旭丘大戦第二巻最終章〜旭丘決戦、ブラックシャドウ〜

第二次旭丘大戦が佳境に入る!最後の、旭丘決戦!VS物同連合、ついに完結!
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情熱の赤色 @passion_red_sky

旭丘大戦第二巻最終章後編〜旭丘決戦、ブラックシャドウ〜

2012-03-10 22:32:48
情熱の赤色 @passion_red_sky

「空軍!スクランブル発進急げ!離陸後は、管制塔の指示に従え。」空軍は、次々と離陸して行った。今回の戦いは、陸軍が主となることもあり、AAF第一軍、第二軍が連合空軍に選抜された。

2012-03-10 22:33:30
情熱の赤色 @passion_red_sky

「大曽根方面より、巨大なエネルギー体がこちらに向かってきている。来るぞ。今対戦においても、それぞれのコールサインを使用せよ。各機、状況を報告せよ。」

2012-03-10 22:33:49
情熱の赤色 @passion_red_sky

「レッドアップル部隊、スタンバイ。」「プリンス部隊、スタンバイ。」「全軍、戦闘速度まで速度を上げ、攻撃ポジションを取れ。」ゆっくりだが、彼らはそれぞれの位置についた。

2012-03-10 22:34:04
情熱の赤色 @passion_red_sky

「先に空戦が起こる!準備急げ!」『うい!』屋上では、陸軍砲台大隊が急ピッチで砲台を用意していた。「だが・・・砲台角度等の計算に関しては現役連合軍の方が劣ってるぞ・・?」

2012-03-10 22:35:35
情熱の赤色 @passion_red_sky

とある一人の兵士が、アフロ少将に問いかける。「それに関しては、第一軍から派遣されてきた奴がカバーする。」そう言ったアフロ少将の視線の先には、ひたすらパソコンに何かを打ち続ける一人の青年。

2012-03-10 22:36:12
情熱の赤色 @passion_red_sky

「えーと、第二砲台・・・そうそう、そこの砲台、もうちょっと左に寄せて。———うんOK。」ADF第一軍砲台連隊部隊長、さねひら大尉だった。

2012-03-10 22:36:27
情熱の赤色 @passion_red_sky

あいつは、この大戦が始まる前に、空間認識能力をかなり強化されたからな。今池・栄会戦でも、かなり優秀な砲撃を見せている。」「なるほど・・・」

2012-03-10 22:36:42
情熱の赤色 @passion_red_sky

「これに関してはあいつに一任している。任せておけ。それよりも、先ほど空軍がスクランブルを行ったという情報が入った。そろそろだぞ、戦闘態勢に移行せよ!」

2012-03-10 22:37:41
情熱の赤色 @passion_red_sky

砲台部隊が準備している中、第三軍を中心とした陸軍A大隊は正門に向かっていた。ふぁみ少将、にろ中将、岡田大尉、永田大尉がここに配属されている。

2012-03-10 22:38:22
情熱の赤色 @passion_red_sky

「A大隊の作戦としては、まずにろと、岡ちゃん率いる遠距離中心部隊が先に攻撃開始、その後遠距離部隊の間から、近距離攻撃者を中心とした雷撃隊を投入する。OK?」

2012-03-10 22:38:38
情熱の赤色 @passion_red_sky

『はい!』「よし、AGHは俺らにリベンジの場を与えてくれた。この山、絶対に取るぞ!」

2012-03-10 22:38:49
情熱の赤色 @passion_red_sky

一方、東門に向かっていたのは、陸軍B大隊。ここには、いのっし少将、熱血少将、かに大尉に加えて、AAF第三軍から、しらりん中将となぎ大尉が派遣されていた。

2012-03-10 22:39:52
情熱の赤色 @passion_red_sky

「こちらの作戦はただ一つ、敵を倒し、B大隊と合流、そのまま全滅させる!それだけだ。行くぞ!」『うい!』彼らの士気は、どの軍よりも高かった。

2012-03-10 22:40:38
情熱の赤色 @passion_red_sky

「そういえば、いのっし。」「ん?」「お前の隣にいるのは誰だ?」熱血少将は、いのっし少将の隣にいた、背が低めのかわいらしい少女を見ながら言った。「あー、言ってなかったね。ついさっき入隊したばかりのあいだちゃんだよ。階級は中尉ね。」「よろしくー」

2012-03-10 22:41:20
情熱の赤色 @passion_red_sky

「おー、いきなり中尉か・・・ん?ってことは何か能力持ってるのか?」「うーん、それがまだわからないんだよ。多分、音系の何かなんだけどね・・」

2012-03-10 22:42:28
情熱の赤色 @passion_red_sky

彼がそう言ってしばらく、あいだ中尉が不思議な動きを始めた。「どうしたあいだちゃん?」いのっし少将が問いかける。「・・・何か音がする。聞こえない?」「いや・・・全く。」「嘘・・・そんなことない!聞こえる、なんだろう。とてつもない爆音がする!」

2012-03-10 22:42:56
情熱の赤色 @passion_red_sky

「———来た。」空軍の視線の先に、とてつもなく大きな飛行物体。「天空鳥・・・です。形も同じです。」誰もが、身構えた。「———!戦闘機、来ます!」そう言い終わらないうちに、彼らの前から機関銃が飛んできた。「回避行動!」現役連合軍は、体勢を崩し、一気に散らばった。

2012-03-10 22:44:39
情熱の赤色 @passion_red_sky

「砲台部隊!砲撃を頼む!」「こちらアフロ、了解。砲撃開始!」その言葉と同時に、旭丘の空に弾幕が展開された。ついに、旭丘決戦が始まったのだ。

2012-03-10 22:44:50
情熱の赤色 @passion_red_sky

「名駅戦よりも機能が上がってるぞ・・・気をつけろ!」「プリンス6、後ろに付かれてる!」「わかってる!」「レッドアップル8、被弾!離脱する!」「防衛機、残り49!」

2012-03-10 22:44:59
情熱の赤色 @passion_red_sky

「ついに始まったか、流れ弾に気をつけろ!永田!頼む。」ふぁみ少将が叫ぶ。「任せとけ、シールド発生装置、機動!」永田大尉がエンターキーを押すと、A大隊を包むように、バリアが広がった。「慌てるな!準備を進めろ!」

2012-03-10 22:45:29
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