【思考メモ】許す社会は必要か
許して許して許しぬくくらいの気持ちでやっても人間は裏切る。ツイッターなんかでいちゃいちゃコミュニケーション取れる人らはそういう意味では頭がいいし人間できてる。人間できてる人らの話から作り上げられた世界観は、当然ながらそれを「当たり前」として話が進むから、底辺はどうしてもこぼれる。
2012-04-22 15:14:42底辺をどこに設定してるかという所。ニートを底辺とするのは分かりやすい。障碍者を底辺にするのも分かりやすい。大体この辺を底辺に設定して、彼らでも社会の構成員として組み込める社会を!なんて考える。でも実際はもっともっと底辺が存在してるようにも見える。そこは多分救われない。
2012-04-22 15:16:39言ってみれば日本式カースト制度みたいなもん。本家ほど差別が厳しいとも、流動性がないとも思わないけどイメージね。ニートとか障碍者はシュードラに相当する。その下に心に傷を負った自我があり思考がない人がいる。彼らはアンタッチャブルとして、誰も触らないまま社会に組み込まれることがない。
2012-04-22 15:18:54さすがにもう駄目だっと人を見切る。さすがにというのは誰が決めた。自分だよ。全ての領域に手をさし延ばすのであれば、やらないといけないことはたった一つしかない。許して許して許しぬくこと。これができないのなら、救うなんて言葉は使わず気まぐれだとでも言っておいた方が語弊がないと思うんだ。
2012-04-22 15:22:42臭いものは蓋をさせられるので、永遠マイノリティを彷徨う。基本的に腐敗していく。じめじめした性質を備えることが多い。時たま腐敗ではなく発酵にいたる人物がいて、そういう人は主に芸術系の分野でいきなり陽の目を見ることがある。ただ大概は腐るだけだ。それもいつの間にか腐るという素朴さで。
2012-04-22 15:31:13人間ができてない人に人間的社会が通用すると思うのかい?という素朴な疑問。そして人間ができてない人はそのまま放っておくという方針なのか、否定的に切り捨てるのか、救い上げるのかイマイチ方針が見えない所がある。俺は人間ができてない人を支援・応援する人にこそお金を使うべきだと思ってる。
2012-04-22 15:34:23ツイッターは根暗のリア充ツールなんだよね。現実はリア充のものだし。本当の非リア充用のスペースがこの世界にはないんだよ。部屋しかない。
2012-04-22 15:35:21分かりやすいリア充と分かりにくいリア充がいると思ってて、前者はリアルではワイワイガヤガヤ楽しく遊ぶイケメンとか、異性が周りにいるとか仕事が超楽しいとかそういう感じ。後者は心が安定してるとか、思考・感覚が研ぎ澄まされてるとか精神系。その他にどちらにも属さない非リアが存在してる。
2012-04-22 15:38:15面白現象としては、分かりやすいリア充は多くは他者評価であることが多いのに対して分かりにくいリア充は自分評価であることが多い。だからこそ分かりやすいと分かりにくいという区分けが成立してるともいえる。なので他者評価で決まりやすいリア充が実は自分ではリア充を感じてないこともザラにある。
2012-04-22 15:41:00イケメンだし異性交遊も順調だしいい会社にも入ってる(いい大学でも可)けど、一人になったら虚しさを感じるとか言うのもリア充の非対称性という言葉で述べることができる。一言で言えばリア充と言う言葉は他者評価でしかないので羨望と嫉妬とネタが高度に入り混じった冗談だと思えと言うことだ。
2012-04-22 15:42:48まあそれでも他者評価にも一定の意味を与えることはできる。人間が承認を求める生き物だとした場合は特に。他者の評価は承認の素にもなるので、そういう面での安息を獲得しやすいというアドバンテージがある。問題は完全なる非リアだ。最近よく出てきてる弱者を救う系の話にこの非リアが含まれてるのか
2012-04-22 15:45:23個人的には底辺の生活してる人とかは上位とは言わないけどまだまだ満たされない度が低いと思ってる。一番満たされないのは孤立してる人だ。孤独を楽しむ間もないくらい孤立無援の人であり、社会が差し出す手を突っぱねてしまう程に虚ろな人たちだ。便宜上僕はその人を人間ができてない人と名付けてる。
2012-04-22 15:47:52社会が差し出す手を突っぱねる人は「自己責任」論に転嫁して語られることが多い。要するにもう面倒みきれん。ここまでやってやったのに駄目なんだからもうあいつは死ぬしかないと分かってても見捨てるしかない。という状況だ。これには現状多くの人が妥当性を見出すんじゃないかと思う。
2012-04-22 15:52:21あるいは文言上はそいつにだって生きる権利があるし、いくら何でも死んじゃうとかダーティな道に落ちてしまうことが分かってる状況だったら救わないとって思う人もいるかもしれないけど、現実にそんな何度救っても裏切る「面倒くさい」奴が現われたらそそくさと手を引くだろう。
2012-04-22 15:54:02人間が志向性で適切にマッチングされればそういう現象は恐らくなくなるとは思う。自分にとってぴったりと合ってる人がいれば、それが最高値になるのは目に見えてる。問題は志向性を持たない人がいた場合と、今の社会的観点で「悪い」とされる部分に志向性を持ってる人がマッチングされた時の話である。
2012-04-22 15:55:53さらにマッチングが能動的行為なのか、受動的なものなのかでも様相はだいぶ変わる。現実的に考えて最適なマッチングがされる様になるにはネットの存在が不可欠のように感じる(物理的制限を解消できるから)ので、ネットに接続するだけでマッチングされるのか、その世界で能動的行為が必要なのかどうか
2012-04-22 15:57:48受動的なシステムであればかなり完成されたシステムだと思うけど、能動的に何か行為をして(多くの人が集まるプラットフォームで自己表現をするなど)志向性グループを形成するのであれば、そのハードルの高さはかなり大きい。技術的問題の他に、人がそこまで自己を表現できるのかという問題も残る。
2012-04-22 15:59:37綜合的に考えると、志向性で集まるグループの根本にあるのはかなりの理想主義だと考えられる。自分とは合わなくてもしっかり合う人が見つかるはずだよ。だってネットは志向性で繋がるツールだからねっと言ってるように感じられる。一部にそういう世界が現われることはあるだろうけど、普遍化は出来ない
2012-04-22 16:01:15ネットのマッチング能力に助けを借りることが基本的にできないとすると、じゃあ社会をつっぱねた人はいよいよどうやって生きるのだ?となる。孤立してるからマッチングなんかされない。社会を突っぱねた人を生かす必要があるとするなら、社会が社会を突っぱねた人も包摂するシステムにする必要がある。
2012-04-22 16:04:45それは何なの?と言われれば、冒頭でも述べたとおり「許す社会」だ。徹底的に許されないといけない。本当を言うなら許してやってるんだよという思想もまずいはずだけど、そこまではさすがに潔癖すぎるとは思う。なので最低でも結果的に許されてなければならない。
2012-04-22 16:06:43社会のことを論じるのであれば、人を切り捨てるのかどうかっということは論じなくてはならないことになるんじゃないかと思う。さもなければ許しぬく社会を標榜するしか究極的には矛盾する。矛盾が悪いことだとは思わないが、基本的に何かを論じる時は矛盾が少ない方が説得力をもたらすという現象はある
2012-04-22 16:08:40社会全体、人全員が全ての人を許すなんてありえないし気持ちが悪い。許す社会もあくまで論理的な標榜にすぎず現実は別に設ける必要がある。まず人が全ての人を救いたいと思うかどうかが明らかではない。自分さえよければそれでいいという人の方が遥かに多いのではないかと思う。
2012-04-22 16:16:24そう言った点も加味すると、そもそも人が許す社会をそこまで求めていないんじゃないかとも思えてくる。だけど、人間ができてない人が許されることもなくなると、精神的に逼迫することが予想される。社会の対抗勢力である反社会的組織に流れやすくなるのも想像がつく。自殺なんかも含まれるかもしれない
2012-04-22 16:19:03