マンガにおける読み切りの意味とは?
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@mogura2001 @fujishimakosuke @UEDAsensei それは単行本における読み切りの役割ですよね…新人の読み切りは基本単行本にならなくて、原稿料で食いつなぎ、その間、編集者に育ててもらったものですが育てる力や気力が編集、出版社になくなったのでしょうか
2012-04-11 07:16:33承前)もちろん星野之宣・あだち充・高橋留美子先生のような短編の名手の傑作集は、評価も定まっているが。少年誌系に移動になって自分が驚いたのが、読切の少なさ。普通に2本、多くて4本程度。40%から60%を読切が占める少女誌との差。じっくり読切で地力を鍛えるより、即連載の傾向が顕著。
2012-04-11 07:19:08@inouemasahal いろいろな編集者いますね。漫画家もたくさん読んでいる場で発言するのは勇気あります。自分のほうが立場が強いという認識があるのかもしれませんが。
2012-04-11 07:21:42承前)ここら辺は週刊少年誌のフォーマット、投稿作が掲載されてその読切がそのまま連載になって大ヒットという流れが、本来は読切重視だったはずの月刊誌などにも逆輸入されてしまった部分もあるのかも。週刊誌は花形である分、その方法論が他の雑誌に影響を与えやすいし。
2012-04-11 07:25:48承前)ベテランの先生方と話していても、昔はかなりの読み切りを描く場があったけれど、専属制度とか雑誌の囲い込みによって、長期連載重視・単行本の売り上げ重視になると、作家の長期的なビジョンに立っての読切執筆と、新しい方向性の模索は難しくなりがち。それより連載の方をとなるのは必然。
2012-04-11 07:40:28承前)ジャンプの愛読者賞は、長期連載にかまけた作家が、なんとか読切を描く時間を捻出し、次の連載の方向性を模索する場として機能していたけれど、そういう場も今はなく。作家が自分の将来を見越して時間をやりくりし、読み切りを描く時間を捻出する計画性とかないと、難しいかも。
2012-04-11 07:44:20承前)しかし、昔より絵の密度や仕上げの手間が増えた現在、秋本治先生のように計画性とセルフコントロールに優れて、きちっとスケジュールを組める人は少数派。業界全体も売り上げが落ちていると、読切かくにしても連載の番外編や外伝にして、キャラを共通させてくださいという話になりがちだし。
2012-04-11 07:47:29承前)キャラで目を引き謎で興味を持続させ会話の面白さとか絵作りで転がして行く長期連載と比較して、短編読み切りはアイデアの斬新さと着地の妙味が必要。共通部分も多いけれど、本質的に異なる資質が必要なので、そこを鍛えておくと連載にもフィードバックできる。破綻した展開を回収する地力に。
2012-04-11 07:53:51単発読み切りと読み切り形式の連載は全く別物。後者はキャラや世界観など共通してるので一から説明する手間がいらない(長編のスピンオフ短編も同様)。キャラも世界も1話使い切りの読み切り短編はページ数少ないほど難易度がうなぎ上りになる。
2012-04-11 07:55:41承前)もちろん、得手不得手はそれぞれあるので難しいけれど、一発屋にならないタイプの作家さんは、短編読み切りの名手でもある事が多い傾向がある。そりゃあ3年とか5年で人事異動で行ったり来たりしていると、長期的な作家育成よりは手っ取り早く単行本の実績を会社にアピールする方が優先だけど。
2012-04-11 07:58:42承前)そこは、作家も自分の作家生命を、編集は業界自体の長期的な人材育成を、もう一度立ち止まって考えてもいい時期じゃないかと。会社も、自社生え抜きの作家を育てるより、安易な引き抜きを単行本だけで評価するのは一考すべき時期かと。とはいえ育てるってのは一番難しいですが。
2012-04-11 08:02:39@fujishimakosuke 自分などは単行本収録の読切が大好きなのですが、最近の子は音楽でもアルバム単位で買わない、買っても気に入った曲ばかり聴くという傾向が指摘されていますね。これを保守化と呼んでいいかは難しいですが、受けないから入れないでは益々状況が固定化されますよね。
2012-04-11 08:10:47考えてみた。連載は連続ドラマ、読み切りは映画、みたいな感じでどう?どちらもいい と。RT @mikunikko: 読み切りとかって何の意味があるんだろうね?
2012-04-11 08:11:31なんつーか読み切りは、構成とか発想とかないと、書けないとおもうのですよ それって漫画に必要というか、あると面白くなる要素だとおもうのですよ。
2012-04-11 08:15:03@shinjomayu 先日はちゃんとご挨拶もできず失礼しました。原因は様々だと思います。売り上げ減で保守化した会社、長期ビジョンが持ちづらい現場、興味の範囲が狭くオタク化した編集の育成技術の欠如、読者の変化、漫画家側のビジョンのなさなども。根本は出版不況による余裕のなさかも。
2012-04-11 08:16:25そんな中で、BL漫画雑誌ってわりと新人読み切り多いと思うんだけど、近年BL出身の漫画家がその他の雑誌でたくさん活躍してることに繋がってたりするんかなぁ(下記RT)
2012-04-11 08:16:47読み切りの存在価値が問われてるみたいだけど、雑誌とか読者さんの傾向によっては読み切りの方が喜ばれて、続き物が敬遠されることもあるけどなあ、とオモタ。てか、どっちだって面白ければいい。
2012-04-11 08:16:52@emesh 完全読切と読切連載は別物です。後者も、引きの強い連載よりは遥かに難しいですが、キャラクター完全オリジナルで使い捨ての完全読切と比較したら、消耗度が全然違います。もちろん、得意不得意はあるので、引きの強い連載が苦手な人も、その逆もあります。
2012-04-11 08:19:41完全読切と、キャラを使い回す読切形式のシリーズ連作の違いについては、篁の『浮世艶草子』はわかりやすいかも。1巻は8作品が全部完全読切で、2巻以降で前のキャラが再登場してシリーズ化してるので、キャラの説明不要ゆえのスピーディさとか、読めばなんとなく実感できるはず。…とステマする。
2012-04-11 08:31:05連載しか載っていない漫画雑誌は途中から読んでもわけわかめだから好きな作家さんの読みきりでも載ってないと新規にその雑誌を買う気にはならんなぁと思うのだけど最近の出版社や編集さんはそういう一見さんを考慮してくれないという話だろうか: http://t.co/b5GbdI5y
2012-04-11 09:08:04当人のツイートがそこで止まってるから、叩くにしても発言意図を確かめてからにすればいいと思う : マンガにおける読み切りの意味とは? - Togetter - http://t.co/rGehXB7n
2012-04-11 09:43:37マンガにおける読み切りの意味とは? http://t.co/EQH9A5Zu発言の意図は分かりませんが強い言葉で周りを不快にさせたりぎょっとさせて話題になって、裏サンデーかこの編集さんの知名度を上げるための炎上マーケティングみたいなものなのかなって受け取りました。
2012-04-11 09:49:42おはようビリ!読切について。やっぱりマーケティング的な観点から、読切は必要って意見と、漫画の形として読切は必要って意見がある。後者は納得。それに疑問なんか無いです。僕も好きな読切あるよ。ただ前者の方に最近疑問感じてマルス。結構みんな興味ありそうなので、後て続き書きます。
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