東方儚月抄で穢れを放った霊夢の問題性

亜奇数/Furcas @Aerium

.@AngraMainyu_ 勝つために手段を選ばない＜　まずこの考え方がいつもちょっと違和感ある。やや語弊あると思う。　勝つためではなく対等な遊び・ゲームの中で各自精神を削り合う（そのために主に美しさを求めたりする）ものだ。「勝つために手段を選ぶ」のがスペカルール、だろうか

パレット @paletter

ていうか弾幕決闘って……んー、これもＳＳのネタとして考えてる部分だからこれ以上は突っ込まないけど……「殺すことを目的としてない」だけでしかないんだよね。「結果として相手がどうなろうが」知ったこっちゃないという。

パレット @paletter

だから、霊夢が依姫相手に穢れを撒いたことの何がおかしいのかさっぱりわからん。

亜奇数/Furcas @Aerium

.@AngraMainyu_ 偶然刀が当たったら死にますよね。これがリスクです。他にも、依姫が儚月でやってることは結構死のリスクがある。　他に微妙な弁解としては、霊夢には後で穢れを祓う準備もあった、という可能性も。

亜奇数/Furcas @Aerium

.@AngraMainyu_ いつも通りの喩えだと、プロレスで「ぶっ殺してやる！」と言っても本当に殺すわけではなく、凶器を使っても演出であって実際に殺す気はない、ですよね多分。（俺詳しくないけど）咲夜は能力で依姫を瞬殺できるけどやらないし、依姫も同じ。どちらも暢気で手加減遊び

亜奇数/Furcas @Aerium

依姫は力の加減に慣れてなくて、殆どやり過ぎな感じで連勝してる。これに対して霊夢が穢れという最終兵器で立ち向かうのが不当だとは思わない。そこまでしないとゲームにならないし、実際やった挙句負けてる。つまり穢れでさえハンデが足りなかった。しかし霊夢には他に手がない。依姫の手加減不足だ

Bash @AngraMainyu_

ボム８００万あるらしいですからねぇ。そら穢れでワンチャン勝負に懸けるわ　@Aerium RT:依姫は力の加減に慣れてなくて、殆どやり過ぎな感じで連勝してる。（中略）

亜奇数/Furcas @Aerium

ただ、霊夢側には月を破滅させようなんていう意志はなかったと思うし、同じく依姫にも霊夢たちを殺す気はなかっただろう。だから依姫が勝つのはお互い暗黙に了解してたと思う。霊夢がどこまで本気で穢れを捲いてたのかは結局分からない。でもあの場面ではあれ以外に手がなかったのも確か。

Bash @AngraMainyu_

草木も眠るので私も寝よう。　@Aeriumさん、丑三つ時までお付き合いいただき有難うございました

亜奇数/Furcas @Aerium

儚月の批判は様々あると思うが、その矛盾事項について、逆に考えてみて欲しい。それで話は上手くいったか？本当に誰もがそれを望んでいたか。　そうすると恐らくZUNが選んだルートの妥当性、に気付けると思う。東方世界では大凡選ぶべきルートが決まってる。ドラえもんでレギュラーが死ぬことはない

亜奇数/Furcas @Aerium

.@AngraMainyu_ あのwikiの矛盾点リストに関しては、多分　文句言いたいだけの煽りとか、単に勘違いしてることとか、実際ZUNが書き間違ってることや、曖昧でそもそも矛盾が成立してないことなどがあると思いますね。流石にちょっと全部はコメントできないですｗ

亜奇数/Furcas @Aerium

3時間ほど前の妄想話の解説。霊夢は紫の力を共有してるっていう解釈ね。ウィキペでオオマガツヒについて　＞平田篤胤は禍津日神を善神だとした。篤胤によると、禍津日神は須佐之男命の荒魂であるという。全ての人間は、その心に禍津日神の分霊と直毘神（篤胤は天照大神の和魂としている）授かっている

亜奇数/Furcas @Aerium

こう書かれている。つまり。　あの神は穢れではない。人間普遍に備わる性質の影の部分。霊夢もアマテラスの光とスサノオの影を両方持ってる。主にその影の部分を司るのが八雲紫。　儚月の冒頭での訓練によって紫から力or術の一部を授かった、と考えれば、あの場面で霊夢が穢れによって紫の計画の

亜奇数/Furcas @Aerium

時間稼ぎになったのも必然、という解釈。少なくとも紫は霊夢の安全を保障した上で、更に時間稼ぎになることを意図した。（この補佐には幽々子も当たっている。）　香霖堂で言われるように紫が霊夢を大切に地上の結界で囲っているのならば、その大切な愛娘を死の危険にさらすようなことはしない。

亜奇数/Furcas @Aerium

まぁそこまで神主は考えてないかもしれんけど。射命丸が言うように紫も、霊夢が死んだら代わりが居るから適当に送り出した可能性もある。ただ妄想としては、、ね。　それともう一つの可能性として考えるのは月の結界も実は紫が通れるということ。いざとなれば霊夢たちをいつでも連れ戻すつもりだった。

亜奇数/Furcas @Aerium

久し振りに秋枝抄を開いてみると　うーん、やっぱりこれは面白い、面白過ぎて１ページ１ページじっくり眺めて３歩進んで２歩下がるような感じ。いくらでも咀嚼できる。どれも納得できる答えが出ないから暫く考えたら頭で保留にして進む。　神主の珍妙な発想が絵になってるという堪え難い喜び。

亜奇数/Furcas @Aerium

秋枝の絵は嫌いだけどZUNが話考えたっていう事実だけで十分過ぎる魅力があって、その出来の良し悪しは問題ではなく　見届けたい・体感したい　という衝動が起こる。好きか嫌いかと言えば彼のことが好きなのだろうけど「興味がある」という言い方が一番だろう。好きかどうかはともかく　見たい。

亜奇数/Furcas @Aerium

それとこれは連載当初から不思議だったが、秋枝と比良坂では同じ東方漫画でも印象が全く違う。今これを分析するなら、散々話題にされた「ストーリー性」ということが鍵になっていそうだ。　完全な日常描写として割り切っている三月精は展開の緊張感＝美しさ、キャラがそれぞれの価値観で違う方向を――

亜奇数/Furcas @Aerium

――方向を向いて生きている、孤独感　美学、が感じ取り難い。これは比良坂の作風そのものが漫画的収まりを付与していることにも起因しているだろうけど。　しかしこれこそ僕が求めるZUNさんの特異な魅力であるからして、三月精は良くも悪くも空気的作品なのだ。一方秋枝抄はそんな儚さに満ちている

亜奇数/Furcas @Aerium

ここで都合良く言葉を融和させてみると、秋枝抄で志向された「ストーリー」とは漫画の大筋・本流としてだけではなく個人の行動遍歴、的な意味で捉えられるのではと思う。「曲がった針金の束」こそ儚月抄だった。その全体を指して群像劇とも何度か言った。他ルートとの整合性より各々の曲がり方を見る。

亜奇数/Furcas @Aerium

針金、有刺鉄線とネコの性器の喩えを続けるつもりだったけど面白くないからやめる。儚月で皮肉を言うのは出尽くしているから魅力について語るべきだ。面白い謎が山盛りなのに解こうとする人が全然居ない。さっき融和という表現を使ったが、どうやら差別部族の地位向上・環境改善の意味があるらしいのだ