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「いじめは『構造』である」——児童精神科医@michioarigaさんのつぶやきを中心にしたツイートをまとめました

学校で、職場で、ネットで。陰湿にはびこる「いじめ」はなぜ起きるのか、それをなくすにはどうすればいいのか。 ——家庭、社会の視点から、あるいは学校の国語教育の視点から、専門家である有賀先生(@michioariga)と交わしたツイートをまとめました。 続きを読む
国語 いじめ 社会 学び 構造 精神医学 学校 家庭
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Tama Tanaka @gotama555
@michioariga 現場ではいじめっ子へのカウンセリングはどれ位行われているのでしょうか?友人の息子を苛めてた子達は、家庭が辛い環境だったりお金持ちで厳しい英才教育の両親だったり。しんどいいじめっ子がいなくなれば苛められっ子もいなくなりますね。
@michioariga
@gotama555 現場とは学校のことでよろしいのでしょうか?いじめる側のカウンセリングは学校によってマチマチだと思います。積極的なところもあれば、叱責しておしまい、というところも。私としては、いじめを周囲で傍観している子たちの気持ちついて、捉えるべきであろうと思っています。
Tama Tanaka @gotama555
@michioariga いじめを傍観している子達の気持ちを捉えることが、いじめを無くすための有効手段と言う事ですか?素人目には、苛められた子の心のケアをすると共に苛めっ子のしんどさを理解し指導する事が状況解決に繋がると思ってました。苛めっ子の家庭に問題がある場合も多いですよね。
@michioariga
@gotama555 いじめは「構造」です。有名な「同心円状の4層構造」というのがあって、中心に被害者、その外に加害者、さらにその外に煽る冷やかす者、そして最も外にそれを見ているだけの傍観者。中心部だけを取り扱っても、この構造が保たれてしまう場合はいじめはなくなりません。
@michioariga
@gotama555 続きです。私は「傍観の加害性」に着目したいと考えています。構造の最も外にいる集団、いつでもその構造から脱却できる位置そして中心部からは最も遠い。いじめできっとつらいのは、いじめ行為そのものよりも、傍観されているだけで何も手をさしのべてもらえないことなんです。
@michioariga
@gotama555 もちろん仰るように、いじめっ子といじめられた子のこころのケアの重要性は大いに賛同するところですが、いじめをなくすには、先ほど申し上げた「構造」を壊していくことしかないと思います。長々と失礼いたしました。
Tama Tanaka @gotama555
@michioariga 傍観されるのは辛いですね。傍観者はマイナスの行動にもプラスの行動にも傍観者かもしれません。傍観を決込む考え方と行動を変える方がいじめを止めるより手強そうです。中期的取り組み。長期的には経済が良くなり家庭が機能することかもしれません。有難うございました。
孤独な散歩者@愛のわんこ党 @wizardrylife
@michioariga ネットでも同心円上になっているのが不思議です。
@michioariga
@wizardrylife 人が集まれば大なり小なり自動的にできあがるのがこの構造ですね。ネット上(特についったー)ではそれがよくみえます。さらに、学校のように物理的環境として閉じられた系ではないので、流動性もまた顕著ですね。ネットいじめの深刻さはここにあると思ってます。
孤独な散歩者@愛のわんこ党 @wizardrylife
それを突き崩す力は何でしょう? RT @michioariga: …ネット上(特についったー)ではそれがよくみえ…流動性もまた顕著… RT @m: …「同心円状の4層構造」…中心に被害者、その外に加害者、さらにその外に煽る冷やかす者、そして最も外にそれを見ているだけの傍観者…
@michioariga
教育関係者にお聞きしたいですね!RT @wizardrylife: それを突き崩す力は何でしょう? RT @michioariga: …ネット上(特についったー)ではそれがよくみえ…流動性もまた顕著… RT @m… (cont) http://deck.ly/~Hrijo
孤独な散歩者@愛のわんこ党 @wizardrylife
@michioariga 私も教育関係者の端くれではあるんですけどね(汗)私も加害者と被害者だけの関係は、「いじめ」の構成要素ですが、そのものではないと思うんですよ。むしろ単純な暴力や犯罪行為に近い。煽るもの、傍観するものがその輪に加わり、徹底的な孤立感を味わわせることで(続く)
孤独な散歩者@愛のわんこ党 @wizardrylife
@michioariga いじめが成立する、というふうに考えます。ネットのいじめで見られるのは、加害者が、煽動者が鬱憤を晴らすツールになっていることです。で、あれば、この構造を突き崩す方途の一つは「煽動者に言語的な反省の機会を与えること」、それから(続く)
孤独な散歩者@愛のわんこ党 @wizardrylife
@michioariga 「煽動者に被害者の視点から考える力をつけること」ではないかと考えます。また、傍観者についてはよく勇気云々と言われますが、私はそれも少しずれていると思います。傍観者に必要なのは「被害者と自分の立場を切り離さないで受け止める共感性」ではないでしょうか。(続)
孤独な散歩者@愛のわんこ党 @wizardrylife
@michioariga 実はいま述べた「反省する力」「他者から目線で見る力」「共感しながら見る力」、というのはまさに私の考える「国語力」そのものです。論理性の伴わない「国語力」や「コミュニケーション能力」はあり得ませんが、そこで止まっていたのでは「人間の言葉」になりません。
孤独な散歩者@愛のわんこ党 @wizardrylife
@michioariga 長々と失礼しました。教育現場からと言うよりも、これは国語に何が出来るか、ですね。
@michioariga
@wizardrylife ありがとうございます。傍観者に必要な点における考察は非常に示唆的と思いました。切り離さないこと、これは日々の臨床でも強くそう感じます。いわゆる加害者は、この「切り離された」体験がどこかにあるのだろうと推察します。家庭で、学校で、その他・・・
@michioariga
@wizardrylife 加害者は、第3層の扇動者を巧みに操ろうとします。それは、第4層の傍観者が「攻めてこないように」見張らせるわけです。勇気を振り絞って立ち上がった第4層のある人が発言すると、まずは3層が立ちはだかる。多くはここで脱落し、本当の「傍観者」になっていきます。
@michioariga
@wizardrylife 第3層はいわゆる「お調子者」「口八丁手八丁」などと揶揄される人たちで構成されることが多いような気がします。優勢劣勢をずるがしこく見定め、第4層ににらみをきかせ優勢側の肩をもつような素振りをみせますね。教員が層構造の構成を見極められているのかどうか・・・
@michioariga
@wizardrylife 私のほうこそ長くなり失礼いたしました。もう少し考察してみたいと思います。
Tama Tanaka @gotama555
父親は残業ばかりで家庭不在。なのに給料は減る。母親は家事と子供の世話全部引受けパートに出る。家庭に躾も安らぎもない。子供が荒れる。自己肯定できる強さも培われない。いじめっ子やいじめられっ子の背後に社会に苛められている.. http://togetter.com/li/101455
Tama Tanaka @gotama555
いじめは構造であるという解釈は了解しました。それでもやはり「いじめっ子がいなかったらいじめられっ子はいない」と思います。いじめっ子の家庭訪問を含めたカウンセリングが必要で、傍観者に関しては人の気持ちは自分が疑似体験で.. http://togetter.com/li/101455
@michioariga
@gotama555 とぅぎゃったーから「社会に苛められている親があるかもしれません」は重要な御指摘と思います。本当にその通りで、加害性をもつこどもの親が抱える背景は、仰るように深刻なもので、レスパイトできない状況を強いらていることが多い印象はあります。
Tama Tanaka @gotama555
@michioariga 加害性を持つ子供の親だけでなく、いじめられっ子の親もかもしれません。人に何か言われてもされてもしっかり愛されている実感があれば自己肯定につながり少々のことでへしゃげにくい。いじめられっ子の親にも余裕がないかもしれません。親も虐待されて育っていたり。
@michioariga
@gotama555 お返事ありがとうございます。加害と被害の表裏性はしばしば議論され、基盤となる病理性(トラウマの影響?)を有しているのは仰る通りかと存じます。双方とも自己肯定が困難であり、相手を低く見積もることで相対的にそれを高めるための行為の一形態が加害性かと考えています。
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コメント

瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka 2011年2月16日
根本的ないじめ対策は二つあって、1.いじめというのはこの構造でも直接何らかの嫌がらせ行うのはせいぜい4~5人。それでこの4~5人を仲互いさせる構図を巧妙に作る、これは簡単にできる、なぜならこういう場合でも、本当にいじめを主体的にしようと思ってるのは独りであとのメンバーはその中心人物と単純に仲がいいから一緒になってやってるにすぎない、それを利用して分断する。2もう一つは傍観も同罪だということを一人一人に認識させる、これらは教師だけではなくて、加害者側の親、傍観者たる生徒の親などが協力して話しあう必要がある。
Masaki Matsushita @_mmasaki 2011年2月16日
@michioarigaさんは「いじめには構造がある」という事を言っている訳ですが、それらのツイートを「いじめは『構造』である」というタイトルでまとめてしまうのは、いじめに構造があるのか、社会的な構造の中でいじめが必然的に発生するという話なのか判然とせず、あまり適切でないと思いました。
H.Hiro @h_hiro_ 2011年2月16日
この考察を見て、「なるほどなあ、いじめってのは人間に本来備わってるものだから、完全になくしてしまうのは無理で、問題が生じたときにどう対応するかのほうが重要だな」と感じた私。
孤独な散歩者@愛のわんこ党 @wizardrylife- 2011年2月16日
>> @Glass_sagaさん まとめの後半は前者が中心ですが、後者ももちろん無関係ではないと思います(たとえば12:28の@gotama555さんのツイートとか)。このやりとりを発展させる意味でも、社会構造といじめについてのツイートを追加して下さると嬉しいです。
Tama Tanaka @gotama555 2011年2月16日
父親は残業ばかりで家庭不在。なのに給料は減る。母親は家事と子供の世話全部引受けパートに出る。家庭に躾も安らぎもない。子供が荒れる。自己肯定できる強さも培われない。いじめっ子やいじめられっ子の背後に社会に苛められている親があるかもしれません。いじめは正に社会問題だと思います。
Tama Tanaka @gotama555 2011年2月16日
いじめは構造であるという解釈は了解しました。それでもやはり「いじめっ子がいなかったらいじめられっ子はいない」と思います。いじめっ子の家庭訪問を含めたカウンセリングが必要で、傍観者に関しては人の気持ちは自分が疑似体験でもしないと判るものではなく、教育システムの長期的な課題だと考えます。電車でお年寄りに席を譲るのを恥ずかしがるような善行さえも目立つことを嫌う傾向は、現状の突出を嫌う受動教育から生まれているかもしれません。
孤独な散歩者@愛のわんこ党 @wizardrylife- 2011年2月16日
いじめの「加害者」と「被害者」が置かれた家庭環境について、@gotama555さんと@michioarigaさんのツイートを追加しました。
Tama Tanaka @gotama555 2011年2月16日
教育システムを如何に改革して欲しいかに触れておきます。個性を表現でき違いを肯定し認め合うことができるような教育が自己肯定、他己肯定に繋がると考えます。40人学級では受身横並びで違いを表現できないばかりか先生としても違うと管理不能。少人数クラスで自己表現し個性を尊重しあう基本姿勢が必要だと思います。日本人が海外に出る時にも外国人を受入れるにも必要な能力と姿勢です。
Dorothy @dulcineal 2011年3月6日
傍「観」者ですらなかったクラスメイトに 、義務教育を終えて20年以上経った今でも不愉快にさせられる。「いじめ?あったっけ?あのクラスで?」とアッケラカンと言うのだ。
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