岩田健太郎先生との食品の安全性に関するトーク ~ただちに影響がない健康リスクをどのように考えるか~

私が尊敬する医師の一人、岩田健太郎先生のブログ「福島の食品と内部被曝について再考する」 http://t.co/fral7ciWを拝読したことがきっかけで、ディスカッションをさせていただきました。 続きを読む
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森口祐一 @y_morigucci

理屈としてはわかりますが、世論がそれを受け入れるかどうか。そうした試験に前向きな志願者を対象とするとそれがバイアス、交絡因子になりそうですし。 @Todaidon :暫定規制値での臨床試験を行う余地

2012-04-06 12:45:59
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@y_morigucci 低線量の放射線なら体によいと考える放射線ホルミシス理論や、暫定規制値以下なら全く問題ないと考える人が納得の上で試験に参加されるなら、ポジティブなバイアスはかかるかもしれませんが、倫理的な問題はクリアされると私は考えます。今回の論点はそこにあると考えました

2012-04-06 12:59:21
森口祐一 @y_morigucci

吸入曝露と経口曝露の違いを見分けられる検出法なりサロゲートマーカー(近似・代理指標)はないものなのでしょうか。とくにセシウムに関して。@Todaidon

2012-04-06 12:43:20
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@y_morigucci 吸入暴露と経口暴露を見分けることができるサロゲートマーカー(近似・代理指標)について、私は知りません。@GoodBye_Nuclear先生、いかがでしょう?

2012-04-06 12:54:51

森口先生とICRPの内部被曝の線量係数の妥当性に関する議論

森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@y_morigucci 先生、環境政策の検討でICRP勧告の妥当性に対する検証が議論されることはありますでしょうか。お願いがあるのですが、ICRPの外部被曝に関する評価や推論値は定説になっていると思いますが、内部被曝に関しては外部被曝と等量の評価をしてよいかについて、

2012-04-08 09:37:40
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@y_morigucci ヒアリング等の場で放射線防護の専門家とお話しされる機会があれば等量性の根拠についてお伺いいただければ幸いです。また、釈迦に説法で恐縮ですが、成人のCs137経口摂取における、線量係数はICRPで1.3×10^-5 mSv/Bq、

2012-04-08 09:43:07
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@y_morigucci ECRRは 6.5×10^-5 mSv/Bqで約5倍異なります。さらに2010ECRR勧告では公衆被曝線量が0.1mSvと定められました。私はECRRが正しいと主張しているのではありませんが、日本の原発事故で内部被曝の深刻さがあきらかになれば、

2012-04-08 09:47:08
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@y_morigucci 真っ先に上方修正されるのが、この線量係数だと思います。

2012-04-08 09:48:18
森口祐一 @y_morigucci

これまで&現時点ではほとんどありません。放射線審議会、原子力安全委員会の判断に依拠している状況だと思います。規制庁発足後は変わりうると想定しています。 @Todaidon :ICRP勧告の妥当性に対する検証が議論されることはありますでしょうか。

2012-04-08 09:43:06
森口祐一 @y_morigucci

環境省の場ではありませんが、別の場ではあります。むろん、大多数は現行の係数で必要十分との立場です。懸念については(自分自身の懸念もありますので)伝えています。 @Todaidon :放射線防護の専門家とお話しされる機会

2012-04-08 09:54:09
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@y_morigucci なるほどですね。日本の報道をみて、どうもICRP換算の1mSv以下ならセーフという考えが一人歩きをしているがします。内部被曝の実効線量に換算する線量係数の妥当性が否定されるとすべての前提や基準がご和算になってしまうことを危惧いたします。

2012-04-08 09:57:10
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@y_morigucci そのようですね。でもなぜ必要十分なのかについて、確定したエビデンスがあるかどうか伺ってみてください。先日の議論のように前向きの臨床試験データがあれば確定的ですが、そのようなものはないと思います。専門家が仰る「科学的」とはどこまで科学的なのかについて、

2012-04-08 10:00:48
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@y_morigucci 森口先生や他の委員の方、一般の方にわかりやすく説明していただけるとありがたいですね。

2012-04-08 10:04:27
森口祐一 @y_morigucci

年末年始のウサギさんらとの対話の経験から、私自身は内部被ばくの換算係数にある程度(少なくとも1桁)余裕をみて、見解を述べています。@Todaidon :内部被曝の実効線量に換算する線量係数の妥当性が否定されるとすべての前提や基準がご和算になってしまうことを危惧いたします。

2012-04-08 10:00:01
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@y_morigucci ありがとうございます。私も、もしICRPの線量係数が上方修正されるなら10倍前後だろうと予想しています。これには根拠はありませんが、ECRRの係数に近づくという直感です。

2012-04-08 10:06:14
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

まとめを更新しました。森口先生とのICRPの線量係数に関する論議を追加。森口先生はやはり『室井さん(踊る大捜査線)』と思いました。 「Georgebest1969先生との食品の安全性に関するトーク」 http://t.co/7n7r86tF

2012-04-09 02:16:45

100ベクレルも高いというご意見の獣医師 KAZtanukiさん

たぬうさ @Ztanukiii

@Todaidon 私見ですが、日本の現状を見る限り新しい基準値(私にはまだ高いとしか思えませんが)であっても必ずしも流通する全ての食材に機能しているとは思えないので、やはり個々人がその責任と覚悟の上で選択していくしかないのかなと。(どこで呼吸するか、どこで生活するかも含めて)

2012-04-07 23:15:29
たぬうさ @Ztanukiii

@Todaidon それぞれの選択の結果はそう遠くない未来に分かるでしょう。今欲しいのは正確な汚染状況です(空間や土壌や生産物の)。できるだけ選択の幅を広く取りたいのでガレキや産廃の広域処理で満遍なく汚染されようとしている現状には危機感を感じています。

2012-04-07 23:17:19
たぬうさ @Ztanukiii

@Todaidon 難しい議題ですね。私程度では口を挟める余地はなさそうです。…という文をTwする前にいきなり間違えて2つ送信してしまいました。すみませんヽ(;▽;)ノ大変失礼いたしました。

2012-04-07 23:20:12
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@kaztanuki 新基準値が高すぎるというご意見は、廃棄物処理法での基準が100Bqですからよく理解できます。これはあくまで想像ですが、100Bqに定量された水1リットルを食事とともに毎日摂取したら、ICRP換算で100Bq×365day×1.3×10^-5 mSv/Bq=

2012-04-07 23:30:19
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@kaztanuki (承前)で約0.5mSv被曝します。これは1mSvより低いものの、ECRR換算だと係数が5倍で2.5mSv、さらにECRRの公衆被曝許容線量は0.1mSvなので25倍のリスクを負うことになります。ECRRの考え方では1年以内で病気になりそうな値ですね。ただし

2012-04-07 23:34:50
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@KAZtanuki (承前2)私はECRRの方が正しいと主張しているのではなく、ICRPもECRRの内部被曝の換算係数も、その妥当性は確定していないという考えです。がれきの広域処理については早川先生が主張されているように、放射線自体の影響はほとんどないと考えます。自治体として、

2012-04-07 23:40:56
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