上田上葉さん - 「魂の脱植民地化」を読み解く
また『ハラスメントは連鎖する』の執筆の分担ということでは、1~3章・8章が安冨さん、4~7章が本條さんとなっているが、私の印象では、本條さんの方が論述の展開は堅実で、安冨さんは連想に従って次々と自由奔放に論を進めるという違いがあると思っている(笑)
2012-05-07 09:04:30一例を挙げる。『ハラスメントは連鎖する』では、責任とは何かについて、「呪縛に掛けられた状態とは、この「無責任」な意思決定ができていない状態を指す」として、たとえば植木等演じる無責任一代男のような姿勢が称揚されている。しかし、それを可能にしていた戦後復興期という背景は考慮されない。
2012-05-07 09:04:49植木等の無責任男のようなことが、現在の供給力過多の労働市場で可能かどうかは検討されない。『ハラスメントは連鎖する』では、社会的な「呪縛」も個人的な「呪縛」から自らを解放することの延長線上で解消されると見て、「無責任」に振舞うための条件が社会的に規定されているとは考えないのである。
2012-05-07 09:05:12東京大学教授という社会的に安定した立場では、たとえ「無責任」に振舞ったとしても、失職のリスクについてはそれほど気にしなくても済むのかもしれない。しかし、非正規雇用という立場で、もし安冨さんがいうように「無責任」に振舞ったらどうなるだろうか。ことはそんなに簡単でないはずである。
2012-05-07 09:05:35要するに、ここでも重要なのは“溜め”の大きさの違いである。「“溜め”というのは、人を包むバリアーのようなもの」である。この大きさを見ずに、「無責任」になれといっても、それは到底無理な話である。マリー・アントワネットのようなことをいわれても、多くの人は途方に暮れるだけである。
2012-05-07 09:05:56早川由起夫
ネット上で福島県の農家をサリンをばらまいたオウム信者呼ばわりして、訓告を喰らっている某群馬大学の教授がいるが、それは“溜め”が大きいので、その程度で済んでいるというだけの話である。そしてその“溜め”は彼自身が所有しているのではなく、社会がそれだけの“溜め”を付与しているのである。
2012-05-07 09:06:17嘘だと思うのなら、群馬大を辞めて、民間企業に就職し(雇ってくれる会社があるか知らないが)、同様のことを職務中にやってみればいいのである。こうした社会から付与された“溜め”の大きさをまるで意識することなく、他人にのみ「自己責任」を厳しく要求するのが、この早川由紀夫という人物である。
2012-05-07 09:06:37「なるほど!だから早川さんの被災地への愛は、あんなにも激しく、そしてあんなにも厳しいのか。イイ女の放射能汚染は、オスには生理的に許せんな。精神を去勢された弱虫さんのオスは、唯々諾々と「大したことない」と言う。」http://t.co/Y4kRsDpC
2012-05-07 09:06:57「もうひとつ、早川先生の「きつい発言」には深い愛を感じます。溢れる愛が「攻撃」に見える言葉になる。早川先生の発表があったら、千葉さんの「真の愛を受けるにふさわしい人のために」をぶつける予定をしていました。次回ぜひやりたい。」http://t.co/BcpL1SEV
2012-05-07 09:07:13@HayakawaYukio 早川先生の歌「君には私の愛が迷惑だろうか、仮面などかぶらない私の愛が。私の愛は平和の芸術。君には私の愛が迷惑だろうか、人類に想いを馳せる私の愛が、私の愛は年齢に応じた芸術。君には私の愛が迷惑だろうか、若さゆえの私の愛が。私の愛は高潔な芸術。」
2012-03-31 09:51:01……え、これを早川由紀夫教授が歌うってこと? 『なぜベストを尽くさないのか』に載ってる上田次郎のポエム「★君が私のことを好きだということは私もすでに見抜いていたよ」かと思ったわ(笑 http://t.co/sgt3wYsS
2012-05-07 09:08:11"君と初めて出会った時、私の目から幾千の星屑が飛び散った。君と初めて出会った時、私は君から5枚のコインを受け取った。君と初めて出会った時、私は君と一晩過ごすことを決心していた。君と初めて出会った時、私は持っていたそばつゆを股間にぶちまけた。"(『なぜベストを尽くさないのか』)
2012-05-07 09:08:34"そんな君が、そんな君たちが、この私の愛を拒むなど、そんな行動はどう考えても不自然だ。そう、そんなに照れなくていい。ほら、そんなに恥ずかしがらずに。君が私を愛する気持ちを、私もすでに見抜いていたよ。"(『なぜベストを尽くさないのか』)
2012-05-07 09:08:55「早川さんは厳しい。発言者を対等に扱えば、その発言に対して、忌憚なく、厳しい言葉を向けることになる。それだけのことだろう」などといっているのは、早川由紀夫教授の自慰を手伝っているのである。「悪意とは、自分の都合しか考えないということである。」(『ハラスメントは連鎖する』)
2012-05-07 09:09:35去年、ある人が私にいったこと。早川信奉者は暴言にも“優しさ”を見いだしてしまうのです。自分に向けられた言葉でないから。「もちろん、すべては「お前のためなんだから」という言葉で正当化されるのです。」(『人はなぜ憎しみを抱くのか』)
2012-05-07 09:10:07