岸本佐知子編訳『居心地の悪い部屋』感想まとめ

よりすぐりの短編小説で編まれた海外アンソロジー、岸本佐知子さん編訳『居心地の悪い部屋』(角川書店)の感想まとめです。発売された2012年3月末からの約2ヶ月分。 webKADOKAWA『居心地の悪い部屋』紹介ページ http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201101000100 「ラジオあさいちばん・著者に聞きたい本のツボ」5月13日(日) 続きを読む
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牧眞司(shinji maki)『『けいおん!』の奇跡、山田尚子監督の世界』刊行 @ShindyMonkey

ケン・カルファス「喜びと哀愁の野球トリビア・クイズ」【7.5】。野球珍記録(架空)にまつわる挿話(もっともらしい)を6つ並べている。セイフティ・バント百発百中の名手の話がいちばん面白かった。その秘技は、相手チームばかりか、観客や本人すら不安にさせてしまう。

2012-03-31 22:57:06
a @tjtjpmgja2569

【居心地の悪い部屋】うっすら不安になる小説が好きという訳編者が選んだアンソロジー。「野生時代」という雑誌に掲載されたものばかりのようで、これだけでもその雑誌を読んでみたくなるなあ。ふだんは雑誌は全く読... →http://t.co/MmDfqbQO #bookmeter

2012-04-01 19:17:44
馬場秀和 @babahidekazu

『居心地の悪い部屋』(岸本佐知子 編訳)。頭の孔からこぼれ落ちては喰われる夢。電話の向こうで起きているらしい惨劇。明記されない事情を想像するうちに、わき上がる不安。読後もやもやが残り続ける傑作揃い。二冊の『変愛小説集』で読者を魅了した岸本佐知子さん編訳による珠玉の「嫌小説集」。

2012-04-01 23:00:59
馬場秀和 @babahidekazu

馬場秀和ブログ更新。 『居心地の悪い部屋』(岸本佐知子 編訳)。 http://t.co/GY6RgPYe

2012-04-02 21:59:26
nakanei @nakanei

『居心地の悪い部屋』(岸本佐知子編訳、角川書店)読了。すばらしい!積み木が不安定に高く高く積みあがっていくような居心地の悪さを感じながら読みました。いっそのこと、がしゃんと倒壊して終わってくれたら気持ちがいいはずなのに、絶妙なバランスを保っているから始末が悪い。

2012-04-02 01:58:18
ヒロポン @hiropon03

岸本佐知子編訳『居心地の悪い部屋』読みました。不安、妄想、疑心暗鬼……ビビッドな恐怖やエロ・グロとは違う、神経症的な「厭さ」の詰まった一冊。全体を通して漂うまとわりつくような気配が最高。これぞ読書体験。

2012-04-03 00:12:49
ヒロポン @hiropon03

岸本さんの編集センスってほんと素晴らしい。筋の通ったけもの道。センスって雰囲気を形にすることなんだろうなあ。

2012-04-03 00:19:08
ヒロポン @hiropon03

感想見て回ってたら、「チャメトラ」を楳図かずお的と評してる人がいて膝ポン。「神の左手悪魔の右手」ね。

2012-04-03 00:22:35
ヒロポン @hiropon03

やっぱりレイ・ヴクサヴィッチ好きだな。他には「ヘベはジャリを殺す」「来訪者」あたりが特にぐっときた。読んでて脂汗出てくる。

2012-04-03 00:26:44
ヒロポン @hiropon03

「ささやき」はオチの素晴らしさは当然として、主人公が段々と神経をやられていく描写が良いんだよ~。昔の恋人を思い出すところとか小麦粉を撒くくだりとか。ちょっと笑えるんだけど、ほんのり怖い。でも寝不足の時ってこういう感じになるなあ、確かに。

2012-04-03 00:41:49
本気鈴 @honkisuzu

「居心地の悪い部屋」を読了。「ささやき」が一番好きで、そして怖い。これを読んでる時の状況が「私のイビキがきっかけで嫁さんが別居中」でなくて本当に良かった(・_・;) あと「アサイラム・ピース」全訳読みたいです。

2012-04-03 13:47:11
はやし て @thysh

岸本佐知子・編訳『居心地の悪い部屋』も。書店カバーをかけていたのに、破れ目のところでこすれてカバーの黒がはがれてしまった。悲しい。本自体は甚だしく満足。捨てるとこなし。「喜びと哀愁の野球トリビア・クイズ」はちょっと高橋源一郎っぽい。

2012-04-04 01:16:07
西田善太 @ZentaNISHIDA

とても居心地が悪くて、すごく面白かったよ。岸本佐知子さん編訳。 http://t.co/kZ1PtLyD

2012-04-04 20:11:36
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西田善太 @ZentaNISHIDA

岸本佐知子・編訳『居心地の悪い部屋』は海外”居心地の悪い”短編のアンソロジー11本。「ヘベはジャリを殺す」「どう眠った?」「潜水夫」「ささやき」がとても好き。「潜水夫」は滝本誠さんを思い浮かべながら読むといいよ(知ってる人は)。 http://t.co/kZ1PtLyD

2012-04-04 21:21:24
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伊藤聡(2/24に本が出ました📕) @campintheair

『居心地の悪い部屋』読んでいます。ポール・グレノンの「どう眠った?」という短編がよかった! 「ふうん、きみはメートル法で眠るのか」という会話のやり取りがおもしろい。たしかに眠りっていろんなものに例えられますよね。

2012-04-05 13:50:19
伊藤聡(2/24に本が出ました📕) @campintheair

岸本佐知子さん編訳の短編集『居心地の悪い部屋』(角川書店)についてブログに書きました。すばらしいです! 作品全体に統一感があり、アンソロジーとしてのクオリティがとても高いです。読むともれなくイヤな気持ちになる、暗くて不吉な本です。ふふふ… http://t.co/yNtR1RBh

2012-04-11 10:01:56
伊藤聡(2/24に本が出ました📕) @campintheair

岸本さんの本すごくおもしろかったんだよ。短編集なので、ちょこちょこ読めるのもいいですよね。気になる方はぜひ読んでみてほしいのだ。

2012-04-11 10:39:14
吉野仁 Jin Yoshino @crimezanmai

岸本佐知子編訳『居心地の悪い部屋』(角川書店)が素晴らしい! 一編を読み終えても、すぐ次へ移る気になれず、ほとんどの作品を二度読みしてしまったし。つかみどころのない世界に気持ちがざわざわするばかり。生温かい風の吹く、こんな木の芽時にふさわしい短篇集かも。

2012-04-07 18:48:24
yoy @odammbon

岸本佐知子の居心地の悪い部屋、読了。どう眠った?という短編がいちばん好みであった。小さな絶望の積み重ね。でも浮かぶ情景がとてもきれいだなあ。まじキリキリする。ちょっと寝る。

2012-04-09 22:41:03
miho kobayashi. @mi4566

『居心地の悪い部屋』センスを感じる装丁。モノトーンの強いコントラストはやはり目立つ。真っ黒でなく暗いチャコルグレー。文字のバランスが絶妙。 http://t.co/9PW9mivV

2012-04-10 08:38:30
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rssyuichi2 @rssyuichi2

『居心地の悪い部屋』岸本 佐知子 編訳: すごく気味が悪くて面白いです。不穏だったり、不気味だったり、もうホントに、気味が悪い。それが面白くて、何度も読み返したくなる短編集でした。特に大好きなのが、ジュディ・バドニッツの『来... http://t.co/R2oQ5oug

2012-04-11 10:35:04
風間賢二 @k_kazama

岸本佐知子編訳「居心地の悪い部屋」読了。マイベスト3は、ロビンソン「潜水夫」(不安になる)、エヴンソン「父、まばたきもせず」(居心地悪い)、ヴクサヴィッチ「ささやき」(一番わかりやすいw)。最後に収録されてるカルファスの作品は優れた奇想ホラ話だが、居心地悪くも不安にもならないよ。

2012-04-11 12:15:44
Yosuke Inoue @inouef

岸本佐知子編訳の短編集『居心地の悪い部屋』読了。面白かった。隠されていることへのわからなさに、読んでる方の不安が右往左往してざわざわする。中でも、電話越しのディスコミュニケーションが恐い「来訪者」、いびきを注意され眠っている間の音を録音することにする「ささやき」が好き。

2012-04-11 22:38:28
Yosuke Inoue @inouef

寝言とか寝ている間のことって確かに気になるけど「ささやき」読むと恐くて録音とかできないや...

2012-04-11 22:42:37
めかぽしや @mekaposiya

瞼が痒くて辛い!!!じくじくしてるのでたまに瞼が引っ付いてしまう事がある。。。今読みかけの岸本佐知子訳・編の『居心地の悪い部屋』の中の短編『へべはジャリを殺す』でへべはジャリの瞼を針と糸で縫い合わせるのだが、私はジャリになった気分だ。

2012-04-12 23:20:15
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