基本ルールブック付属シナリオからシナリオライターの特徴へ
基本ルルブのシナリオは、セッションガイド、シナリオを基本作成する時のイベントの設定法、敵のバランス、ワールドガイドで書ききれなかった世界観などが財宝のように詰まってるので、自作シナリオ初めて造るときには本当に助かる。逆に言えば最初はこういうのの真似で十分だと思う。
2012-03-07 21:25:00そして製作者側もユーザーがそういうことの参考にする、と考えて基本ルルブのシナリオは造られているはず。ただの「最初に遊ぶシナリオ」ではなくて「今後自作/メーカー側を問わずに造られ、遊び続けられるシナリオのフォーマット」である筈なので、シナリオ造るときに真似するのは至極真っ当な行為。
2012-03-07 21:28:42そんなこんなで基本ルルブの付属シナリオがよくできてるシステムは大好き。今でも好きな基本ルルブのシナリオというとブレカナ2ndの「処刑都市」かな。あれは本当にいいシナリオだった。他の人たちで基本ルルブに付いてたシナリオで好きなのってどんなのかな?
2012-03-07 21:48:40@Hellbaby 処刑都市は外せないですねぇ。あとは自分が関わったものですが、トーキョーN◎VA The Detonationの「Nothing Hurts Like a Truth」、エンギア1stの「力の、在処」、エンギア2ndの「明日、君がいない」などはお気に入りです。
2012-03-07 22:04:12@yanioman @Hellbaby あれは本当に甲乙つけがたいですね。特に「力の、在処」は1st初プレイ時に「この世界観でやりたいこと」が全部詰まってて驚愕した覚えが。
2012-03-07 22:07:35付属シナリオのお気に入りであげたN◎VAの「Nothing Hurts Like a Truth」は田中天先生、エンギア1stの「力の、在処」「夏の夜、君の声」は山本剛先生、2ndの「命の価値」「明日、君がいない」には長田崇先生が原案あるいは執筆。自分も修正等関わってはいます。
2012-03-07 22:14:16@k_shigenobu @yanioman ですよねー。後、トリニティの「Red Dead Night」だとPC③のキングの立ち位置が好きでした。けっこういい気になれますので。
2012-03-07 22:15:24基本ルールの付属シナリオではないですが、ダブルクロス The 3rd Editionのサプリメント『ディスカラードレルム』のステージ:アカデミア付属シナリオ、「Welcome to Academy」も、ステージ初回プレイ用のシナリオとして、非常にいいシナリオ。ヒロインかわいいし。
2012-03-07 22:16:20これは新人の平井一希先生が執筆ですね。いい仕事したなぁとおもいます。付属シナリオ、特に基本ルールブックのそれは、仕様が大変むずかしく、たいていの場合、複数人のライターが関わって、修正を重ねることになりますね。だから、ひとりのライターが全部書いた、みたいなのは少ない感じ。
2012-03-07 22:19:17ブレカナ2ndの「処刑都市」は稲葉義明先生ですね。稲葉さんクラスだと、修正作業を社長がやる、とか贅沢な体勢にw 俺もブレカナ2の時はスタッフで、シナリオチェックくらいはしたと思いますが、もうゲラで読んだ時点で「傑作だ!!」と思ったw
2012-03-07 22:21:37@Hellbaby @yanioman あれも中村やにお先生に手伝っていただき大いに助けられました。おかげさまでなかなかの好評をいただいております。
2012-03-07 22:22:23@Hellbaby 基本ルールブックの付属シナリオはマジではんぱないコストかかってますね。テストプレイも入念にやりますし、あとはシナリオ作ってからルール変わったりしますしw
2012-03-07 22:23:45@yanioman TRPGのシナリオ書きの大雑把な分類法のひとつに「読んだ瞬間に面白くてGMしたくなるシナリオ」と「GMしてみてああ、これはこんな風に面白いのかと関心するシナリオ」の2種類があると思うけど、前者は田中天先生が上手で、後者は中村やにお先生が上手い印象があります。
2012-03-07 22:26:44@tanoakira_open 田中天先生の、読んで面白い、GMしたくなる文章は素晴らしいですね! 重信先生がデータで言ってましたが、シナリオも読んで面白くあるべきですし、もちろん、遊んで楽しくなければなりませんし。良質のシナリオを大量に生み出す丹藤武敏先生は尊敬してやみません。
2012-03-07 22:29:50@yanioman あ、落ちに想定していたネタを取られたw 仕方がないので、中村先生による丹藤先生のシナリオ解説を待とう。
2012-03-07 22:31:10@yanioman 懐かしい。『Nothing Hurts Like a Truth』は、基本ラインを思いついてから原稿を書き上げるまでかなりノッてた記憶があるよ。楽しかった。
2012-03-07 22:34:09@tanoakira_open ああ、すいません! 丹藤先生に触れないわけにもいかず……w 丹藤先生のすごさは、まず生産能力だと思うんですが、その源泉が、引き出しの多さと、大量に持っている「ストーリーの素」をシナリオに落とし込む能力だと思います。
2012-03-07 22:36:39@tanoakira_open なので、大量にシナリオを作りつつ、一本一本のシナリオが「ここが面白い」という売りを持っている。ストーリーの中核、面白さ、を抜き出して、シナリオの芯に据える力抜きんでている。質、量ともに、間違いなく日本一のTRPGシナリオライターだと思います。
2012-03-07 22:38:45@yanioman 何を基準に評価するかはさておき、丹藤先生がその量とバリエーションで図抜けているのは否定できないでしょうね。もちろん、別の評価軸では彼を凌ぐ人もいるわけですが。
2012-03-07 22:40:45