映画などの備忘録

少したまってきたので、ここにまとめてみる。その都度更新予定。
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Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『まほろ駅前多田便利軒』(2011年 日本)ウィキペディアには「痛快便利屋物語」と書いてあるが、はっきり言って痛快ではない。けど満足。松尾スズキ目当てで観たけど本上まなみに心を奪われた。自分が与えられなかったものを他人に与えることは難しいね。けど思ったより便利屋だった。

2013-01-14 03:51:46
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『劒岳 点の記』(2009年 日本)日本地図最後の空白「剣岳」を測量した柴崎芳太郎(浅野忠信)と仲間たちの実話。前人未到の頂に登頂するという陸軍参謀のメンツのために課せられた任務であったが、柴田は信念を持って地図作製に挑む。撮影期間約1年半が映し出す山のリアリティに絶句。

2012-12-12 06:00:08
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『TOKYO!』(2008年 仏日独韓)3編のオムニバスで東京を描く。加瀬亮、香川照之、石橋蓮司、蒼井優、大森南朋、妻夫木聡、竹中直人、でんでん等々、豪華な面子で送る、「理解不明」と言ったら誰かに「お前芸術わかんねえのか」と言われそうな映画。不思議なセリフ回しに感動した。

2012-12-06 06:35:09
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『自虐の詩』(2007年 日本)舞台は大阪の下町。ちゃっとあまりの掴み所のなさに絶句したが、いつの間にか笑ってた。嫌われ松子ばりのすごい演技を見せる中谷美紀が霞んで見えるほど、すげぇアジャコングに似てるなと思った中学生の、大人に成った役が実際アジャだったことに顎が外れた。

2012-11-29 07:13:31
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『セイジ-陸の魚-』(2012年 日本)内定が決まって自転車の旅に出た僕(森山未來)が寡黙なセイジ(西島秀俊)に出会う。人生の充実と、一生背負わなければいけない過去。誰もが現実に抱えざるを得ない心の矛盾を、幻のような物語で見せる監督伊勢谷友介の感性に頷く。PG-12指定。

2012-11-28 05:16:35
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『モテキ』(2011年 日本)ナタリーに入社してライターになった藤本(森山未來)がモテるっつーかなんつーかさー!!クソな配役!キモイ演技!つまらん設定!大嫌いな選曲!ヤマなし!オチなし!イミなし!下劣!下品!血も涙もない!・・・ごめん嘘。ノンストップで100点。くっそ。泣

2012-11-27 04:55:30
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『小森生活向上クラブ』(2008年 日本)いつも他人に小さな不幸をもたらしている人は、要するに2〜3人罪のない人を殺してるのと同じなんじゃないかというトンデモ系の発想によって、次々に処刑を下す小森課長(古田新太)のコメディ。これを観てスカッとする自分に気がつくのが皮肉。

2012-11-26 04:08:38
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『東京プレイボーイクラブ』(2012年 日本)大森南朋演じる喧嘩っ早い男が、旧友(光石研)の経営するピンサロに現れてドタバタする話。絶叫する大森氏がガチすぎて心拍数上がる。準主役の臼田あさ美が醸し出す雰囲気も良かった。あの人は不思議な素朴さがあるよね。光石氏は例の博多弁。

2012-11-23 06:17:05
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『人狼 JIN-ROH』(2000年 日本)第二次世界大戦後ドイツの占領下にある日本が舞台。押井守らしい相変わらずの難解な設定と言葉遣い。人物の感情を言動からでなく状況描写で表現するのは本当に上手い。目に込められた力強さと無情な戦闘シーンに息を飲んだ。PG-12指定。

2012-11-16 04:36:02
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『ももへの手紙』(2012年 日本)父が死んで瀬戸内の港町に引っ越した6年生のももと母親のいく子。そこで3匹の変な妖怪と出会うももの、波乱と成長の物語。家族の話はやっぱりダメだね。涙腺が千切れた。妖怪のイワが良い仕事をしていて、笑いや切なさを堪えきれないアニメ作品。良作。

2012-11-14 04:37:06
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫』(2011年 日本)新人編集者の武居と赤塚不二夫の物語。大真面目な昭和的くだらなさで殆ど笑えないのだけど、それが赤塚不二夫のリアルだなぁとしみじみ。赤塚の面影をどことなく持つ浅野忠信の好演もむなしく、金の無駄遣い。気持ちよい程にね!

2012-11-08 04:27:58
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『コクリコ坂から』(2011年 日本)昭和38年の横浜を舞台に、高校生の海と俊が繰り広げる愛と青春の物語、と言って片付けられない程の趣きと匂いが感じられる作品。ジブリ特有の大粒の涙を眺めながら、コピーの「上を向いて歩こう」が頭をよぎり胸を打った。あと、ガリ版切りたくなる。

2012-11-05 04:21:08
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『ブロウ』(2001年 アメリカ)60年代にマリファナのディーラーとして成功し、その後コカインの密輸で稼ぎまくった実在の男ジョージ・ユングをジョニー・デップが扮する。改心しようが元に戻ろうが父親だけはいつも理解者であったということが、この話を一層切なくする。とても良作。

2012-05-26 06:05:30
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『12人の優しい日本人』(1991年 日本)殺人事件の陪審員に選ばれた12人だが、全員一致で無罪だと思われた審議が何故かもつれまくる。友達にはなりたくない、性格も年齢もバラバラの12人が、次第に魅力的に見えてくる不思議。時代が変わっても色あせない人間の面白さ。三谷幸喜作。

2012-05-19 00:56:32
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(2011年 日本)賛否両論を巻き起こしたのが嘘みたいに、普通に良作だった。展開が早くて見応えあり。お約束もばっちり決められてまんまと泣かされた。野球はさっぱりわからんけど満足。石塚英彦グッジョブ!

2012-05-14 16:59:55
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『あぜ道のダンディ』(2011年 日本)ダサくて頑固で虚勢を張って、弱音を吐けない、素直になれない、頑張っても報われない。それでも尚すっ転びながら生きていく。それが男のダンディ。それが男の義務。光石研と田口トモロヲが見せるオジサンの哲学。気恥ずかしさと突発的な笑いの融合。

2012-05-14 12:10:52
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』(2011年 日本)なんとなく結婚した退屈な夫婦(竹野内豊&水川あさみ)が楽しい地獄に行く弱ドタバタコメディ。地獄が超異文化で結構すごいことになっていて思わず笑った。観た後はいい気分になる。あと、地獄で顔の青い橋本愛がとても可愛かった。

2012-05-12 15:32:43
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『人間失格』(2010年 日本)生田斗真が主人公と知って食わず嫌いを貫いていたけれど、勘違いだった。ジャニーズである彼と、主人公の「私」にはいくつもの共通点があるように思えたのは大きな収穫だった。映像全体に虚無感が漂っていて、悪くはない。太宰治版『モテキ』と言ってよい。

2012-05-08 01:51:01
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『127時間』(2010年 アメリカ)渓谷で滑落し、腕を岩に挟まれて身動きが取れなくなった登山家アーロン・ラルストンの実話。出発前に誰にも行き先を告げなかったことに気がついた時の絶望感がかなりえぐい。非常に衝撃的な内容で全身の力が奪われるけれど、深い深い感動がある。秀逸。

2012-05-07 03:20:26
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『かまち』(2003年 日本)17歳で死んだ山田かまちの「生」と「正」について。彼の思想を、現代社会が抱える問題の解決の糸口として無理に絡ませていたことが若干残念だったけれども、たくさんの問いを自分自身に発しながら正直に生きたかまちの姿があったので、概ね満足。創作メイン。

2012-05-06 13:56:58
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『ゲゲゲの女房』(2010年 日本)水木しげると妻の布枝が出会ってから現在至るまでのハートフルストーリーかと思っていたら全然違い、ほんの数年間の貧乏時代を描いた作品だった。現代の町並みの中に佇む昭和の2人や、さりげなく背景にいる妖怪達など、新鮮な味わいのある演出に心動く。

2012-05-06 02:54:27
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『あしたのジョー』(2011年 日本)原作ファンではないので矢吹丈が山Pというのは気にならなかった。ドヤ街の世界観の作り込み方と、目を見張るほど臨場感のある試合シーンは、見応えがあった。そして何よりも力石役の伊勢谷友介の減量が超やばいことになってて驚愕した。努力の映画。

2012-05-05 12:37:22
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『ストーリーテリング』(2001年 アメリカ)フィクション/ノンフィクションの2つ章に分かれているけど、どっちもフィクション。アメリカが抱える複数の差別が、特になんてことなく盛り込まれている不思議な映画。示唆に富み過ぎていて、示唆させる仕掛けがないので、ある意味で面白い。

2012-05-02 18:11:25
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『おとうと』(2010年 日本)早くに未亡人となった吟子(吉永小百合)、いつも酒によって大暴れする弟の鉄郎(笑福亭鶴瓶)にまつわる家族の物語。ジブリ映画のような情緒がある。鶴瓶の芝居が本当に素晴らしい。ダメな次男坊の姿を見て、冗談ではなく身につまされる思いがした。号泣。

2012-05-01 00:55:14
Kosuke Niki @nikikosuke

【映画】『サマーウォーズ』(2009年 日本)細田守監督アニメ。仮想世界OZがハッキングされたことで世界が大混乱に陥る。単に田舎の旧家での出来事なのに史上稀にみるスケールのデカさで物語は進む。広告からは想像できない激しさ。やっぱり母性とか連帯感はずるいよね。感動しないわけがない。

2012-04-30 04:35:51