未来設計会議 [after 3.11 エネルギー・科学・情報の民主的な選択に向かって] 第3回「食品の放射能、どこまで許せますか?」
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会場7 ハード、技術者、さらにその監視モニタリングが必要。基準を厳しくすればするほど、コストが かかるはずです。社会的にコストがかかりすぎてしまわないか?
2012-04-18 18:18:51甲斐 色々なリスクは常に起こってくる。有限なお金の中でいかに効果的に健康を守っていくかを考える 必要がある。おそらく家庭でのお母さんがやってることと一緒で、一つのリスクにこだわってしまうこと で他を見逃してしまう可能性がある。大事。
2012-04-18 18:19:03ここで道野さんのコストベネフィットと社会的な安全性の確保についての意見があったのですが、ちょっと咀嚼できなかったので、あとで。。(まだまとめ、継続中 甲斐先生の講演についても、後程補足をいれていきます)
2012-04-18 18:20:57山本 今回は可能な限り低いレベルに設定を行いました。コストに関しては「検査体制をとれるかどうか」という議論が出ました、検査体制がとれるようになるまで、どのぐらい時間がかかるか?という点はまだ見えていません。その段階では安全よりも安心を重視した部分が大いにあったと言えます。
2012-04-19 05:11:04山本 とくに子ども達への数字は一般食品の規制値でいいのではないかという議論がありました。その段階ですでに十分安全枠がるからです。しかしより安心のためにさらに半分にしたということです。
2012-04-19 05:12:10山本 基準値というのは食品衛生法上で決められていますので、現在は出口(流通段階)での規制がかかっています。しかし甲斐先生がおっしゃっているように生産段階でのコントロールが進むにつれ、安全というより安心感がさらにましていくだろうと思います。
2012-04-19 05:14:02最初の調査は2Kメッシュであったため、もれがあったけれども、汚染が判明してからさらに細かい調査を行い、汚染分布がもっと細かいものであることがわかります。
2012-04-19 05:16:34会場質問 「全量検査という可能性はあるんですか?」→ 道野:食品の流通量はあまりにも大量なので、そういう検査は現実的ではなくて、考えていないです。現実的な方法としては、モニタリング検査を行って、地理的広がりをもって汚染がある地域はまとめて出荷制限という仕組みで対応していきたい
2012-04-19 05:25:15甲斐 全数を検査は不可能なんです。ではなにを計るか?といえば、疑わしいものを計るわけです。例えば牛肉なら餌ではいるから、餌で危なかったものを計ります。そいういうように、生産経過に着目することで、かなりわかっていきます。
2012-04-19 05:27:17甲斐 最初の会場の方が「安全を担保する仕組みを理解していること」という話をおっしゃっていて、すごい。 しかし現状ではまだきちんと理解されているわけではないです。リスクコミュニケーションが足りていないです。窓口を作って、対話しながら説明、改善していくという努力が必要とされてる。
2012-04-19 05:30:00ネット質問 風評被害をどうしたらいいか → いかに多くの方々へ「どんなやり方をしているか、どんな安全の担保をとっているか、どんなデータがでているか」をお伝えしないといけない。 一番いいのはこういう双方向の機会をたくさん作っていくしかないかと思います。
2012-04-19 05:31:14会場 厚生労働省のHPは見やすいです。福島県でも「福島新発売」というHPがあって紹介されています。 そしてそこをみると93%汚染がでてないです。 野菜に関しては、数字を出す出さない以前にそういうことを知っていただきたい。
2012-04-19 05:34:30厚生労働省 食品中の放射性物質への対応
http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/shokuhin.html
ふくしま新発売
http://www.new-fukushima.jp/
→農水産物のモニタリング情報のページ
http://www.new-fukushima.jp/result.php?start_year=2012&start_month=2&end_year=2012&end_month=4&search_area=&hyoji=all&x=82&y=14
物凄く検索しやすい!!!!
最後に
山本 実際にリスクをどうとらえるか、というのはそれぞれのみなさんで異なると思いますが、実際の状況がどうなのかということをしっかりと理解していただきたい。今回の基準値は「何も考えないで普通に生活する人が普通に食べて安全」という基準です。そのようにとらえてください。
2012-04-19 05:36:09道野 行政サイドへの信頼がなかなか持てて頂けないです。(行政サイドの問題ももちろんあるわけですが) 検査の方法や、公表の仕方であるとか、リスクコミュニケーションをしっかりしていくとかの努力を継続していくことで、行政への信頼が作られていくのではないかと思っています。
2012-04-19 05:38:28甲斐 今回の事故で一番信頼を失ってしまったのは専門家かもしれないなと思います。専門家は専門家なんですが非常に狭い分野の専門家で、お互いの横の話し合いが足りなかったかなと思います。今後そういう連携を深めて信頼を増していきたいです。
2012-04-19 05:39:32