バンダジェフスキー教授の講演について病理医に聞いた
まとめ。バンダジェフスキー氏が出している写真を診断すると、心臓と腎臓に関しては病的な所見はなく、標本作成時のアーチファクトがあるだけである。肝臓については、病的な所見ではあるが、放射線障害に特異的なものではない。
2012-03-13 00:24:37考察すると、自説を裏付けるはずの組織所見の解説がこの程度なので、バンダジェフスキー氏は、病理組織学的な診断については素人に毛が生えた程度。この程度の能力では、日本では箸にも棒にもかからないレベルということ。 自分が専門と名乗っている分野でこれだから、あとは推して知るべし。
2012-03-13 00:28:05低カリウム血症が起こるにはグラムオーダーのセシウムが必要 RT @GoodBye_Nuclear: 筋小胞体のCaチャンネルにSrが入り込んだりKとCsが交代したり、想像の域を出ませんが、原発事故後に急性心臓死が多いとの報告は、電解質異常が原因かもです。
2012-03-15 23:12:58@jossfat @GoodBye_Nuclear バンダジェフスキーのゴメリでの心臓疾患の研究、特に心筋内にとりこまれたセシウムの作動、突然死患者の臓器細胞の研究などをご覧になる必要があるかと思います。
2012-03-16 00:00:52@hachimen @GoodBye_Nuclear ぜひ専門の先生が、福島や東葛で診療や遺体解剖を進め、逮捕されても暗殺されそうになってもその時点で把握した研究成果を世界に発表して、日本では、ベラルーシのように、健康被害が隠蔽されることがないように、よろしくお願いします。
2012-03-16 00:06:06ですよね。講演で、バンダジェフスキー教授は、研究や解剖に誘っても当局を恐れて来ない専門家が多く、一緒に研究した仲間は、脅されたり、投獄されたり、変死したと言ってました。@GoodBye_Nuclear @hachimen さすがに逮捕されたり暗殺されたりしたら嫌ですが(笑
2012-03-16 00:15:59投獄されるまで研究を続け、5年の収監後、ウクライナに亡命しても情報発信を続ける姿に、分野違いですが研究者としての情熱と誠意を見ました。ぜひ、日本の医学会にも、頑張って頂きたい。ベラルーシよりマシだろうし、市民が絶対支えます。@GoodBye_Nuclear @hachimen
2012-03-16 00:21:41@kyougenki @hachimen うーん、バンダジェフスキー博士の熱意もわかりますし、挨拶したとき笑顔がなく厳しい顔だったのも投獄生活が長いからだと理解できたのですが、それにしても肝心の病理組織写真の説明が、病理家からみてまったく理解できなかったので、肩透かしなのです。
2012-03-16 00:27:26@shenwei @jossfat そのためには、まさに氏の亡命先のウクライナまで出向いて何千枚あるという組織標本を、この目で見るしかないわけですよ。それも確実に被曝したというヒト組織に限って、という条件付ですが。
2012-03-16 00:33:37@GoodBye_Nuclear @hachimen そうですか。講演会でも著作でも、子供はセシウム137の体内濃度が50Bq/kg以上だと健康被害が出ることが多い、大人はもっとわずかでも、と、そこだけは断言していました。片っ端から濃度を測ってデータ記録したのでしょうか…
2012-03-16 00:35:23バンダジェフスキー博士自身はトンデモでもなんでもなく真面目にやっているのかもしれないけど、少なくとも病理組織所見に関しては、まったく理解されていない様子。うすうす感じていたが、ほとんど私にとっては確信となっている。
2012-03-16 00:38:14@GoodBye_Nuclear @hachimen NHKの菅谷医師のドキュメンタリーを見ても、当時のベラルーシの医学レベルは、先生方から見ると随分劣っているものと想像します。その手法やレベルはプリミティブであることは前提として、症例として直近で参考になる唯一のデータの活用を。
2012-03-16 00:41:01普通、同じ「病理」でメシを食っているのであれば、国籍や医療制度は違えど「解剖、手術や生検検体の病理診断をしている」と私が言えば、それに対する「おぉ!」というレスポンスもあってよかったと思うが、「何だそれは?」みたいな反応。そのレベルであれば、病理組織を語るのは如何なものかと思う。
2012-03-16 00:41:24@GoodBye_Nuclear 医療レベルが日本と違うのかもしれませんね。菅谷市長(医師)の「チェルノブイリ診療記」を読んでも、当時の現地の医療レベルが、日本とかなりかけ離れていることが読み取れます。
2012-03-16 00:45:53@kurishimax それも大きいのかもしれませんね。病理組織標本作りにしても、日本の臨床検査技師が作る標本の質は世界トップレベルです。確かに、病理の分野でいえば、自動免疫染色装置などの開発や取り組みは米国あたりが先進することも多いのですが。旧ソ連の国家は何段階も後進でしょう。
2012-03-16 00:48:06@kyougenki @hachimen 被ばく線量と疾患の関連。直接論文を読んだわけではないのですが、そのような疫学的なデータは、私が判断するのは難しいです。とりあえず「信じておこう」が私のスタンスなのですが。厳しいですが、病理標本の解析があのレベルですと、うーん・・・と。
2012-03-16 00:51:58私がバンダジェフスキー博士批判したことを意外に思う向きもあるかもしれないが、おかしいものはおかしいと記しておかないと、あとで自分の立ち位置含めて収拾不能になるからだ。病理組織所見の読みが違っていたら、さすがに指摘しないとマズい。
2012-03-16 01:04:01@magicalmako @hachimen @GoodBye_Nuclear 私は法律が専門ですが、原発事故の被害を裁判で証明するためには、医師の鑑定意見が重要です。原発以来、福島はじめ不可解な突然死や例年と異なる感染症の爆発的流行など、原発の被害と思われることが起きてる。
2012-03-16 01:06:34@magicalmako @hachimen @GoodBye_Nuclear 家族や友人が原発事故の被害による病気や突然死で倒れたとき、汚染被害を広げた東電や政府に責任追及するために、医師の方々の意見を伺っておくことは、とても大切です。
2012-03-16 01:08:59一貫して反原発と子供たちへの健康被害を懸念されている人々にも、昨日の西尾先生講演会で出会った医師、ちょっと前に知り合った女性など、バンダジェフスキー博士の病理形態学への理解度に関し、疑問をもつ方々が出始めている。
2012-03-16 01:09:59バンダジェフスキー博士の言っている(1)潜在的遺伝的疾患の引き金を引く、(2)代謝などの異常を起こす、という説明は、どうなのでしょうか?これが本当かどうかは、実験などで確認できるでしょうし、福島の病理調査でかなり短期間で出てくるのではと思います。@GoodBye_Nuclear
2012-03-16 01:10:09@GoodBye_Nuclear 全く意外には思いません。それどころか寧ろ安心しました。現在のように同調性の原理に支配されている風潮の中では,是は是,非は非とするご意見にほっとします。専門家としての忌憚のないお考えを今後ともお聞かせくださいませ。
2012-03-16 01:12:19@anmintei 先生ご質問ありがとうございます。その二つに関して私の印象としては「ありうる」です。むしろ放射能の影響としてそれらの作用は大きいと推測します。ただし、実験は難しいのではないでしょうか。寿命の短い動物を使った実験(私は反対派ですが)はヒトに当てはめるのは困難かと。
2012-03-16 01:15:30@GoodBye_Nuclear 先生、バンダジェフスキー博士の著書「放射性セシウムが人体に与える医学的生物学的影響 チェルノブイリ原発事故被曝の病理データ」の内容はあまり真に受けない方がいいのでしょうか?
2012-03-16 01:17:01