映画などの備忘録

少したまってきたので、ここにまとめてみる。その都度更新予定。
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Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『全然大丈夫』(2008年 日本)コピー通り「勝たないで幸せになる方法」がわかる。荒川良々が主演と聞いて中身を想像できる皆様!ほぼその想像で間違いありません。けれども、中身は意外なほど濃厚。ギミック満載。時効警察好きは好きかも。ユルさの中に光る鋭さ。75点(厳しめ)。

2012-03-08 19:19:40
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』(2010年 イギリス・アメリカ)バンクシーが監督と聞いて飛びつく人は要覚悟。どの角度から見ても面白いだろうけど、示唆に富みすぎてて恐い程。クール、コミカル、アイロニック、どれでも良いしどれでもない。偶然か必然か、観た甲斐あり。

2012-03-08 19:31:57
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『The Social Network』(2010年 アメリカ) 「クール」というのは、なんだかんだ価値の高い評価基準でありつつ、その定義自体に言及しようとするとベールに包まれすぎで無口になってしまう魔法の言葉。FBの内部事情はいいとして、個人的に啓蒙的だった。80点。

2011-12-02 05:40:58
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『告白』(2010年 日本) 良いか悪いか、嘘か本当か、好きか嫌いかでは片付かない、他人が口を挟むことのできない告白を目の当たりにする。これほど物語として傍観するしかない、且つ映像として納得のいかない部分がない映画は初めて。中島哲也監督は裏切らない。傑出した完成度。

2011-10-02 04:06:58
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『問題のない私たち』(2004年 日本) 「これはいじめではない。不快感への正当防衛だ」という独白がずっと頭に残る。いじめの理由はそれぞれでも、その全てに共通する構造が浮かび上がる。展開が早い&ハッピーエンドなので、見ていて異常に恥ずかしくなる。エリカ様いい仕事してます。

2011-10-01 18:29:28
Kosuke Niki @nikikosuke

【テレビドラマ】『白洲次郎』 やっと見れた。DVDで全3巻。GHQをして「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめた白州次郎の半生を伊勢谷友介が演じる。特筆すべきは妥協のないキャスティング。実在の歴史的人物を、そっくりな俳優(しかも有名)で揃えるNHKに、彼らの底力を見た。傑作。

2011-09-25 03:27:06
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『鈍獣』(2009年 日本) クドカン戯曲を映画化したものらしい。浅野忠信演じる小説家の凸川と、彼を何度も殺す人々を描くコメディ。何度殺しても毎晩お店にやってきて「おしまい?」と聞く凸川の鈍さが愛らしくて、引き込まれた。浅野忠信だから出せる空気感。とても面白かった。

2011-09-19 04:30:19
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『御法度』(1999年 日本) なんとなく避けていたけどついに見る。大島渚の作品を実は見たことがなかった。松田龍平の鮮烈なデビューを飾った新撰組の男色物語。全体に漂う気味悪さもさることながら、松田龍平のあの演技は、わざとなのか、はたまた不慣れなだけなのかが気になるところ。

2011-09-18 23:24:18
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『HEY JAPANESE! Do you believe PEACE,LOVE and UNDERSTANDING? 2008-2008年、イマドキジャパニーズよ。愛と平和と理解を信じるかい?-』(2009年 日本) タイトル長い。笑うところと白けるところの差がすげー。

2011-09-11 02:54:32
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』(2010年10月) 浅野忠信&永作博美という素晴らしいキャスティングで紡ぐ、ありふれたアルコール依存症の話。酒浸りの男(浅野)が世界をどう見ているのかを描写する方法がとても不思議で引き込まれた。「何から逃げるために」酒を飲むのか。うむ。

2011-09-10 01:48:01
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『USB』(2009年 日本) 鬼才、奥秀太郎監督による人間ドラマ。ここで出てくる放射能は、見えない聞こえない感じない漠然とした僕らの不安を隠喩しているのかもしれない。けれど被爆する瞬間のリアルさにはドキッ!とした。主演の渡辺一志がすごく良い。象徴的で啓蒙的な映画だった。

2011-09-10 19:07:42
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『ヒーローショー』(2010年 日本) ここ数ヶ月で久々ヒット。井筒氏の映画は今のところ『パッチギ!』共々抜群の満足度。無名俳優だらけの作品でこれだけ見応えのある作品は見たことがない。暴力シーンでR指定だけど、むしろ爽やかに見終えることのできる稀有な映画。映画好きは是非。

2011-09-08 04:20:52
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『イブの時間』(2010年 日本) 人間とロボットの心の交流と葛藤というありがちなテーマのアニメ。倫理に訴える系の作品は見るタイミングが大事だけれど、これはエンタメ要素ありで、いつ見てもそれなりに楽しめる作品。しかし人間型のアンドロイドとか、いくら可愛くても俺は恐い。

2011-08-28 02:14:45
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『ENTER The VOID』(2010年 フランス) 奇才ギャスパー・ノエ監督のとんでもなくサイケデリックな映画。舞台が新宿歌舞伎町。映像トリックにはただただ目を見張るばかりで、どうやって撮影してるのか全くわからん。ドラッグ、セックス、東洋思想に興味があれば是非(笑)

2011-08-27 02:52:39
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『童貞放浪記』(2009年 日本) 山本浩司演じる童貞くんの恋の物語。低予算単館系の映画とは思えぬほど、上質で上品なコメディという印象。いつもはちょい役が多い山本浩司の底力を見た。キャストも知名度低めながら良い芝居を見せてくれる。老若男女にオススメ。濡れ場あり。

2011-08-25 02:26:34
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『漫☆画太郎SHOW ババアゾーン(他)』(2004年 日本) 漫☆画太郎の作品を実写化するという、とんでもない暴挙。実写化すると輪をかけて(以下省略)。全く興奮しない下ネタや、無謀な展開での流血が見所。ちょい役ですごい人がたくさん出ている。お金の無駄すぎて笑った。クソ!

2011-08-23 04:32:33
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『グミ・チョコレート・パイン』(2007年 日本) サブカル系童貞映画のド真ん中。ケラリーノ・サンドロヴィッチファミリーをはじめ多数の個性派が出てて楽しい。時効警察ファンは特にミーハー気分を味わえる。久々に見た山本剛史に、観るの中断してプロフィール検索してしまうほど興奮。

2011-08-22 00:53:09
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『ベルヴィル・ランデブー』(2004年 フランス) 人物や小道具が極端にデフォルメされていてわかりやすい割に、内容は少し大人向けなアニメーション映画。前に観たフレンチアニメ『キリクと魔女』と同じく人の動きが独特で、画面に吸い込まれそうになる。音楽がすごく効果的。イイネ!

2011-08-22 19:06:48
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『母べえ』(2008年 日本) 戦時中の家族や恋人や兄弟に焦点を当てた映画は数あれど、これほど嫌味のないのは初めて。吉永小百合の演技と、母べえのえも言われぬ力強さには、ただただ涙が出た。あと浅野忠信が『ヴィヨンの妻』同様、近代日本という舞台にハマり過ぎでウケた。

2011-08-21 19:02:57