全電源喪失と全交流電源喪失(?あれれ、略称が存在しない?)
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@Premordia @WATERMAN1996 そうでした。2号と3号は、部分的に生きていましたね。
2012-03-22 21:14:02@BB45_Colorado @Premordia そもそも論として、津波に対する防護について津波の及ばない高さに建造するという視点しか無かったというのは、今考えると全く防護ではないのですね。津波がある高さまでしか届かないというのは誰も保証していないわけですから。
2012-03-22 21:18:24@Premordia @BB45_Colorado 今回の事故の際、余震が起きたり事態が急変する度に免震棟に退避していたと記憶していまして、かなり時間のロスや疲労の蓄積があったんじゃないかと思います。
2012-03-22 21:23:56@WATERMAN1996 @BB45_Colorado そこら辺りの緊急時対策所については、原子力安全委員会提出資料http://t.co/dwng0fNB の33頁からが参考になるかと(その他にも制御棒挿入性とか役立つ資料あり)。
2012-03-22 21:31:32@bokudentw そういえば、大前研一氏のH2Oプロジェクトの最終報告書http://t.co/j4I06n2x の222頁以降にPWRに関する評価が追加されていますので、それが一番まとまっているかと。@BB45_Colorado @WATERMAN1996
2012-03-22 21:36:42@Premordia @BB45_Colorado @WATERMAN1996 新規追加分はみてなかったです(^^;この報告書が一番見易い。図と写真多い。提言も一番受け入れやすい。この報告書もボランティアなんですよね
2012-03-22 21:55:01@bokudentw @BB45_Colorado @WATERMAN1996 この報告書は内容も充実していて見やすいのには同意ですね。これと畑村委員会の中間報告書ぐらいですかね~。参考になるのは。
2012-03-22 21:58:15@Premordia @bokudentw @BB45_Colorado 「今、原子力研究者・技術者ができること」にざっと目を通したのですけど、これによると早期の代替注水と燃料損傷前に格納容器ベントを行うことで、炉を安定した状態に維持できることが指摘されています。
2012-03-23 01:06:48アマゾンの商品紹介がおかしい状態なので、購入を考えている方は下記リンクからどうぞ。
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@WATERMAN1996 @Premordia @bokudentw @BB45_Colorado しかしながら、問題は大気をヒートシンクとして用いる事が可能であることを理解し、それに基づいた対応を取る必要があるので、ベントに対する思想を変える必要があるわけですが。
2012-03-23 01:16:36@WATERMAN1996 @bokudentw @BB45_Colorado 代替冷却というのはAM(アクシデントマネジメント)整備http://t.co/cvfEAzzk において検討・確立された手法ですね。ベントの必須性は申し訳ないですが、把握していませんm(_ _)m
2012-03-23 01:17:06@Premordia @bokudentw @BB45_Colorado 今回の事故では、炉心が損傷し冷却水が失われ格納容器内圧が高まった状態で容器破壊を避けるためにベントを行ったわけですが、この本では、炉及び容器の減圧と代替注水をセットで行う事に触れています。
2012-03-23 01:19:59@WATERMAN1996 @bokudentw @BB45_Colorado その本、注文はしたのですが、未だ届いていないんですよ。詳細内容確認してからコメントするようにします。
2012-03-23 01:22:28例えば、第5回評価検討会で提出されたこの資料http://t.co/Pluix4PC には、PWRのSBO時に炉心崩壊熱除去として重要なSGと主蒸気逃がし弁による大気を最終ヒートシンクにするシーケンスについて、弁へのアクセス性等の検討(議論の詳細は速記録で確認可能)の記載有り。
2012-03-23 18:56:08ペレットは酸化物焼結体なので、酸素雰囲気だから、ウランやプルが核分裂したあとのFPは、酸化物になると思うのだが。燃料棒が空だきになると、ジルカロイがその酸素を引き抜くのだけど、一方で周囲には水蒸気が豊富に存在する。
2012-03-23 20:05:20@BB45_Colorado @WATERMAN1996 @bokudentw うーん、燃料リーク時には、それぞれ単体として検出されるので、燃料ペレット内で化学反応起こしてるかなぁ。酸化物の結晶格子の中に単体原子として捕捉されているような。不勉強のためデータは見たこと無いです。
2012-03-23 20:11:00@WATERMAN1996 @Premordia @bokudentw これ、3.11直後に @kantetu さんが熱収支の計算をして同じ提案をなされていましたね。封じ込め最優先の原子力屋には思いつきにくい手法ですが、有効と思います。ただ、排気の処理は必須ですが。
2012-03-23 20:12:13@BB45_Colorado @WATERMAN1996 @bokudentw 燃料損傷時のFPについては、こんなプロジェクトhttp://t.co/sIb9y3wg で研究されていたりします。
2012-03-23 20:12:25@Premordia @WATERMAN1996 @bokudentw まぁ、高温で、強い還元雰囲気という特異な環境ですからねぇ。凄い非平衡反応が起きているに違いない。
2012-03-23 20:15:00@BB45_Colorado @Premordia @bokudentw @kantetu 燃料損傷前ならば排気に含まれる放射性物質も少ないという前提がありますね。
2012-03-23 20:15:27@WATERMAN1996 @Premordia @bokudentw @kantetu で、それをデカデカ容器の中でやるのが、AP-1000ですね。
2012-03-23 20:21:26@WATERMAN1996 @Premordia @bokudentw @kantetu そうなんです。水-ジルカロイ反応が起こる前なら、かなり乱暴なことが出来るんです。とはいっても、トリチウムが盛大に出てくるので、それを何時やるかが問題で、その判断は非常に難しいと思います。
2012-03-23 20:19:22@BB45_Colorado @Premordia @bokudentw @kantetu 東芝の次世代沸騰水型の概念だと、PWRと同様の大型格納容器内にベント蒸気を貯めるエアバッグを設けるという豪快っぷり。
2012-03-23 20:29:52@WATERMAN1996 @Premordia @bokudentw @kantetu 結局、70年代半ばから主要な問題と認識され始めた崩壊熱除去の為には、プラントをでかくして、熱力学的な余裕を思いっきり大きくするという発想の転換が必要だったんですよ。
2012-03-23 20:33:14