歴史の一回性と永遠回帰: 東浩紀、ニーチェ-ドゥルーズ、赤間啓之
- ttt_ceinture
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@waschmaschine @ttt_ceinture 東がブログで歴史修正主義的に取られかねない発言をして叩かれてたのを思い出しますね。ただ彼は可能世界やループを挟み込むことでこそ、生の一回性あるいは死の特異性を語ることができるのだという議論をしていたと思います。
2010-01-07 01:01:17@reskiniharden そこらへんの扱いはデリケートな気がする。歴史修正主義者か否かの問題は、(その問題を考えてる人にとってはたしかに東の言い方は気に障るだろうけど)この際擬似問題だと思うので、引っ張られない方がいいような気がしますね。
2010-01-07 01:04:07@ttt_ceinture 話が深まってきましたねw。赤間氏が触れられていたのはなんとなく僕も覚えています。確かにフーコーだと無名の者が扱われるわけですが、時代自体にはたとえば「古典主義」という固有名がついているわけで、ある種の特異性を語らずに歴史は語れませんよね。難しい。
2010-01-07 01:04:49@waschmaschine たしか赤間のあの「ラン・ウィズ・ア・ベルクソン」は、ステーヴン・ジェイ・グールドの生物論でベルクソンの歴史観を上書きするみたいな、かなりアクロバティックなやり方で無名なるものを持ち込むって論だったと思う。
2010-01-07 01:10:30@waschmaschine なるへそ。エクリチュールと表象の空間みたいなところで名が刻まれちゃってるのか<確かにフーコーだと無名の者が扱われるわけですが、時代自体にはたとえば「古典主義」という固有名がついているわけで、ある種の特異性を語らずに歴史は語れませんよね。難しい。
2010-01-07 01:11:49@reskiniharden @ttt_ceinture 生の一回性は潜在的な可能性があって初めて語れるものであるのはその通りだし、歴史修正主義が擬似問題だというのもなかなか鋭い指摘で。問題は歴史は必ずある政治的立場から語られるわけですが、そこに東氏はやや無自覚なきらいがある。
2010-01-07 01:14:20@ttt_ceinture 赤間氏の論文は読み終わるといつも頭がくらくらしてた気がw。今も活躍されてるのかな。あと、お風呂は?w。RT @ttt_ceinture: @waschmaschine ステーヴーヴン・ジェイ・グールドの生物論でベルクソンの歴史観を上書きするみたいな、
2010-01-07 01:18:00@waschmaschine 赤間はもうラカニアンでもなんでもなく、認知言語論?パソつかったテキスト解析? な誰得な研究に入っちゃってますよw 『デッサンする身体』を最後にあの赤間はもういなくなっちゃった。
2010-01-07 01:20:15@waschmaschine ぶっちゃけ赤間の議論は無駄に晦渋でわけわかんないからね。しかし、あのわけわかんなさは、ある意味でラカニアンとしては貴重だったと思うw
2010-01-07 01:21:33@waschmaschine @ttt_ceinture 赤間氏の悪文はフランス語でも同じで文中にラカンの引用が出てくるとほっとするレベル、とかいう笑い話を昔何度か聞きました笑
2010-01-07 01:28:29@ttt_ceinture あれ?、ラカニアンって「わけわかんない」の同義語かと思ってましたがw。RT @ttt_ceinture: @waschmaschine 赤間の議論... あのわけわかんなさは、ある意味でラカニアンとしては貴重だったと思うw
2010-01-07 01:29:06@waschmaschine 「わけわからなさ」を変奏しつつ、臨床でも文学読解でも哲学でもなんでもないところに向かおうとしてたラカニアンは赤間ぐらいではなかかろうかと。私はあのどこに向かって爆走してるのかわからない感じ、大好きでしたよw
2010-01-07 01:32:13@reskiniharden なんで赤間は留学中にダゴニェに師事してあんなタイプになれるのだろうかとw ダゴニェから赤間ってつながるんですかね?
2010-01-07 01:34:01@waschmaschine ちなみに赤間は駒場・地域の院の第一号生です。いろんな意味で履歴がおかしい。地域のフランス科の第一号生がラカン研究っていうね。彼が東工大の外語教師になったのは、そのキャリアゆえの難しさなんでしょうねえ。
2010-01-07 01:36:01@ttt_ceinture 赤間にはフランス革命期のイデオローグ研究もあるので、留学中はそっちなんでしょうか。彼の経歴はよく知らないんですが。
2010-01-07 01:41:05@reskiniharden たしかそうだったかと。フランス観念学派の別様な読み直しを最初の本でしていたらしいですね。その本持ってないんだけど。「ダゴニェもびっくり!な文献踏破能力もってた」って人伝てで聞きました。でも最初のラカン本は留学中に刊行してたりしてていろいろですが。
2010-01-07 11:45:26今日読んだ別の本の話をしてから寝よう。デネット『スウィート・ドリームズ』のクオリア批判の章で、相貌失認症とカプグラ症候群(訳では「カプグラス」になってるけど)が対になる障害だという説が面白かった。本筋の議論とはあまり関係ないんだけど、私はさいきん「顔」に興味があるので。
2010-01-07 01:07:58クオリアについては、入不二基義『相対主義の極北』でも論じられていた。そこに出てくるクオリアを欠いた「完璧な超人的演技者」というのは、デネットが論じている「ゾンビ」と重なる。けど両者の結論はかなり異なる。
2010-01-07 01:16:11