸してきませんでした。自分たちはコンビニや飲食店、夜勤のある病院など、様々な職業で夜間働く人たちの恩恵に預かりながら、公的な保育は日中しか提供しない。認可園中心主義の弊害はここにもあると思います。

2012-03-03 17:27:40
@en_jin

@t_ishin 市民に等しく行政サービスの恩恵を行き渡らせるなら、リスクもコストも高い夜間保育は、行政が担えば一番いいとは思います。しかし、市がやらないから民間がやっているのです。せめて、そこを利用する保護者たちが、昼間と変わらない負担で利用できるようにはできないでしょうか。

2012-03-03 17:30:53
@en_jin

@t_ishin 連投失礼いたしました。市長が保育の問題に関心を持って下さっている今こそ現場の声を挙げなければという一心でした。他にも学童保育の問題、待機児童問題に隠れた保育の質の問題など聞いて頂きたことは山程ありますが、いつかお話を聞いて頂ける日を頂ければ、協力は惜しみません。

2012-03-03 17:33:33
@en_jin

@t_ishin ぜひ、認可、無認可の区別なく、保育で競えるようにしてください。ハード面では大きな認可保育園にかないませんが、保育の質では負けません。 どんな就労形態の保護者も、経済的事情に左右されず保育サービスを選べるようになれば、必ず大阪の保育は、日本一になると思います。

2012-03-03 17:41:35