岡田斗司夫「評価経済社会」の感想

岡田斗司夫「評価経済社会」読了直後のざっくりした印象を述べる。後ほどブログで詳しい書評を書くつもりだ。
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Eiji Sakai @elm200

岡田斗司夫「評価経済社会」を読了。もう少しゆっくり読むつもりだったが、思わず一気に読破してしまった。いろいろ考え方が違う点もあるのだがやはり基本的に考え方は同じだった。というかドキッとするほど同じ風に考えている部分もあって驚きだった…。 http://t.co/DJVgwuwv

2012-03-24 10:33:35
Eiji Sakai @elm200

基本的に岡田さんの方が見方がちょっと暗いというか反進歩主義的という印象。私の方がより楽観的に評価経済社会を楽観的に捉えている。彼から見れば「科学主義」が抜け切っていないということになろう。だって私はまだトフラーが大好きなんだもん。

2012-03-24 10:35:43
Eiji Sakai @elm200

ただ、いつでも新時代の人間は旧時代を激しく批判しながらそこを抜け出して行くもの。そういう意味では評価経済もさらに次の時代の人の批判にさらされる根本的な欠陥があるにちがいない。だが、それは遠い未来のこと。未来の悩みは未来の人に任せておこう。

2012-03-24 10:38:16
Eiji Sakai @elm200

岡田さんの文章は平易でわかりやすい。これくらい読みやすくしないと幅広い読者を惹き付けることは出来ないだろうな、とやや反省。私ももうちょっとおちゃらけ文体をブログに導入しようかなあ。岡田さん自身まだ用語の使い方に揺れがあったり概念が生煮えのものもあると感じた。自然なことだけど。

2012-03-24 10:40:40
Eiji Sakai @elm200

アルビン・トフラー「第三の波」第20章「生産=消費者の復活」を読み返すとまさにいま勃興しつつあるセクターA経済=評価経済の姿が見て取れる。これは Web が発明される以前の1980年の作ですぜ。トフラー先生、本当にすごすぎるよ。http://t.co/vVixPQte

2012-03-24 10:58:12
Eiji Sakai @elm200

私はトフラーの「第三の波」に激しく傾倒した風変わりな中学生だった。トフラーの世界観が私の脳で激烈な化学反応を引き起こしたということ自体が、私は第三の波を生きるべくして生まれたという運命を暗示していた。「関心経済」「評価経済」とはトフラーが予言した「超貨幣経済」の具体化だ。

2012-03-24 11:01:37