瀧本哲史さんのタッチに関するお話。

まとめました。
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瀧本哲史bot @ttakimoto

タッチはスポ根野球マンガを終焉させた。主要主人公は突然死ぬし、女子マネージャーは自分で競技者になってしまい主人公より先に成功してしまう。才能はあるがやる気のない斜に構えた主人公は栄光のためではなくラブロマンスのためにちょっぴり努力して勝ってしまい、そのくせ勝負からは下りる

2012-04-12 02:04:03
瀧本哲史bot @ttakimoto

なので、続編を出すのであれば、今でも流布している「ひとかけら」の神話性を終演させるような日常性をさりげなく突きつけるストーリーに期待したい

2012-04-12 02:07:26
瀧本哲史bot @ttakimoto

タッチでは甲子園のシーンは殆ど描かれない。最初にジャンプの基本である敵のレベルインフレの象徴である競合校の名乗りが行われるが、上杉達也は「覚えきれない」と言う。そして例の河原のシーンがあって、最終回は後日談的にに実は全国優勝したことが暗示されて終わる

2012-04-12 02:16:50
瀧本哲史bot @ttakimoto

モラトリアム的半端な青年が、ラブロマンスを通じて、人格的に完成するというのは、ゲーテや夏目漱石あたりにも見いだされるテーマであり、高橋留美子、柴門ふみ、さらには、ドラえもん、ガンダム、エヴァンゲリオンあたりにもある。まあ、教養小説の俗化されたもの。

2012-04-12 02:28:43
瀧本哲史bot @ttakimoto

ジブリにも同じテーマある。要は「ボーイ・ミーツ・ガール」という典型的な物語類型なのだが、そこには元々は教養小説的モラトリアムの終焉があるわけで、めぞん一刻の「音無」というのはもちろん時計が鳴らない=時間が進まない、モラトリアムの暗示で、モラトリアムの終焉に向けて物語は大団円

2012-04-12 02:44:00
瀧本哲史bot @ttakimoto

で、何が言いたいかというと、現在の「ボーイミーツガール」ないしそれと似たような提供価値を持つ、ストーリーはどちらかというとモラトリアムの強化だな、と。

2012-04-12 02:47:50
瀧本哲史bot @ttakimoto

要は女性の方が一足先に大人になって、それをキッカケに男性もモラトリアムを終えるのではなく、「永遠の幻想の少女」を消費させるというパターンが多いですね。だから、年を取らない二次元が好まれ、あるいは、実際には大人が操っている大人であることが発覚すると過剰反応が出るのでしょう

2012-04-12 02:55:02
事業家bot @Midnight_Tokyo

@ttakimoto 勝負から降りましたっけ?むしろ本人としてマウンドに立たないと意味がない的なストーリーだった気が

2012-04-12 12:10:11
瀧本哲史bot @ttakimoto

@Midnight_Tokyo ああ、甲子園では勝っているのですけど、そのあとの後日談で、「疲れるから」と野球を辞めています

2012-04-12 12:12:54
瀧本哲史bot @ttakimoto

@Midnight_Tokyo 正しい読みです。但しそこで終わってしまいます

2012-04-12 13:10:41
瀧本哲史bot @ttakimoto

@Midnight_Tokyo 「ここからしかはじまんないんだよ」であり「試してみる」でもあるわけで、上杉和也からは自立したわけですが、自立した個人が選択するものとしてのラブロマンスという話は強まるわけです。それまでは、朝倉南との関係も含めて、バトン「タッチ」な訳です

2012-04-12 13:16:08

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