JST 「政策のための科学」研究開発プログラム 会議 Day2

6
HARA YASUSHI @harayasushi

JST 「政策のための科学 研究開発プログラム」 プログラム全体会議 Day2 開始。

2012-03-05 09:02:38
HARA YASUSHI @harayasushi

森田「それぞれの研究プロジェクトで視点がそれぞれ違う。今日はそれぞれの関連性をみつけていく作業になる。ひとつの視点として、規制の在り方がある。基本的には事前規制がベースだったが、イノベーションを阻害する可能性があった。規制緩和で事後規制に変わった。」

2012-03-05 09:05:50
HARA YASUSHI @harayasushi

森田「規制というものに着目した時、ポリシーデザインをどのようにすればいいのか。規制のありかたは国民の考え方にも関連している。社会的に完結した、良い仕組みをつくる必要がある。国民の意識に働きかける必要がある。社会的なコミュニケーション。それぞれの研究を結びつける必要がある。」

2012-03-05 09:07:29
HARA YASUSHI @harayasushi

セッション1: プログラムの首尾一貫性の確保: プロジェクトの調和 (1) プログラム前進に向けた協働 PJアンケート調査 について。問いは Q1. プロジェクトがプロジェクトマネジメント側に期待すること Q2.プロジェクトのアウトリーチ活動とプログラムの裾野拡大に必要な施策は?

2012-03-05 09:11:08
HARA YASUSHI @harayasushi

小林信一さんより、「そもそも科学技術アウトリーチとは何か」というプレゼンテーション

2012-03-05 09:15:39
HARA YASUSHI @harayasushi

小林「科学技術白書では『アウトリーチとは、リーチ・アウトという言葉が名詞化された言葉。特に科学者の場合「研究所、科学館、博物館の外に出て行う単なる出張サービス活動ではなく、科学者のグループの外にいる国民に影響を与える、国民の心を動かす活動」である』とされている。」

2012-03-05 09:18:11
HARA YASUSHI @harayasushi

小林「アウトリーチが重要視されはじめたのは2000年前後。米国のファンディングプログラムで義務化された。National Interest への貢献が要請されたことが大きい. 国民(労働力)の質的向上への貢献, STEM および科学技術人材確保などを行うことが目的.」

2012-03-05 09:21:11
HARA YASUSHI @harayasushi

小林「オバマ大統領が、Educate to Innovate という政策を掲げた: 参照: http://t.co/NZ3ZpWXO

2012-03-05 09:22:04
HARA YASUSHI @harayasushi

小林「そもそも、科学の制度化以前の科学は、学生を対象としたものではなかった。(ex. Royal Society, College De France) 科学が大学に閉じこもっていたのは、一時期のこと

2012-03-05 09:23:20
HARA YASUSHI @harayasushi

小林「もうひとつの側面として『科学技術の社会契約』がある。人間のもっとも人間らしい活動は、精神の自由に基づく創造的な活動であり、科学技術や芸術の専門家は、一般の人々に変わってそれらの活動をするものである。そのために、国民は資金を提供して、想像的活動を専門家に託す。」

2012-03-05 09:25:05
HARA YASUSHI @harayasushi

小林「アウトリーチの意義は、1.現実社会の課題解決に取り組むとともに、研究課題の再発見をすること 2. 子供たちの科学技術の関心を高めること 3. 労働者の質的向上 4. 将来の後継者の確保 5.妥当な研究をしていることの社会への説明をすること の5つになる.」

2012-03-05 09:27:49
HARA YASUSHI @harayasushi

参照: 1. 科学についての新しい社会契約 「生活者にとっての価値を実現する研究開発」吉川弘之先生(産業技術総合研究所理事長) http://t.co/owMK1cYI

2012-03-05 09:36:38
HARA YASUSHI @harayasushi

参照2: 「なぜ社会契約モデルを重視する必要があるのか」 - 名古屋工業大学学術機関レポジトリ http://t.co/IaQwArAH

2012-03-05 09:41:10
HARA YASUSHI @harayasushi

続いて、「政策形成への活用 (政策実装) に向けて -ゴール設定と現状の課題-」 , 科学技術振興機構研究開発戦略センター 「科学技術イノベーション政策の科学」グループ 長野さんのプレゼンテーション

2012-03-05 10:00:21
HARA YASUSHI @harayasushi

長野「研究開発戦略センターの活動について。「科学技術イノベーション政策の科学」における、重点的研究課題の抽出や、知見の政策形成への活用のための仕組み構築にむけて、関係領域の俯瞰・構造化の試行や、取り組むべき課題を検討している。文献調査やワークショップなどを実施してきた。」

2012-03-05 10:03:11
HARA YASUSHI @harayasushi

長野「政策形成への反映、文科省の委託調査も実施している。国内外のネットワーク構築、広範なコミュニティ形成の促進、研究成果の、政策形成への反映や社会における活用促進など」

2012-03-05 10:04:48
HARA YASUSHI @harayasushi

長野「エビデンスの作成から「政策形成までの活用」までの経路は次のようになる: https://t.co/OjKdYcjc

2012-03-05 10:05:47
HARA YASUSHI @harayasushi

長野「「知見を政策形成へ活用」するため、何が必要か?まずは、政策形成の判断に貢献できる「政策メニュー」を提示できること。ここでの「政策メニュー」とは、課題に対応していくため、選択肢となる政策内容に加え、そらら複数の選択肢がいかなる社会・経済的効果を持ちうるかを併せて示したもの。」

2012-03-05 10:07:18
HARA YASUSHI @harayasushi

長野「また、知見を活用するにはそれが活用される仕組みを成立させる必要がある。研究成果はまず社会の共有資産になる必要。

2012-03-05 10:08:52
HARA YASUSHI @harayasushi

長野「また、科学を担う者や、政策形成における「行政・政治」を担う者、社会における幅広い関与者が、信頼関係の下で、各自が担うべき適切な役割と責任を明確にする必要がある。」

2012-03-05 10:10:48
HARA YASUSHI @harayasushi

長野「エビデンスが有効に作成され適用されるには以下の点を考慮する必要がある。1. Policy Relevancy (誰にいつ寄与するのか?) 2. 現実の政策形成への適用可能性 3. 信頼性、客観性 (データなどの結果、プロセスなど) 4. 研究上の理論的・方法論的な貢献

2012-03-05 10:13:43
HARA YASUSHI @harayasushi

続いて、「プログラム目標の共有と全体像の構築」 -「科学技術イノベーション政策の科学」構造化に向けた活動の紹介- について

2012-03-05 11:23:05
HARA YASUSHI @harayasushi

”図 5 科学技術イノベーションの要素と要素群” - 『研究開発策定のためのハンドブック』 http://t.co/gnA2oYfX

2012-03-05 11:27:07
HARA YASUSHI @harayasushi

岡村「今年の二月から, NISTEP と GRIPS と共同で「政策のための科学」構造化研究会を行なっている。構造化研究会の目的は、中長期的視野で「科学技術イノベーション政策の科学」の深化を目指した議論をすること、推進事業に対して有効な知見を提供すること。」

2012-03-05 11:29:17
HARA YASUSHI @harayasushi

岡村「領域俯瞰、知見・成果の集約・構造化、政策形成における活用が三本の柱。得られる知見・成果を実際の政策形成プロセスにおいてかつようするために必要な仕組みと、その構築に向けての課題の検討などを行う。」

2012-03-05 11:30:42