ジャーナリスト西岡研介氏と松本創氏による新刊のお知らせ(2012年4月)

西岡研介さん( @biriksk )と松本創さん( @MatsumotohaJimu )が 4月20日、『ふたつの震災――[1・17]の神戸から[3・11]の東北へ』を 講談社から上梓されるそうです。 個人的に非常に興味をひかれたので、ぜひ読んでみたいと思います。
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まずはアイコンのお話など。

西岡研介 @biriksk

おはようございます。近々、上梓する本のキャンペーンのため、アイコンを近影に替えました。「噂の……」のアイコンが今度の本にあまりにもそぐわず…キャンペーン終わりましたら再び戻し、地下に潜るつもりです。今後2カ月ほどは販促ツイートが多くなるとは存じますが何卒、ご容赦のほどを…

2012-04-11 10:28:39
松本創 @MatsumotohaJimu

@biriksk この写真、昔の無頼派作家みたいやなあ。ビール瓶置いたあるしw しかし、そんなん言われたら、自分のアイコンもまったくそぐわないことに今さら気づきましたw まあええわ。

2012-04-11 11:47:23
西岡研介 @biriksk

@MatsumotohaJimu 「別冊宝島 日本のタブー2」の〝反〟暴排条例座談会の時に撮ってもらったもんですわ(笑)君もG2で使ってる近影、使うたらええやないか。あ…あれはボーッとし過ぎで君がグズグズ君なんが読者にバレるか(笑)

2012-04-11 12:24:56

ここからお知らせ。

西岡研介 @biriksk

震災発生から13カ月。この1年余、取材に応じてくれた方々が今も抱える喪失感に改めて思いを馳せると、自分の書くものは果たして、彼ら彼女らにとって意味があるのか…との念に苛まれます。が、それでも、形にしました。やはりもの書きにはこれしかできませんので。後ほど連続ツイート行きます。

2012-04-11 15:34:03
西岡研介 @biriksk

【お知らせ①】震災発生1カ月後から神戸新聞時代の同僚で、現在はフリーランスの松本創@MatsumotohaJimuと被災地を歩いたルポルタージュ「ふたつの震災」がようやくようやく仕上がりました。4月20日、講談社から発売です(続) http://t.co/Ax4wv6RO

2012-04-11 15:36:54
西岡研介 @biriksk

【お知らせ②】「ふたつの震災--1・17の神戸から3・11の東北へ」http://t.co/HscJRcmLとはもちろん、僕たちが17年前、神戸新聞記者時代に遭遇した阪神・淡路大震災と東日本大震災のことです(続)

2012-04-11 15:39:19
西岡研介 @biriksk

【お知らせ③】ただ、いくら神戸新聞をドロップアウトしたとはいえ(笑)、その被害の規模も形態も違う「ふたつの震災」を単純に比較しようとするほど僕たちもアホではありませんでした。けど、残念ながら「阪神・淡路の取材経験」というモノサシしか持ち合わせていないというのも事実でした(続)

2012-04-11 15:40:30
西岡研介 @biriksk

【お知らせ④】ならば「とりあえず、そのモノサシを当ててみて、使えんかったら捨ててまえ」という気持ちで、僕たちは被災地を歩き始めました。もしかしたら阪神・淡路大震災を経験した僕たちだからこそ見えるもの、書けるものがあるのではないかという一縷の望みを抱いて……(続)

2012-04-11 15:42:27
西岡研介 @biriksk

【お知らせ⑤】しかし、やはり東日本大震災の被災地は余りに広く、その被害規模の大きさに僕たちは17年前と同様、現場に立ち竦むしかありませんでした。と同時に、阪神・淡路はあくまで「都市」の「局地災害」であったことを悟り、まずは神戸から持ってきたモノサシをしまうことから始めました。

2012-04-11 15:43:46
西岡研介 @biriksk

【お知らせ⑥】本書は阪神・淡路の「震災報道から逃げた」(西岡)、「何も学べなかった」(松本)という2人の元神戸新聞のヘタレ記者がそれぞれに「負い目」や「後悔の念」を抱えつつ、あまりの惨状に慄きながら東北の被災地をオロオロ歩く――という正直、何とも格好の悪いルポルタージュです。

2012-04-11 15:45:18
西岡研介 @biriksk

【お知らせ⑦】けれども、こんな残念な2人にも、決して自ら進んでは語りたくないであろう心のうちを語ってくれた人たちが、東北にはおられました。本書は、大切なものを喪った悲しみに打ちひしがれ、もがき苦しみ、それでも生きようとされている彼ら、彼女らのこの1年余の物語でもあります。

2012-04-11 15:52:00
西岡研介 @biriksk

【お知らせ⑧】17年前の神戸から及び腰でやってきたヘタレ記者2人が、東北の被災地、被災者の思いにどれだけ近づけたかは正直、今も自信がありません。が、願わくば、東日本よりむしろ阪神・淡路大震災を経験した関西、そして震災の記憶の風化が著しい西日本の人たちに読んで欲しいと思います。

2012-04-11 15:53:03
西岡研介 @biriksk

【お知らせ⑨】17年前に阪神・淡路を経験し、今も西日本に住む記者(僕のは東京ですが、松本は今も神戸に住んでます)の目を通してみていただければ、阪神・淡路とは比較にならない今回の震災の「とてつもなさ」、そして気が遠くなるような復興への道程を理解していただけるのではないか、と。

2012-04-11 16:01:46
西岡研介 @biriksk

【お知らせ⑩】本の帯の紹介文は敬愛するライターの先輩で、作家の重松清さんが書いてくださりました。重松さんからいただいた帯の文です。 〝複眼だからこそ「震災」が立体的になる。二人の書き手の旅が交差するところに、被災地の真実があった〟--作家 重松清 (続)

2012-04-11 16:06:46
西岡研介 @biriksk

【お知らせ⑪】重松さん、本当に有難うございましたm(__)m「被災地の真実」に迫れたか否かは自信がありませんが、僕も松本も全人格をもって取材・執筆に臨みました。ご高覧下さいm(__)m長々と告知、スミマセンでしたm(__)mいったん終了し、仕事に戻ります……(^_^;)(了)

2012-04-11 16:07:51
松本創 @MatsumotohaJimu

西岡研介@biriksk、鬼の連続ツイート。付け加えることなしw

2012-04-11 16:27:11

「圧倒的な風化の前では蟷螂の斧に過ぎないかもしれませんが」

西岡研介 @biriksk

アジア某国の〝事実上の〟打ち上げ花火騒ぎや祇園の事故の最中に申し訳ございませんが、昨日に引き続き、ヌルい告知やらせていただきます。後ほど5本ほど連続ツイートさせていただきますので何卒、ご容赦のほどm(__)m

2012-04-12 14:50:13
西岡研介 @biriksk

【お知らせ続①】「ふたつの震災--1・17の神戸から3・11の東北へ」http://t.co/2LYxUDPyの発売を記念してというわけでもないんですが、本書の取材でお世話になった方々へのお礼も兼ね発売翌日の21日から25日までの5日間で宮城、岩手、福島を回ろうと思います。(続)

2012-04-12 14:52:49
西岡研介 @biriksk

【お知らせ続②】ならば一人でも多くの方々に読んでいただきたいと、仙台、盛岡、福島の書店さんを松本創@MatsumotohaJimuと2人で回らせていただきたいと存じます。まずは21日、僕と担当編集の今西武史くんの2人で仙台入りし、市内の書店さんを回らせていただこうか…と。(続)

2012-04-12 14:54:00
西岡研介 @biriksk

【お知らせ続③】翌22日には盛岡で松本創も合流し、盛岡の書店さんを回らせていただこうと考えてます。仙台、盛岡で「うちにおいで」と有難くも奇特なことを言ってくださる書店さんがございましたら、西岡@birikskか松本@MatsumotohaJimuまで是非、ご連絡ください(続)

2012-04-12 14:56:54
西岡研介 @biriksk

【お知らせ続④】翌23日は宮古・田老に転進。24日には陸前高田、大船渡と回り、25日は一ノ関経由で西岡はいわき市入り、松本は別の被災地を回る予定です。今回は、様々な方々のご高配を得て、これまで取材でお世話になった方々だけでなく、新たな方々ともお会いできることになりました(続)

2012-04-12 14:57:47
西岡研介 @biriksk

【お知らせ続⑤】その方々とお話しする中で、次なるテーマを見つけることができれば…と考えています。たった2人の「震災報道」など、圧倒的な風化の前では蟷螂の斧に過ぎないかもしれませんが、それでも、と精一杯抗ってまいりますので、引き続きご支援のほど、何卒よろしくお願いします(了)

2012-04-12 14:58:25