いじめの構造

14
@sweets_shocho

いじめは「構造」がある。有名な「同心円状の4層構造」というのがあり、中心に被害者、その外に加害者、さらにその外に扇動者、そして最も外にそれを見ているだけの傍観者。しかしネット上でみられる「サイバーいじめ」はこれが2層になっている。すなわち被害者とあとはすべて「加害者」という構造。

2012-03-31 20:12:46
@sweets_shocho

ネット上では直接加害と間接加害があいまいになりやすく、匿名性が高いSNSではそれが顕著である。さらにいじめは「隠蔽性」「流動性」「加速性」の3要素で構成され、ネットはこれらすべてを促進する方向に働く。これらからもサイバーいじめは、かなり深刻であることを知っておく必要がある。

2012-03-31 20:17:37
@sweets_shocho

いじめの構造は被害者を急速に孤立化させるように保たれてしまっている。この構造は、実は冤罪が起こるプロセスに大きく関与しているだろう。何故自白してしまうのか?それは、取り調べの構造が、いじめの構造と酷似しているからと推測できる。「自分が悪かったかも」と思わせる恐ろしい構造。

2012-03-31 20:54:24
@sweets_shocho

「自立」と「孤立」は全く違う。「自立」という状態はやはりどこかで人の手を借りている。当たり前のようにある、人と人のつながりの網目の中で生活している状態である。そんな当たり前から突然引きはがされる体験をさせられるのが、いじめ被害や冤罪。「孤立」である。

2012-03-31 21:02:55