主権国家の使命って、ある程度、文化を共有する人々が住む地域の「物理的インフラ」を整えることにあったのではないだろうか?速くて月単位という政府のスピード感は、物理的インフラの整備には大きな問題にはならなかった。だが物理的インフラの整備が完了した先進国では役割を終えつつあるのでは?
2012-04-10 18:15:25ところが公文先生風に言うと「智場」であるところのインターネットでは、基本的に分単位で状況が変化していく。この速度感には政府は基本的についていけない(皮肉な話、一番頑張っているのは中国政府だ。彼らの「ネット警察」は「違法な書き込み」を数分以内に消去する)。
2012-04-10 18:18:35政府が国民という「顧客」をつなぎ止める上で、もっとも頼りにしていたのは 1)公教育 2)マスコミによる「洗脳」だった。国民意識という「フィクション」を植え付けることができたのは、これらの機関の功績だった。だがインターネットはこれらの機関の土台を浸食しつつある…。
2012-04-10 18:24:38特に重要なのは公教育だ。当然ながら洗脳は年齢が若いほどよく効く。公教育をがっちり握っていることが国家存続の礎だったのだ。いままで国民も他に方法がなかったので疑問を持たず国家が実施する教育を受け入れていた。だがネットが安価で効果的な全く別の教育ルートを提供し始めたら…?
2012-04-10 18:28:13政府の司法的機能はそのまま残ります。モノの世界の紛争仲裁には役立つでしょう。RT @takeshi_vietnam: 法律はどうなるとお考えですか?@elm200: "私は、近い将来、公教育と有志によるネットを活用した代替的教育の間で、熾烈な闘いが発生すると予想している。
2012-04-10 18:42:24@elm200 西洋の主権国家は元々戦争、外交などによって集団を生存させていくためのもので、福祉(元は教会が担当)や経済の運営は副次的なものだったと考えます。現在の国家は、その判断スピードの遅さから、本来業務である軍事、外交程度にしか適さない存在になったと思います。
2012-04-10 19:02:16.@andymfreej はい、仰せのとおりです。国家はもともと軍事の為に存在しました。これからその原点に回帰していく気がします。もっとも軍事力の行使は年を追うごとに難しくなっていますが(例:米国のアフガニスタンにおける活動の難しさ)。ネットによる監視が厳しくなったので。
2012-04-10 19:21:38