ICRP111と里山の生物多様性をめぐる噛み合わない議論
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@J_Tphoto ではなぜこういうツイートhttp://t.co/1hriPMpJをしたかというと、私の理解では、本来できるだけ被曝を避けた上でどれだけの被曝なら許容するかというのを決めるべきなのに、被曝リスクと汚染地の経済活動を天秤にかけろという主張に賛成できないからです。
2012-04-09 23:25:04@J_Tphoto その主張への反発を「少々の汚染は大丈夫。被災地の経済を守れ! 連帯だ」と主張する人は…、と表現しました。
2012-04-09 23:25:46@J_Tphoto ちなみに、私がICRP111について抱いているザックリとした理解は、「現存被ばく状況では被曝量の目安は年1-20mSvの内のできるだけ下の値を参考値として目指すようにし、その参考値は住民と専門家と行政が透明な意志決定プロセスを経て決定する」です。
2012-04-09 23:26:23@morecleanenergy 是非、ざっくりとした理解からしっかりとした理解に歩を進めて下さい。ICRP111は現存被爆状況に対応する為の指針です。つまりね、存在そのものが汚染地域に暮らし復興する事を目的にします。私のprofileからPDFをご参照下さい。
2012-04-09 23:31:16@morecleanenergy 引用された文章にしても、何と、1~20mSv/yの基準値のバランスを取るのだと思いますか?何故、住民参加の必要性があると思いますか?その辺りを考えながら読んで頂けるといいと思います
2012-04-09 23:36:51@morecleanenergy ちなみに参照レベルを決める事は、防護の最適化の中でも重要なステップです。それただ下げればいいのではない。ただ下げるなら最初から1~20なんて記載必要ないんです。
2012-04-09 23:53:07@J_Tphoto 現存被ばく状況を生き抜くのは非常な困難を伴います。ICRP勧告から離れて個人的な意見を述べますと、ただ汚染を追認して生活するのでは、健康リスクが上昇してしまいますから。
2012-04-10 09:02:44@J_Tphoto 被曝の参考値(≒健康リスク)と天秤にかけられるのは、生活そのものでしょう。経済活動も、日々の利便性などもその一つです。住民参加が必要なのは、生活も健康リスクも住民一人一人のものだからです。決して政府のものではありません。
2012-04-10 09:08:00@J_Tphoto 先ほどの「生活は住民のものだ」という観点からすれば、参照レベルをどこに設定するかということも住民のものになるので、「ただ下げればいいのではない」ではなく、「住民が決めることだ」になりますね。
2012-04-10 09:12:22@J_Tphoto ちなみに私はICRP111について、理想を謳っているが現実に実行するのは困難を伴うと考えています。専門家の間でも大きく意見が分かれる放射線リスクについて、住民が生活そのものを変えてしまう決断をするのは難しいからです。また、地域で合意を形成するのも難しいです。
2012-04-10 09:15:42@J_Tphoto この機会にもう一度ICRP111を見直してみようと思いますが、もし汚染の現状を追認して生活すべしという指針を説いているものであれば、今後は批判的に見ることになると思います。
2012-04-10 09:18:06@morecleanenergy 貴方がどう考えるのかは自由ですから。ただ、御自身に少し読んで自分の読みたい方向に文章を曲解する癖がある事を認識されると、もっと色々な知見が広がるのだと思います。誰でもそう言う傾向は持っている訳ですが。放射線の危険に対する知識にも誤解はないですか?
2012-04-10 09:59:27.@morecleanenergy ちなみに汚染状況を追認と言うのも意味不明。20mSv/y以上の人の帰れない地域は厳然と存在します。111勧告では触れてないですがそこを忘れて連帯なんてちゃんちゃらとは僕も少し思いますが、人が努力をすれば住めると決めた地域は全力で補助すべきです。
2012-04-10 10:08:43@J_Tphoto もし私がICRP111を曲解していたとしても、それだけをもって「自分の読みたい方向に文章を曲解する癖がある」とするのは失礼ではありませんか?(笑)
2012-04-10 10:45:10@J_Tphoto 「努力をすれば住めると決め」るのは誰なんでしょうか? 住民でしょうか? 住民がきちんと科学的な情報を与えられ、確率的な影響についてへ対処する方法論も検討された上で決めるのでしょうか? 日本の現状を見る限り、そういう住民合意を形成しているとは思えないのですが。
2012-04-10 10:52:06@J_Tphoto そういう住民合意が形成された上で住み続けることを決意したのなら、私がそれを批判する権利は一切ないと考えています。それは年20mSv以上の地域でも同じです。チェルノブイリ周辺でもそういう人は存在します。ただ、汚染のある食物を私が受け入れるかどうかは別問題です。
2012-04-10 10:56:22@morecleanenergy 貴方がどう考えるかは自由です。僕はICRP111勧告に関して間違えた理解を広めないで欲しいと思っているだけです。曲解する癖はやり取りの間でも数回ありました、御気を付け下さい。嫌味でも何でもないです。それさえ気を付ければ理解力のある方だと思います。
2012-04-10 21:23:50@J_Tphoto え? 「曲解する癖はやり取りの間でも数回ありました」なんて人は「理解力のある方」だとはとても思えませんよ(笑)。なので、無理に私を理解力があるとされなくても結構です。
2012-04-10 23:29:44@J_Tphoto 繰り返しになりますが、ICRP111については「住民合意形成」が一番難しいところだと考えています。飯館村や福島市渡利地区での話を聞く限りでは、とてもICRP111に書いてあるような住民合意を形成しようという動きはありません。
2012-04-10 23:33:33@morecleanenergy いえ、御自身が曲解していた事はご理解されている様でしたので、理解力があると申し上げました。理解力のない人はそれがわからないので、同じ問答の繰り返しになります。
2012-04-11 00:00:02@morecleanenergy 日本はICRP111に則った行動はしていません。日本の現在の放射線に関わる法律はPub.60(90年勧告)を元にしており、チェルノブイリの経験すら入っておりません、現在放射線審議会にはICRP主委員会の丹羽先生も入ってPub.103の検討を→
2012-04-11 00:05:13@morecleanenergy →行なっており、ココの場でPub.111に関しても話題に上がってはいるようですが、私が個人的に大臣講演を聞いたり、内閣府の方とお話をした感想では111に関して日本政府が本気で取り組む気はあまり無さそうなので、自分たちに出来る事はないかと思い→
2012-04-11 00:07:02@morecleanenergy →https://t.co/RP5puJv0 Buveryさんの呼びかけに応える形で、この企画を催しました。
2012-04-11 00:11:46@morecleanenergy まず大切なのは、正しい知識が広がる事です。小さな誤解は大きな問題を生みかねないので、出来るだけ原本に沿った解釈をしなければいけない。その上で問題点は指摘するべきです。ICRP111だって完璧ではない。ただし現状最も有効なツールだと思っています以上
2012-04-11 00:13:40@J_Tphoto 日本はICRP111に則っていないというのは確かにその通りです。本来なら低線量被曝WGでその修正を行なうべきだったのでしょうが、バラバラに意見を集めたあげく、「緊急被曝状況の最も下の値に参考値を設定する」という意味不明の声明で終わってしまいました。
2012-04-11 08:46:44