男女共同参画とフェミニズムの微妙な関係
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こちらのまとめと一部重複します。
キャサリン・マッキノンの信奉者とその周辺がやったことをご存じないですか?彼女らは元々日本にフェミニズムを輸入した連中の主軸で、90年代の頭にはあらゆる物をセクハラ認定して書籍などへの検閲を行いたい警察等と結託して理想実現に未だ邁進してる @ari198055 @yamzawa
2012-04-22 11:42:45@Artanejp 日本では「行動する女たちの会」が、国家権力による検閲をフェミニストとして批判してますよね?(『ポルノ・ウォッチング』1990年) 有害図書指定を推進してきたのは1950年代の子どもを守りたい親たちが作った会です。具体例あげてフェミニズム批判してよね!
2012-04-22 12:22:49まぁ、フェミニズムの中にポルノ批判派がいるのも事実だけどさ。「中里見さんのグループ=フェミニストの思想」という広がりも嫌だしね。おれもマッキノンちょっと勉強して、頑張ってみるつもりですが。たぶん、気はあわんね、マッキノンとは。
2012-04-22 12:25:38@renrakufontda 男女共同参画条例関連で表現規制条項をいれこむ動きがあったのも事実ではあり、それについての議論がないままになってしまったんですよね。。私自身も当時気づかないままスルーしてしまってて。あれはまずかったと思ってます。
2012-04-22 12:28:21@renrakufontda 例えば山下泰子・橋本ヒロ子・齋藤誠『男女共同参画推進条例のつくり方』(ぎょうせい 2001)のp.57, pp.119-120あたりご参考になるかと。この本はでた後、各地の条例づくりマニュアル的に使われていったものなので...
2012-04-22 12:57:10@Artanejp 追伸です。以下の事実があったとの話です。偉そうに言ったのに調べ不足で申し訳ないRT @yamtom: @renrakufontda 男女共同参画条例関連で表現規制条項をいれこむ動きがあったのも事実ではあり、それについての議論がないままになってしまったんですよね
2012-04-22 12:42:14@Artanejp フェミニズムも一枚岩ではないので、なんにせよ、どのフェミニストの何を批判するのか明らかにしてくださいませ。
2012-04-22 12:44:29「男女共同参画」にフェミニストが諸手を上げて賛成しているなんて思うのは大間違いなんだけど、興味もって調べてない人にはそう思われてるんだろうなあ。「平等」が退けられ「共同参画」「機会均等」という名で実質的に不平等が正当化&再生産されていることを批判してきたのもまたフェミニスト。
2012-04-24 19:10:52@watarloo 同感する反面、やっぱり諸手をあげて推進してきたフェミニスト、ってのもいたんですよね。で、そちらのほが主流だったりね。そういう方向性のほうをしっかり検討できていない問題はすごく大きいと思います。
2012-04-24 22:05:59@yamtom 横からすみません。ちょっと教えていただきたいのですが「諸手をあげて推進してきた」人って具体的にどのあたりの方々(あるいは言説)になりますか? 実はちゃんと批判しなきゃなあと数年くらい前から思っていて。あ、お返事はお暇なときで結構ですので~。 @watarloo
2012-04-24 22:56:25@itiweys @watarloo やっぱり大沢さんなど審議会に当時はいってた系の方々、基本法後の条例づくり運動を推進した橋本さんその他あたりが中心かなーという気が私はしてます。「諸手をあげて」かは微妙な点もあるかもですが、当時批判が少なかったという現実は見つめなくてはと。
2012-04-24 23:00:44@yamtom 早速のリプライ、ありがとうございます。わたし自身の問題意識は、基本法を支えている理念が「逆機能」を引き起こしうる可能性を当時のフェミニストたちがどこまで意識的だったのかという点にあるんだけれど、文献調査だけでそれを論じるのは難しいかもですね。 @watarloo
2012-04-24 23:11:34@itiweys @watarloo 表立った議論をできるだけしないで、とにかく通してしまおうという方向で動いたのではないかと。結局それで通ったのがよかったのか逆機能を起こしうる可能性まで含まれている中で通ったことで結局どういうことになったのという検証は本当に必要だなあと。。
2012-04-24 23:16:42@yamtom → なのでわたし自身は歴史的な文脈を考慮に入れない単純な批判をするつもりはないんだけど、そろそろ学的(?)な目線から検証がなされる時期かなと思うし、またそこでの「レッスン」を隣接領域(障害者施策とか)に活かしていきたいなという思いがあります。 @watarloo
2012-04-24 23:32:57@itiweys @watarloo 堂本さんも「針の穴を通すようなタイミング」という表現で言及されていたと思います。たしかに政治状況(当時自社さ連立政権)もあるし、そうだったのかもしれない。ただ、フェミニストの間でも、保守とも議論ないまま通してしまった影響は後にでたなとも。。
2012-04-24 23:35:17@yamtom @itiweys 共同参画基本法成立当時の私の記憶を呼び起こすと、大衆的な運動の成果ではなく「雲の上で進んでる」感じがして、「なんで"平等”じゃなく”共同参画”なの?」という戸惑いと「でも自社さ政権の今でないと無理だろうなあ」と追認する気持の両方がありましたね。
2012-04-25 01:32:55@watarloo @itiweys 私もなぜ「平等」じゃないの?って思いはありました。で、成立して、条例づくり運動に動いていったときも、違和感をなんか覚えつつ、興味がわかなかったのもあり深く関わらず見ているだけで放置。今から思えばそういうスタンスに大きな問題があった気がします。
2012-04-25 08:02:16@yamtom 「ジェンダーフリー」関連の時には「男女平等という言葉にはアレルギーがある」みたいな言い方があったようなぼんやりとした記憶があるのですけれども、共同参画という用語選択自体がそこと関係があるのでしたっけ? @watarloo @itiweys
2012-04-25 08:05:43@tummygrrl @watarloo @itiweys 「共同参画」はまさにそれだったかと思います。「機会均等」のときから(というかその前からか)避け続けてきたのが「平等」だったし。
2012-04-25 08:07:26@yamtom @tummygrrl @watarloo なぜ「共同参画」にしたのかという経緯については大沢さんがどこか(『構築主義とは何か』か『“ポスト”フェミニズム』)に書いてたよね。これから授業に行いかなきゃなので、具体的にどういう説明がされていたかは明日確認してみますね。
2012-04-25 08:24:06@itiweys そうそう、私がジェンダーフリー関係で読んだのも大沢さんだったと思う(そのどちらかだったか、それとも別のものだったか、ちょっと覚えていないんだけれど)。ていうかそもそもあれ共同参画の話だったかな<記憶力悪すぎw @yamtom @watarloo
2012-04-25 08:37:21