@sweets_street コリン・グレイに着想を受けた、と言うか、彼の考え方そのままなので、興味があったら読んでみると良いです。英語ですが
2012-03-25 12:17:29@sweets_street ある文化をバックボーンに持つ人間が、自分と異なる文化をバックボーンに持つ組織を率いる、という点を考えると良いのかも知れません
2012-03-25 12:24:06なるほど。姜維の戦略思想は涼州文化で育まれたので、蜀漢本来の戦略思想とは違うのですね RT @Jominian: @sweets_street ある文化をバックボーンに持つ人間が、自分と異なる文化をバックボーンに持つ組織を率いる、という点を考えると良いのかも知れません
2012-03-25 12:27:24諸葛亮が軍制とロジステックスを重視して、姜維が機動と決戦を重視したのもうなづけますね RT @Jominian: @sweets_street そういうことですね。徐州と荊州に基礎を置いた諸葛亮は、逆に魏晋に近い
2012-03-25 12:31:07@Jominian @sweets_street 姜維みたいな発想で戦う人は隴右みたいな物資の少ない地域では他にも出たのでしょうか?同じ時代ではいないようですが。
2012-03-25 12:31:39@sweets_street 明確に違うということは、明確に違わせる何かがあるということですね。そしてそれは、矮小な事象に還元するべきではない
2012-03-25 12:34:36@Jominian なるほど、確かに。文化的には中原でも、常に物資に苦しんだ官渡の戦いまでの曹操の戦い方は違う気もします。それにしても、文化が決めるというのは非常に興味深かったです。
2012-03-25 12:35:44@Mar__sch @sweets_street 軍隊の意思決定に強い影響を持つ人物に、涼州ほど漢化の進んでない土地出身の人間が見られないのが一因かと。広く見ていけば、色々わかるかもしれません
2012-03-25 12:38:24@sweets_street @Jominian なるほど。これは同じ文化圏でも自軍の状況とか相手にした敵が影響してそうな感じですかね。
2012-03-25 12:41:25@sweets_street 戦い方が全く異なるので、私は姜維について考え始めた当初から、彼が諸葛亮とは異なると思っていました。事実に基礎をおくとそうなるかな、と
2012-03-25 12:41:50@Mar__sch @sweets_street 戦略を決める要素は文化だけではありませんから、広く見ることも必要でしょう
2012-03-25 12:43:18@Jominian @sweets_street 確かに涼州からはそういうのが出ていませんね。姜維はその点でも稀有でしたか。それにしても、戦略の根っこに文化が及ぼす影響ってのは大きいのですねえ。
2012-03-25 12:44:43@Mar__sch @Jominian 「制度やロジステックスを整備するリソースや時間の余裕が無くて、早急に決着をつけたい」という時は、速戦即決と決戦重視に傾きますね。先の戦争の日本軍やドイツ軍が該当します
2012-03-25 12:45:45@Mar__sch @sweets_street クレフェルト、キーガン、グレイなんかを読むとよく分かりますよ。ただ、彼らの議論にはナチュラルに古典が出てくるので、そっちも読んでおくと理解が進みます
2012-03-25 12:46:29@sweets_street @Mar__sch ドイツや日本の場合は、それが文化として伝統的に根付いていたのだと思います
2012-03-25 12:47:51@Jominian 涼州で州の参軍をしていた時に、機動と決戦重視的な戦略思想を学ぶ機会があったのかもですね。さらに想像すると、諸葛亮が姜維を見込んで兵を訓練させたのも、彼の異質な戦略思想を自軍に取り入れたかったからなのかもしれないです
2012-03-25 12:48:35@Jominian @Mar__sch 日本もドイツも本来はロジステックス重視の戦略思想だったのですが、ロジステックスでの優越を確保することが想定する戦場では不可能と判断した時に、戦略思想を転換しました
2012-03-25 12:51:31@sweets_street 学んだと言うより、もっとナチュラルに根付いていた、という方が、より文化的側面を強調できる気がします
2012-03-25 12:52:08@Jominian 学んだというか、まわりがそういう戦争ばかりしてたから、「戦争はそういうものだ」と無意識のうちに学習した感じで
2012-03-25 12:55:29@Mar__sch @Jominian 夏侯淵の場合もあまり時間をかけることができない状況でしたね。だから機動力に長けた夏侯淵が起用されたのか、それとも起用されてからこういう戦い方があっていると夏侯淵が判断したのかはわかりませんが
2012-03-25 12:57:28@sweets_street @Mar__sch フリードリヒも、モルトケも、シュリーフェンも、第三帝国も、根本にあるのは決戦による短期的決着であると認識していますが
2012-03-25 12:57:35