東日本大震災と自然史系博物館 被災自然史標本の修復技法と博物館救援体制を考える研究集会 - セッション1 #311natmus #saveMLAK

2012年4月30日に開催された「東日本大震災と自然史系博物館 被災自然史標本の修復技法と博物館救援体制を考える研究集会」(ハッシュタグ #311natmus)のうち、セッション1までのつぶやきをまとめてみました。 2012/4/30 東日本大震災と自然史系博物館 被災自然史標本の修復技法と博物館救援体制を考える研究集会 (西日本自然史系博物館ネットワーク) http://www.naturemuseum.net/blog/2012/04/2012430.html おやくそく公開 続きを読む
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HAYASI Kozi @cozyforest

陸前高田市博物館の熊谷さんからも発言。貝類の黒化の原因は不明で、考古遺物の骨角器でも発生。過酸化水素水で白くはなるのだが、できれば使いたくない。 #311natmus

2012-04-30 13:39:14
Takeshi WADA @wadat1117

カビの種類で対策も変わるってのは、使うべき薬品が変わるってこと? 万能のカビキラーはあるけど、それはきつすぎて標本には使えないってことかな? RT @sakumad2003 カビの正体をきちんと追求しないといけないなぁ。それによって対策も変わる。#311natmus

2012-04-30 13:42:29
SEIICHI OKUYAMA @soku26

石田惣さん。「想定外」に耐える標本管理の重要性。丈夫な紙質のラベル、耐水性のインク、密閉性の高い容器。いざという時のための採集データのバックアップ(時代はクラウド?)。メモメモ。#311natmus

2012-04-30 13:44:36
HAYASI Kozi @cozyforest

平田慎一郎さん(きしわだ自然資料館)。後から参加。開発された水スプレー方式が有効だった。館内で店を広げて作業したが、宣伝効果もあった。方法として何が良かったか、良くなかったかの総括が必要。 #311natmus

2012-04-30 13:58:57
HAYASI Kozi @cozyforest

川端清司さん(大阪市立自然史博物館)。化石・岩石は現地で作業。標本自体のカビ・腐敗は心配ないが、ラベルが痛むので緊急性は高い。ラベルの腐敗・劣化・カビ。ラベル紛失標本については、現地で確認すれば照合できた。地質標本3200点余りを救済。 #311natmus

2012-04-30 13:59:44
HAYASI Kozi @cozyforest

川端清司さん(大阪市立自然史博物館)。重油に汚染されると洗剤で洗浄しても異臭が残る。紙ラベルはすぐに痛む。台帳・データファイルのPCが流出してしまい、ラベルが唯一のデータソース。 #311natmus

2012-04-30 14:00:53
HAYASI Kozi @cozyforest

川端清司さん(大阪市立自然史博物館)。軟質岩の場合、脱塩処理が必要だろうが、処理方法が見えていない。データのバックアップも必要。 #311natmus

2012-04-30 14:01:33
blackneko_a5 @blackneko_a5

今は、各標本で脱塩された方法のまとめ。脱塩はすべきか? →植物は各組織の水分量で。海藻を例に。 #311natmus 

2012-04-30 14:05:23
blackneko_a5 @blackneko_a5

博物館資料保存論という科目があるが、自 然系の博物館はこの分野が弱い。今後の研究が必要。 #311natmus

2012-04-30 14:07:30
Takeshi WADA @wadat1117

被災標本の処理として脱塩は必要かで、コメント複数で盛り上がる。剥製の場合は、むしろ塩水に浸けて防腐処理することも。一方で、潮解して水分を取り込んでしまうので、カビの原因につながるとの指摘。海水をかぶってる場合は、いったん脱塩してから、必要なら塩水に浸けるかな。#311natmus

2012-04-30 14:14:36
takibata @takibata

愛媛の小林さん:海藻押し葉を作っているが、昆布などの茶色の仲間は体の中の細胞が死ににくい。標本にしてもその部分に残った塩分が水分を呼び、カビが生える。果実、根元の厚いものは塩分が残っていると水を呼び戻してしまう。 #311natmus

2012-04-30 14:15:44
HAYASI Kozi @cozyforest

御巫由紀さん(千葉県立中央博物館)。脱塩処理については全科協ニュースに書いたとおり。イネ科標本がきたらどうしようかと思う。袋にくっついてしまった標本も救えなかった。 #311natmus

2012-04-30 14:18:25
HAYASI Kozi @cozyforest

小林さん(愛媛県博)。脱塩の必要性;海藻標本では、塩分が残っているとそれが水をよんでカビにつながってしまいがち。 #311natmus

2012-04-30 14:18:40
HAYASI Kozi @cozyforest

藤井伸二さん(総合人間環境大学)。脱塩の長期モニタリングは必要。台紙との化学反応なども必要。 #311natmus

2012-04-30 14:19:28
. @vanishingsharp

ツイートされてる方の意見が非常に参考になる 脱塩って難しい、毛皮とか肉の保存って塩漬けだよな……#311natmus

2012-04-30 14:19:46
HAYASI Kozi @cozyforest

岡山理大。剥製。塩水で洗うのは防腐処理の過程にある。 #311natmus

2012-04-30 14:19:55
HAYASI Kozi @cozyforest

半田(日本博物館協会;たばこと塩の博物館)。塩化ナトリウムだけならまだしも、海水は他の塩分があり、より潮解性が高い。 #311natmus

2012-04-30 14:20:17
HAYASI Kozi @cozyforest

佐久間大輔さん(大阪市立自然史博)。脱塩してナトリウム反応がなくなったというのは、先日出た本に出ていた。数値ではないが。カビはエタノールで出る種類もあるらしく、調査中。 #311natmus

2012-04-30 14:20:41
HAYASI Kozi @cozyforest

怖い黒カビも発生。アルコールでは死滅しない。東文研ウェブサイトで確認してほしい。 #311natmus

2012-04-30 14:20:58
HAYASI Kozi @cozyforest

佐久間大輔さん大阪市立自然史博)台紙を見切り、ラベルだけ救うという処理。イネ科・セリ科は難しかった。 #311natmus

2012-04-30 14:21:33
HAYASI Kozi @cozyforest

大原昌宏さん(北海道大学総合博物館)。手法のとりまとめは自然史系全体で世界に発信したい。 #311natmus

2012-04-30 14:21:59
HAYASI Kozi @cozyforest

石田さん。アメリカにSPNHCという会がある。レポートが欲しいと依頼された。翻訳もしてくださるという提案。検証までなくても方法の記録でも。 #311natmus

2012-04-30 14:22:25
. @vanishingsharp

自然系としてできる資料保存とはなんなのか 古文化財は確保されているだろうし、おそらくうちの大学の資料保存論は文化財ピックアップ講義 #311natmus

2012-04-30 14:24:49
N. Tomioka @PapaTomy

熊谷さんが発言した、カビ(スタキボトリス属菌)の問題は以下の東文研のウェブに紹介があります。皆さん気をつけましょう! http://t.co/kHCGmteB #311natmus

2012-04-30 14:34:50
blackneko_a5 @blackneko_a5

#311natmus セッション1のきしわだ自然資料館のケーブルテレビ「テレビ岸和田」の取材記事。(ママのブログ2ーテレビ岸和田)「前高田市立博物館の標本を 救済せよ」http://t.co/vz6qiByr 

2012-04-30 14:48:28
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